魔法少女アイ外伝 魔法少女メグ⑨~陶酔~

9 陶酔

 しゅるしゅる、と、絹地れの音が小さくこすれている。
 メグは、衣服を身に着けるために用意された部屋で、耕一郎に渡された服に着替えていた。
 まっさらな生地は手触りがよく、その表面の装飾をなぞると滑らかに指先が滑る。襟元のモフモフした部分や男に媚びるような模様が、女を強調している。
 純白の上衣は、胸元がぱっくりと開いている。下半身を隠すブラウンのミニスカートは極端に短く、少しの合間も挟まずに性交を繰り返すメグの、ムチムチの太ももをほとんど付け根から見える状態にしていた。
 メグは、期待に胸を弾ませつつ、ふぁさ、と髪をなびかせ、大きい鏡の前に立った。
「……これが、私……」
 ルージュの覆う桜色の唇が、うろたえたようにまろむ。ごくり、と、興奮に粘ついた唾液を呑みこみながら、鏡の中の自分を改めて観察した。
──こんなの……似合うわけない……はず、なのに……♡
 メグは鏡に手を伸ばす。強制的な輪姦交尾を重ねても、張りと艶を失わない肌が、次に訪れる肉の欲望に挑むように、すぐさま潤みを取り戻し、張りつめ始める。
 首から胸は、女らしい丸みを帯びたラインを描き、ほんのりと桜色に染まる素肌を空に晒している。ほっそりとした鎖骨、胸元の谷間はくっきりと浮かび、性欲の喜びを感じさせられるまろやかなその輪郭は、男を惹きつける魅惑の肢体であった。
 下半身を覆うスカートは、清楚にふんわりと広がっている。膝上あたりまでを覆うスカートを身に着けたメグは、すぅすぅと涼しい太ももあたりに、違和感を覚えていた。
 メグに残された理性を、激しく荒れ狂う欲情があぶり立てる。ケダモノのようなセックスするために準備している自分が、とんでもなく下劣な存在に思えて仕方がなかった。
──この格好……まるで、犯されるためだけの、服……
 じんわりと、下腹部が熱を帯び始める。さっきまでの行為の余韻、だけではない。男の性欲を昂らせる服を、自ら進んで身に着ける……これが、これほどまでに気持ちを高ぶらせるということに、メグは酔いしれていた。
「この格好……ステキ……♡」
 まさしく男に媚びるための衣装だ。少し体勢を変えてポーズをとってみると、豊かな乳房がたぷんと揺れる。ロケット型に前に突き出たメグの巨乳は、少年や触手に好き放題に揉みほぐされ、嬲られ、すい立てられても、美しいハリを保っている。
 調教の成果で常に快楽が流し込まれ続けている乳頭は、今もつぅんとその身を立ち上げ、衣装に二つのポッチを浮かべていた。
 半袖から延びるほっそりとした腕、スカートから延びる足は、すらっとしたスタイルを保っている。もっちりもち肌の素肌が、部屋の光を浴びて誇らしげに美白を輝かせている。
メグは自分自身の身体であるにも関わらず、鏡の中の自分に目を捉えられてしまっていた。
「あぁ……♡ メイド服で、セックスするの……? 犯されまくっちゃうの……♡」
メグの強気だった瞳は、とろんと蕩けたように、まろやかな垂れ目のカーブを描いている。
 きりっとした強気な表情はエロスに満ち満ちており、ほっそりとした顎のライン、ぷくっと浮いた唇も、欲情を浮かべていた。
「そろそろ着替え終わったかい?」
 うっとりと自らの姿に見とれていたメグの意識に、待ちかねていた声が入り込んできた。
「は、はい♡ 着替え終わりました♡」
「へぇ、最初はどうなのかなって思ったけど……なかなか似合うじゃないか」
「ありがとうございますッ♡」
 メグは、陶酔の表情で喜ぶ。セックスを想起させる言動全てが、メグの肉欲をあぶりたててくる。
「すごくかわいいよ。こういうテイストのメグもいいね」
「はぁん……♡ うれしいッ♡」
 露出度の高いメイド服に身を包んだメグは、まるで本当に主人に媚びるメイドのような従順さで、年下の少年に頭を下げ、感激する。
 凌辱への欲情と期待に、目がランランと輝いている。
 口から舌を伸ばし、唇を舐める。舌なめずりし、耕一郎の股間のオス棒を凝視する。
 耕一郎の後ろに並ぶ四人の少年は、それを見て下劣に笑む。
「メグ先生ッ! お、お、オッパイでっけー! たっぷたぷじゃねーか!」
「お尻も、で、で、でっけー!」
「もみもみ、しし、してやるよぉッ」
「ああああー! やわらけー! ずっと揉んでてぇー!!」
 少年たちはわらわらとメグにのもとに群がり、そのむちむちの身体をもみほぐし、撫でまわす。メグのすべすべの肌は、あっさりと歓喜に乱れ始めていた。
ちゅっちゅっと少年たちの手のひらに吸い付き、乳と尻の肉は少年の手のひらを深く埋め込ませる。
胸と尻は形が大きく変わるほど揉みまくられても弾力を失わず、鮮やかな若い女の瑞々しさを誇っていた。
 メグは体にみなぎる魔法少女の力を、全て性交の為に使っていた。女の肌の艶とハリ、うるおいに満ちた全身のムチムチ具合、それら全て、メグの生命力によって築き上げられたものだ。性交凌辱されることに全てを捧げたメグは、もはや性欲の家畜であった。
「さぁ、こっちに来るんだ」
 耕一郎がメグの手を引き、部屋の中央にあるベッドへといざなう。
「あぁ、おチンポ……♡ はやく、はやく、おチンポ、チンポ♡ チンポ、くださいッ♡」
 そこに、鬼神と呼ばれた戦闘の第一人者、魔法少女メグは、もういない。
 浅ましい性欲に飲み込まれた、一匹のメスがいるのみであった。
「おら、メグ先生! チンポめぐんでやるよ!」
「こっちもぉ!! こっちもだあぁぁ!!」
 ベッド中央にしゃがみこんだメグに、少年たちがとびかかる。
 我慢しきれなくなった少年が二人、ズボンの前開きからとがった肉の柱を取り出した。
 小さい体躯に見合わない、長く伸び上がった肉塊は、ウジュウジュと粘つく液体をまぶしながらうねる。
「あぁん♡ 触手チンポぉ……♡」
 メグはしゃがみこみ、二本のチンポを目の前に手繰り寄せる。
 顔面に突き立てられたオス棒は、過去の戦闘で引きちぎったことで異形のものと化した後に触手、タコをそれぞれ取り込んで凶悪化した悪魔のチンポだ。
 うねうねとうねり狂い、メスの匂いを探るヌメヌメの触手は、メグの匂いに誘われるようにしてメグのスカートの中に伸びていった。
「チンポ鍛えてママと全力で愛し合うんだ!! メグ先生は真心こめて、俺のチンポにおわびしろよッ!!」
「ドビュドビュ出して強いチンポにしてやるんだぁああああッ!! あぁぁぁ!! ママあぁぁぁ!! ママ、ママあぁ!!」
 性行為の時の理性を失った少年たちは、もはやメグを射精するための肉としか見ていない。愛する母親をその向こうに透かし見る少年たちは、メグに一斉に群がる。
メグの太ももを強引に割り開く者、メグの頬がへこむほどに肉棒を押し付ける者など、メグは性の汚辱にまみれ尽くす。
メグは、少年たちに押さえつけられ、ベッド上にひざまづく。
その傍らに、、耕一郎が近寄った。
「さて、まずは初めに、メグの唇で気持ちよくしてもらうよ」
 耕一郎は、メグの目の前に股間を近づけ、ズボンのチャックからチンポを取り出す。肥大化したチンポは、触手の力を同化させ、斜め上に反り返りそそりたっていた。
 力強すぎる雄生殖器に、メグはあっさりと屈して、うっとりとその欲の棒にほおずりした。
「はぁんッ♡ わかりましたぁ……♡ はむぅッ♡」
 メグは、大喜びでその突き出たモノを口に含む。左右両手にチンポを握り、右手のチンポに思い切りむしゃぶりつく。
 カリ首に唇をぴっちりと巻き付け、つるつるの亀頭を舌先で舐める。
「じゅぼッ♡♡♡♡ じゅるりゅッ♡ じゅるっじゅるッ♡ じゅぼぼぼびッ♡」
 下品な吸引音を立てながら、メグは少年チンポを猛烈に吸う。亀頭が張りつめ、触手の力によって強大化した雄棒を、何の問題もなく飲み込み切っていた。
「ちゅるちゅるるんッ♡ ちゅっちゅッ♡ ちゅるるんちゅるるッ♡ じゅっぽじゅっぽじゅぽっじゅぽッ♡♡♡♡」
 真心のこもった強烈吸引に加えて、頭を前後に振り立てて強くしごきたてて擦るメグの動きは、娼婦もかくやという技巧だ。耕一郎のチンポはメグの口の中で雄々しく伸び上がるものの、メグはきっちりと根本までしごきたてる。それに加えて、両手を駆使してタマ袋ももみほぐしている。これは耕一郎の快楽をゆったりと膨れ上がらせていた。タマ袋はシワがなくなるくらいにパンパンに張りつめ、子種汁で膨れ上がらせていた。
──こんなタプタプのタマタマなら、きっとドロッとしたチンポ汁が出るわ……♡♡
 しゃぶりたてながら、すっか陶酔に陥ったメグは、濃厚精子を懇願しつつ唇でチンポに奉仕を続ける。
 情熱的なフェラチオは、ねっとりじっくりと続く。
 肉竿に浮かぶ筋を舌先でレロレロしつつ、唇表皮で熱心にしごくメグは、チンポ中毒になったかのようだ。
「上手だよ、メグッ」
「じゅっぼじゅぼぼぼびッ♡ じゅぼじゅぼッ♡♡ じゅぽじゅっぽじゅぽっじゅっぽッ♡♡」
 柔らかい唇が緩急をつけてしごきまくるのと同時に、丹念な舌使いでなめしゃぶりまくるその動きは、恋人に誠心誠意尽くす雌である。
「ふふ、まるで恋人同士じゃないか? メグ、僕のものになれて嬉しいかい?」
「う、うれひ、れすッ♡」
「ふふ、しゃぶったまましゃべらなくていいよ。チンポ味に集中するんだ」
「ふぁいッ♡」
 メグは命令されるまま、むしゃぶりつく強さを引き上げる。
「んじゅぶッ♡♡♡♡ じゅぼぼぼぼびぃッ♡♡♡♡ じゅぼぼぼッ♡♡♡♡ ちゅるちゅるるるるッ♡ ちゅるろッ♡ ちゅうぅぅぅぅー♡ じゅっぶじゅっぶじゅっぶじゅっぶ♡♡ じゅぶじゅぶッ♡♡♡♡ ぶぼぼッ♡ ぶぼぼぼぼびッ♡♡♡♡」
 いくら勃起力が強烈とはいえ、少年ペニスだ。メグの技巧と思いやりを込めた唇奉仕に、耕一郎はせりあがってくる快楽の塊を、押しとどめきれなくなってきていた。
 雄棒の根本が、どくどくと脈動を始める。それをいち早く察知したメグは、頭をぐりゅんぐりゅんと回すようにしながら、射精前最後の唇奉仕にしゃぶり出る。
「じゅっぽじゅっぽ、じゅぼぼぼぼぼッ♡♡♡♡ じゅぼぼぼぼッ♡♡♡♡ ぼびびびびッ♡♡♡♡」
 吸い上げる力を最大にしつつ、チンポを思いっきり搾り上げる。
 たまらず、耕一郎はのけ反った。
「あ、ああ……メグ、そろそれ射精するよ。出るよ、出る、出そうだ……あぅぅあッ!!」
「ん、ん、ん、ん……んんーッ♡♡♡♡」
 ぶびゅるるるるるーッ♡♡
 濃厚雄汁が、メグの口の中に濁流となって注ぎ込まれていく。一発目の精子は、特に濃厚だ。それも、ご主人様の耕一郎の精液……メグは、脳みそがとろけそうな錯覚に陥りつつも、精子を飲み下していく。
「んぐ、ごくッ♡ んぐ、んぐぐぅン……♡♡ ん、ん、ん、ん……んんー♡♡」
 大量精子は粘々に口の中を蹂躙し、青臭い匂いが喉の奥や鼻の中にまで届く。メグは精子を飲みながら、口の中で白濁液の固まりをつくり、転がす。じっくりたっぷりと味わうために、舌なめずりしながら、肉奴隷にしてもらった感謝を自らにしみこませていくのだ。
「お、おぉ……メグ、いい吸い付きだったよ」
 耕一郎の勃起からの射出が終わる。終わった後も名残惜しそうにチンポに吸い付いていたメグだが、最後に二度ほど根本からチンポを搾り上げると、チンポから口を離した。
「じゅぼぉんッ♡♡♡♡」
 ワインのコルク栓を開けた時のような音が響き、メグはピンク色の唇をテラテラと輝かさせながら、陶酔の表情にへたりこむ。
 メグは精子の味を覚え込まされていた。今日の味は、特に濃かった。あまりにも美味しかったため、一滴も残さずに吸い尽くした。それでも満足できない。耕一郎の精子は着火剤のようにメグの身体の奥に流れ込み、まだ眠っていた欲望を探り当て、メスの本能を呼び起こす。
「はぁぁん……♡♡ 精液を飲んだら、体が熱くなってしまいました♡♡」
「はは、仕方ない子だ、メグ。僕が合図するまでおねだり禁止の約束だったろう?」
ゆらぎの力を手に入れ、強大化した少年たちの凌辱劇は、もう何か月にわたる。メグは本格的に犯され続けていた。性交していない時間がほとんどない……
「はい♡♡ でも、精液を飲んじゃったら、そんなの我慢できないくらいに火照ってきちゃうんです♡♡」
「そうか。それじゃあ仕方ない。お仕置きの時間だよ、メグ」
 耕一郎は、そのあどけなさの残る顔に、邪悪を染め上げていた。
「は、い……♡ 耕一郎、くん♡」
 肉欲獣に屈服することを選んだメグは、メイド服ごしにもわかるムチムチボディをさらけ出していた。体の線が布越しにも浮かび、なだらかで女っぽい曲線が、オスの欲望を掻き立てる。
「おらおら、メ、メグ先生よぉッ!! 耕一郎くんばっかにサービスしてんじゃねーぞぉ!!」
「お、おれれれれ、たちだってぇ、メグ先生、くいてーんだよッ!!」
「はぁぁん♡ ごめんなさい♡ みんなにいっぺんに、食べてもらえたらよかったのにッ♡♡」
「そうだよッ!! みんな仲良くしてーんだよ! どうしてッさせてくんねーんだよッ!!」
「はぁぁん♡ ごめんなさいね♡ すぐにッ♡ おわびしますからぁッ♡」
 メグは、耕一郎にまたがり、ペニスを手に取った。お尻を浮かせて、屹立した肉棒先端に乗り、結合の準備をする。
「ん……太い……♡ ふあ……ふあぁぁぁ、あぁぁぁぁぁッ♡♡」
 指でぱっくり広げた膣穴に、耕一郎の先端が入り込んでいく。広げ切ったにも関わらず耕一郎の邪悪ペニスはメグの入口をがばっと広げる。
「ひわあぁぁぁぁぁ♡♡ メグのマンコッ♡♡♡♡ ひ、ひろがりきっちゃ、うぅぅぅ♡」
 黄色い悲鳴を上げ、メグは髪を振り乱す。耕一郎はお構いなしに、メグの穴をこじ開け、自らの陰茎をぶち込む。
「はぁぁん♡ 入ってきたぁ♡」
 ごりごりごりごりッ!!
 そんな音と共に、メグの性器の中を、耕一郎の超肥大化した肉塊が侵入していく。
「はおぉぉぉぉッ♡♡ まだッ♡♡ ほぐれきってないのにぃ♡♡」
「僕はメグのご主人様だよ? メグの都合なんて知らないね」
「は、はいッ♡♡ おっしゃる、とおりに、しますぅッ♡」
「おおおおお、おれ、俺もしたいぃぃぃ!!」
「おれれれもぉぉぉぉぉ!! 俺もセックスしてぇ!!」
 待ちぼうけを食らっていた少年たちが、メグの身体に張り付く。もはや我慢などできそうにない、というように、巨大化ペニスをメグの尻たぶに押し付け、こすりつける。
「焦らないで♡ あなたたちには、こっち……♡」
 メグは、自ら尻を持ち当て、可憐にすぼまった穴を見せた。
 大好物のアナルだ。
「メグの一番の穴、捧げます♡ 好き放題に犯してください♡」
 自ら尻の割れ目を広げ、入れやすいように穴を収縮させるメグは、もはや女戦士の面影もない。セックスに酔いしれる雌猫だ。 
「ん、はぁ♡ ぶっといチンポ♡ ビキビキぃ♡」
 もうどうでもよかった。
 チンポを咥え、しゃぶり、味わう。恥垢の溜まった、くっさい子供チンポが、愛しくてたまらない。メグは舌を伸ばし、片方のチンポ先端を丹念に舐め上げる。
 棒キャンディーのようなそれを、根本から舌先で舐め、唇で吸い立てる。時おりちゅっちゅっと音を立てて吸う。少年の勃起は喜びに震え、あっという間に射精の予兆を見せ始める。
「おお、おおおぉぉぉ、俺もう出る!! 俺、もうでそうッ!!」
「お、おれれ、も、でるぅッ!!」
「俺、しゃせい、しぞぉぉッ!!」
「で、で、で、で、でちまうよぉッ!!」
 メグの濃厚おしゃぶりと、ねちっこい手コキ、そしてアナルのすぼまりのきつさで、少年たちは射精へと導かれる。
 耕一郎は下から突き上げていく。にじゃ、にじゃ、と音が立ち、メグの身体が奥の奥まで貫かれていく。
 耕一郎は、痙攣を繰り返して射精の直前まで追い込まれたペニスを引き抜いた。
「さ、メグ。準備するんだ」
「は、はい♡」
 メグは上半身を弓なりにそらし、仰向けになる。
 そのメグを取り囲むように、少年たちは肉竿を掲げ、メグに向けて狙いを定めた。
メグは少年たちの一斉射撃に備えた。たわわな乳を覆う上衣を、少年たちは勢いよくはぎ取る。ぷるん、と零れ落ちた乳肉が、仰向けになっても形崩れすることなく、天井に向けて、たぷんと盛り上がる。
 耕一郎たちは、子供とは思えないほどの力強さで、ぼごごぉん、と膨れたチンポをメグに先端を向ける。それは他の少年も同様だった。
仰向けのメグに狙いを定める、五本の肉の槍……それが、びくびく、と震え、やがて、雄たけびと共に爆裂する。
「うあぁぁぁぁぁーッ!!」
「うおおぉぉぉーッ!!!!」
「きゃあぁぁううぅんッ♡♡」
 びじゃじゃじゃじゃじゃッ♡
 そんな音と共に、少年たちの汚辱汁が、メグの身体にぶちまけられる。
 肉筒から放たれる精子の雨は、メグをあっという間にドロドロに塗りつぶしていく。
 毎日のように行われる染め上げの儀式……
 ねっちょねちょの白濁液が、メグの乳、顔、お腹、腰、太もも……全てを白く塗り上げ、染め上げていく。
「あぁん……♡♡ すごい匂い……嬉しい……♡♡」
 すえた匂い、くさいオスの匂いに包み込まれたメグは、ドロドロの海に沈みながら、半ば意識を喪失していた。
 メグは、うつろな意識の中、身もだえする。その最中、体にまとわりついてくるものに気づいた。
「あはぁん……♡ 触手ぅ……♡♡」
 触手はメグのしなやかな手足に絡み、お腹から胸周りに巻き付く。うじゅるうじゅると汁を吹きこぼしながら、汗と汁を触手内に吸収し、その身をぶくぶくと肥大化させていく。
 タコの化け物も同様だった。硬くとがった八本の足の先端を尖らせ、メグの生殖器を汚す汁を吸い取っていく。そして、毛の一本一本を丹念に吸い上げ終わると、やがてその先端を膣口の縁に円の軌道で沿わせ始める。
 メグの全身を絡めとる触手、そしてタコは、ぐったりとしたメグの肢体を持ち上げ、強制的にあぐらをかくような姿勢を取らせた。
「あぁん♡ ちょっと休ませて♡」
 メグはぐったりしながら懇願する。
 その言葉を否定するように、タコはゆらゆらと、粘膜にまみれてべっとりとした膜を張る足を、メグの前に突き付けた。先端がゆるいカーブを描き、ぬらぬらと液を垂らしている。
 生々しい光景に魅入られたように、メグはそのタコの足に顔を近づける。
「んふ……♡ こんなのぉ♡ 見せつけられたらぁ♡ 狂わない女なんて、いないわよぉ♡」
 愛しい肉棒に、感謝のほおずりをする。粘ついた汁が糸を引き、メグの顔に汁を擦り付けてくる。が、そんなことはもう、メグには気にならなかった。むしろ、汚されていくことで、主人への忠誠心を楽しんでもらえるような気がして、ふつふつと淫欲が湧き上がってくる。
──奉仕したい……気持ちよくなってほしい……そしたら、もっと気持ちよくしてもらえるから……♡
メグは、タコの足に口づけをする。美しい形を保ち女の色香を形作る唇表面が、緩やかに笑みの形を保ったまま、ごつごつとした表面に吸い付く。
舌を伸ばして筋をなぞる。それは、服従の意志の証だった。最初は恋人とのキスを楽しむようなついばむ口づけだったが、やがて熱が入ってきたのか、メグは頭を縦にうごかし、舌全体を使ってタコ足の表面をべろーんと舐めまくっていく。
ちょっとしょっぱい味が、メグの唾液と混ざって喉の奥に流れていく。
 触手はメグの性欲が高まり始めるのを感知したのか、じゅるじゅると音を立てながら豊かな乳房に巻き付いていく。乳を搾り上げるように、根本から円形に巻き付き、乳頭まで緩やかな円錐の形をつくる。
 とくん、とくん、とメグの心音が早まっていく。
「あぁ、また乳首……♡」
 きゅりゅ、くりゅ、とざらついた触手表面が、乳首をなぞる。メグの乳首の感度の高さは、もはや知り尽くされている。乳首をコロコロと転がされ、肩を震わせるメグは、両乳首の快楽に何度も悶える。
 乳首がツンと立ち、生意気そうに快楽を求める。それに応えるように、触手が巻き付いてきた。
 小さなピンク色の二つの突起、それが、吸盤を何個も装備したタコの足に吸い上げられる。
「くぅん♡ あぁ、はぁぁん♡ あ、乳首、すご……あはぁぁあん、きもちいいよぉ♡」
 触手はねっちょりと乳首をしごく。過敏になった乳首は固くしこり、屹立したピンクの突起がぷるぷるに揺れる。揺れるものを確認した触手は、それに反応し、巻き付きながらごりゅごりゅとしごき、吸引する。
 メグは肩甲骨を寄せ、肩をすくめながら、こみあげてくる女の歓喜にみをよじった。
「ひあぁぁ♡ またイくッ♡ 乳首でッ♡ あぁッイくぅッ♡ イくイくイくイくッ♡ 乳首でイくうっぅぅぅッ♡♡♡♡」
 メグは、大きく背筋をのけぞらせ、天井を見上げる。両方の乳首をツン立ちさせながら、先端をくすぐる粘々触手の吸い付きに、メグはうっとりと絶頂余韻に浸る。
乳首絶頂……それも、人間ではない、よくわからない生命体に、蹂躙されている。それが、メグの残った理性を焼ききった。
──もう、なんでもいい……♡ きもちよければ、なんでも……♡
 少年たちは連続射精により、疲れ果てた体を横たえる。こうして少年たちが休んでいる間も、メグは触手によって前後の穴をふさがれ、えぐりまくられる。
 メグは堕落しつくしていた。
「あひいぃぃぃぃッ♡♡ 触手が奥まで、きちゃってるぅッ♡♡」
 セックス地獄に陥った魔法少女の、成れの果て。
ゆさゆさと全身が上下に大きく跳ねて、猛烈な勢いのピストンでメグは乱れ狂う。
 怪物に抱きすくめられ、まるで恋人同士のようなセックスになった時、メグは屈辱や嫌悪よりも、溶けるような快楽と、愛しさを胸に広げていた。
 セックスするのが、メグの、生きる目的なのだ。セックスして、気持ちいい粘膜をこすって、中をかき混ぜられ、飛ぶような快楽に満ちる。それが、女として生まれた意味。
 メグは、そんな考えに染め上げられていく。
「あひッ!! あひぃぃッ♡ ずんずんってッ♡ されるのッ♡ すきッ♡」
 トランポリンに乗っているかのような弾み方で、メグはハメられる。
 タコの吸盤は、変わらずに乳首をちゅうちゅうと吸いながら、乳輪から乳首、そして乳房全体を吸引している。
「あ、あ、あ、あ、あうぅぅぅあ、あぅぅぅぅぅ♡」
 メグは、次の絶頂が上り詰め始めているのを感じていた。もうすぐそこに、次なる絶頂が、襲い掛かってきてくれる。
 メグはそれを全身で受け入れる体勢を整わせた。抵抗することなんかない。だってこれは、とても気持ちよくて、ステキなことなんだから。
 メグは、身を完全にゆだねた。
 それが来たのは、こりゅ、と両方の乳首を転がされ、膣奥をゴリゴリとえぐりたてられた時だった。
 どくん!! と、メグの身体に雷撃が駆け抜ける。
「あぁぁぁぁぁーッ♡ あぁぁぁぁううあぁーッ♡」
 膣肉、そして尻肉が、ぱっくりと開く。今日、何度目かの、強制絶頂だ。
「ひあぁぁぁぁぁもうダメッ♡ もうダメッ壊れるッ♡ あたし壊れちゃうッ♡ イくッ♡ イくッイくッ♡♡ 気持ちよきすぎてッしんじゃうぅぅぅーッ♡♡♡♡」
 嬌声がむなしく響き渡り、メグは、びゅくん、と背筋を張りつめさせ、上り詰めた。
 目を裏返し、天井を見上げ、パクパクと口を開け閉じするメグのその瞳にはなにも映していない。一匹のメスが、絶頂に上り詰めた快楽に、浅ましく酔いしれる姿だけがあった。
 ばぐんッ!!
 触手が、メグの中で膨れる。つぼみが花を咲かせるように、うぞうそとした触手が、メグの膣内を探る。それはメグの中にある養分を吸収しようとするうごめきだった。
 絶頂直後の女の中は、触手にとって旨味たっぷりだ。ちゅうちゅうと、メグの中にある欲情のエナジーを吸い立てる。メグはピクンピクンと小刻みに震えながら、中をかき回す異物の動きに、うっとりと酔う。
「わ、わた、し……♡ 女に生まれてきて、よかった……♡♡」
 メグは、歓喜に全身をぶるぶると反り返らせ、瞬時も収まることのないエクスタシーの波に、脳を燃やし尽くすのであった。

「やっと見つけた……!!」
 メグの連絡が途絶えてから数か月、アイと秋俊は、メグが潜伏していた場所の近くをしらみつぶしに探していた。そして、ようやくメグが教師として勤務していた塾から遠く離れたところにあるマンションを見つけたのだ。
 この付近で、最近、不審な事件が多発している……そういう話を聞きつけて、ようやく見つけたのだ。
 そうして辿り着いたマンションの最上階の一室、その部屋の前に来たアイは、うっとうめき声をあげた。
「ど、どうした?」
「こ……の……部屋……これ……!」
 アイはたたらを踏み、扉を開けるのを躊躇してしまう。
 なんという瘴気……おぞましくも汚らわしい空気が、べっちょりと肌にまとわりつき、張り付いてくるようだった。
 ただ立っているだけなのに、この嫌悪感……!
 アイは、身震いした。
 この異常なまでの生理的嫌悪感、これは魔法少女としての能力とは違う、女として……いや、人としての本能だ。魔法少女として研ぎ澄まされたアイの警戒センサーが、ビリりっと凄まじい勢いで脳内に響き渡っている。
「アイ……メグねぇは、この中にいるんだろ?」
「……」
 アイは、無言でうなずく。その双眸には、言いようもない色が濃く浮かび上がっている。
「メグねぇは戦ってるんだろ!? だったら早く助けよう!」
 秋俊の瞳が、貫くようにアイを見据える。アイはわずかにかぶりを振り、そして、意を決したように扉に手をかける。
 開けようとして……とどめた。
「……この中で、どんなことがあっても……気を確かにもって」
「え? それって、どういう……」
「……開けるよ」
 アイは、秋俊の返答を待たずに扉の鍵を破壊し、扉を開く。
「あぁぁぁんッ♡ それイィッ♡ その動きぃッ♡ いいのぉ、いいのおぉぉぉッ♡」
「……え?」
 二人の視界に飛び込んできたのは、五人もの少年にへばりつかれるようにしながら、そのスレンダーな肉体をうねらせているメグであった。
 メグはしなやかにその身をしならせ、がくがくと小刻みに震わせている。
 少年たちがしがみつくようなして、横たわるメグの前後の穴を、ほじくり返している。
 粘液が部屋中に飛び散り、メグの顔、髪……いや、体のいたるところまでを欲望汁で汚しつくしている。
 そんなこともお構いなしに、サンドイッチのような形で少年に挟まれながら腰を振り立てているメグの姿が、そこにはあった。
「いらっしゃい! ようこそパーティー会場へ!!」
 メグを下から突き上げている少年が、そう声を立てた。
 魔法による結界で、この部屋の周囲が覆われ、異常事態はまわりに知らされることはない。が、それにしても大胆すぎるほどの大声だった。
「君たちはこの魔法少女の仲間だろ!? 待ちかねたよ!! 僕たちの作り上げたオモチャを、どうぞご覧あれ!!」
 誇らしげに言う少年は、ほかの少年とは違って理性の光をともしていた。
 メグのくびれた腰を掴む手が、ぎちっと力強くなる。それを感じ取ったメグが、甲高い悲鳴をあげながら、艶めかしく腰をくねらせ、振りたてる。
「耕一郎くんのちんちんが、メグの中、かき回してるぅッ♡ すごいところに当たってるのッ!!」
「そこのお兄さん! どうぞどうぞ、近くで見て行ってください! 僕のメス奴隷、メグっていう女なんだ!!」
 ……!!
 見知らぬ少年にまたがり、腰をうねらせているのは、うっとりと顔を弛緩させて乱れ狂っているメグだ。
秋俊は愕然とした。あの凛々しくも気高いメグが、こんな声をあげている。異様な風体で、体をうねらせて、自ら性欲を貪っている。
 信じられなかった。
 彼女は、腰を振るのをやめることもなく、よがり狂う。
 その最中、ふと、硬直しているアイと秋俊に目を向けた。やや申し訳なさそうに。
「ご、ごめんね、秋俊ちゃん、アイ……」
 その口ぶりには、理性の色が、もはやかけらもない。
「私、もう、ダメなの……♡ このちんちん、すごすぎて……離したくない♡」
 秋俊は混乱していた。メグねぇは俺とアイを認識している。仲間だということを忘れてはいない。
 だというのに、この言葉……
「な、なにを、言って……?」
「メグ、メグね……♡ 耕一郎くんに、性奴隷にしてもらって、可愛がってもらってるの……これからも、もっともっと、可愛がってもらうの……♡♡ ずっと、セックス、してたい……♡」
 とろんと蕩けた目は、理性の光を宿していない。秋俊とメグのことを見やりながらも、甘ったるい性愛の夢の中で泳いでいる。
 手遅れ……
 そんな単語が、秋俊の脳裏に浮かび上がっていた。
「というわけなんですよ、お兄さん。お兄さんは、メグの元恋人かな?」
 秋俊は、耕一郎をにらむ。邪悪の根源、悪魔の源、それが目の前にいる。拳を握りしめ、限りない憎悪をむき出しにする秋俊を、耕一郎はせせら笑った。
「ごめんね、僕がとっちゃった」
「こ……殺す!!」
 秋俊の視界が真っ赤にそまった。胸の中の怒りが燃え上がる。秋俊の振り上げられた拳は、しかし振り下ろされることはなかった。
「ダメ!!」
「止めるな、アイ!! こいつは俺が殺す!! 死ぬまで殴り続けてやる!!」
 しかし、アイは秋俊を抱き留め、押しとどめた。
「なんで止めるんだ! このウジ虫どもをほおっておくのかよ!!」
「私だって殺してやりたい! けど今は無理!!」
 アイの目も、真っ赤に充血していた。殺意と憎しみが燃え上がっている。
 おそらく、アイも秋俊と同意なのだ。この存在を、抹消したい。今すぐにでも、チリにしてやりたい。そういう憎しみで渦巻いている。しかし、譲許が悪すぎた。
「今は引き返すしかない……!! 私たちまで落とされたら、本当に取り返しがつかなくなる」
 そうやって説得するアイは、とっさにその場を飛び跳ねた。
 じゅうううう、という、何かが溶ける音が耳に入る。秋俊は自分のいた場所を見る。その場所は、粘液で溶かされ、消えていた。
 少年たちのいる場所に、触手の化け物がいる。あれが敵の本体だろうか。悪魔のような力でメグを落とした、おぞましい怪物が、そこにいる。
「ぐ……く……!!」
「はやく!!」
 アイが手を差し伸べる。秋俊は、口の端から血が流れ出るほどに、強く口をかみしめていた。
 あこがれを抱いていた。メグは、秋俊にとって、理想の女性の一人だった。思いが通い合ったと思ったこともある。メグのことを幸せにしてあげたいと密かに願っていたこともある。
 それが、粉々に打ち砕かれた。
 その女性が、異形の化け物に捕らえられ、本能を書き換えられてしまっている。
 殺意と憎しみが、あふれ落ちそうになる。
 力があれば。このクソどもを討ち滅ぼす力さえあれば、俺が……!
「メグねぇ、待っててくれ!! 絶対に、そのゴミクズどもから助け出してやるから……!!」
秋俊は、唇から血がにじむほどの怒りを噛み殺しながら、身をひるがえした。
先を行くアイについていく。秋俊は、いち早く撤退を決断したアイに憤りを感じつつも、その傍らで感謝もしていた。
アイの瞳が燃えるように赤く血走っているのに気づいていた。
あのごみカスのガキども、体勢を整え次第に、皆殺しにしてやる。チリひとつ残さず滅ぼす。殺す。殺しつくす。命乞いさせてやる。そのうえで、踏みつぶす。魂ごと消しつくす。
秋俊もアイも、その怒りで充満していた。
仲間と連携し、力を蓄え、この悪魔どもが世の中に出ていく前に、殺しつくす。細胞のひとかけらすら残さず滅ぼしてやる。
そして、メグを救い出す。その意志で、秋俊とアイは、強い結束を手に入れていた。
強烈な正義のまばゆさ、強さが二人を包む。これは、いずれ大きなうねりとなり、悪魔たちを亡ぼす強さとなる、そのきっかけであった。
怒りに満ち満ちた姿で二人は立ち去る。少年たちはその意味を理解せず、あざ笑いながら、見送るのであった。
「な、なななな、なぁ、こういちろ、ぐん!! 逃がしてよかったのかよ!?」
「あ、あ、あ、あの、女も、うまぞ、だっだぁ!!」
「ぶち犯してやりてぇよぉ!! なあぁ!!」
「……まぁまぁ、逃がしてあげよう。慌てる必要はないよ」
「そそそそ、そう、なのか!? ま、ま、あぁ、こういちろ、ぐんが、そういうなら、それで、いンだろッ!!」
 耕一郎は内心、ほっとしていた。
あのアイと言う少女と秋俊という男、確実に自分たちよりも強い。
 メグ一人を陥落させるのに使った力は莫大だった。少年たちがこれだけ理性を瓦解させるくらいにまで、力を使ったのだ。
 ここでメグを使いつぶし、力をため込まなければ、消滅してしまう。もし今、彼らと戦闘になっていたら、負けることはなかったとしても致命傷にはなっただろう。
 耕一郎の目的は、侵食だ。
 ゆらぎと自我の共存、そして理性を保ったまま欲望を思う存分にむさぼることだ。そのためには、万が一にも消滅してはならない。
 この四人の少年たちは、もう長くない。膨大な性欲と支配欲で強大に見せかけているが、少年の肉体の限界はとっくに超えていた。
 次にあいつらが訪れる時までに力を蓄えなければ、耕一郎は消滅することになる。耕一郎は予感していた。たぶん、もうそう猶予はない。
その前にメグを支配しつくし、こちら側の手のうちに落とす。それが、耕一郎が導き出した、唯一の勝ち筋だった。
 この少年たちは、力尽きたら触手の養分にでもすればいい。触手とタコを強化しておいて、次の魔法少女が来ても迎え撃てるようにしておこう。新しいゆらぎの触媒も手に入れなければ。
 耕一郎は、そんなことを頭の中で巡らせていた。もはや、ゆらぎと自分、それぞれが自分の中で乖離し、どちらが本当の自分なのか、耕一郎にもわかっていない。
 ゆらゆらとゆらいでいた。邪悪な神童は、うめく。
「……くくくく」
 邪悪、そして狡猾。
 ゆらぎの力を自らに取り込んだ神童は、その頭脳を欲望のために全て使い尽くすことにした。
それは、のちに魔法少女たちに襲い掛かる凶悪で強烈な悪の種の誕生であった。
「く、くくくく、くくくくく……! さぁ、みんな! メグ先生を調教してあげよう!! もっともっと気持ちよくしてあげるんだッ!!」
「おおおおおおーッ!!」
「ああぁぁぁぁーッ!!」
 メグを取り囲む少年たちは、支配欲と性欲のミックスされた衝動にたくましく震いあがる。
「ひぃあぁぁぁぁーッ!! ふ、ふ、太いのぉッ!! ぶっといチンポがぁッ♡♡ メグの、アナルッ♡ こじ開けてるッ♡ 壊れるッ♡ ぶっ壊れちゃうッ♡ んおぉぉぉぉーッ♡」
 ずっちゅずっちゅッ!!!!
 少年たちは、四本のペニスを、メグのアナルに同時にぶちこんだ。
 度重なる調教により、収縮力の上がったメグのアナルは、少年たちの触手力によってたくましく膨れ上がった勃起をくまなく味わい尽くす吸着力を手に入れていた。
 めくれ返るアナル肉が空気中にさらされ、真っ赤なヒダヒダをぽこっと見せつける。
少年たちは、肩を組み、勃起しつくして筋張った子供ペニスを四本重なあわせた。
うねり狂う極太チンポと化したそれを、ねちっこくほじくりつくし、開ききったメグのアナルのとば口にあてがう。
「あぁん♡ なにするのッ!?!? いったい何するのぉッ♡♡」
「わ、分かりきったこと、じゃんかぁッ!!」
「俺たちの、真心こもったチンポッ!! 全力チンポッ!!」
「うけとめさせてやるぅうおおおおおお!!」
 少年たちの化け物面が、ぐにゃりと異様にゆがみ、人間とも異形ともつかぬ見た目になる。
 子供のモノとは程遠いぶくぶくペニスが、肉の槍となってメグの中をかき回す。
「あひあぁぁぁぁぁーッ♡♡ くひぃぃぃぃんッ♡」
 メグは喉を晒し、大きくのけ反る。少年たちがしがみつくその手足を振りほどきかねないほどに淫らに全身をわななかせ、打ち震えながら悶え狂う。
 はしたなく両腕を突っ張らせ、中空に尻を振り上げる。
 体を「く」の字に折り曲げて、メグはお尻を振り立てた。
 それでも、四本同時責めはこれが初めてだ。
少年たちのアナルえぐりは、彼らがメグの身体にしっかりとしがみつき、四方向から全力で振り立てることで、複雑で密集力がとてつもないものに育ちあがっている。
「死ぬッ♡ 死んじゃうッ♡♡ アナルッ♡♡ ぎもぢよくなりずぎて、じんじゃうぅぅぅぅ♡ アナルでイき死ぬぅぅぅぅぅぅ♡♡♡♡」
 ばちゅッ!! ばちゅッ!! ばちゅッ!! ばちゅッ!!
 まはやいくばくの容赦もない。
 少年たちの壮絶な輪姦交尾で、強烈に穿たれたメグの穴が、しぶきをあげて潮を吹く。
「おぉぉぉぉぉぉぉッ!!」
 もはや少年たちにも理性の光は残っていない。メグを貪るためだけに存在する肉塊が、そこにあった。
 ずちゃッ!! ずちゃッ! ずちゃッ! ずちゃッ!!
 肉ヒダが触手粘膜に削られ、えぐり掘られる。紙やすりのようなざらついたチンポ表皮が、
以上に過敏になったメグのアナル壁を、破壊しかねない勢いで
筋張って節くれだった肉の竿、ぶくぶくした幹、それらが、メグのアナルをうがち、掘りつくす。
「すんごいどころにとどいてるぅぅぅぅッ!!!! ほおぉぉぉぉ♡♡ ホント、に、ぶっこわされちゃうぉぉぉぉぉッ♡♡」
 異形の少年たちは、アナル快楽に乱れ狂うメグを四方向からがっしりととらえ、身もだえすら許さない。そうしながらも、容赦ない
 背後からの突きこみが、メグの尻穴を縦揺れに犯し、ぱんっぱんっと尻たぶを波打たせる。
 真下からの突きこみが、メグを上下に悶え狂わせ、うっとりとしたアナル快楽に酔わせる。
 左側に張り付きながらの突きこみが、メグを犬のような格好に固定し、潮を吹かせ、メグの全身をたわわに震えさせる。
 右側に張り付きながらの突きこみが、メグの尻穴をこじ開けて、腸内粘膜までのヒダを丸見えにして、その悦楽の脈動をかっぴらいて見せる。
 そこに襲い来るのが、触手だった。
「ほおぉぉぉんッ!! あぁ、いやぁぁぁッ♡♡ しょ、しょ、しょくしゅうッ♡♡」
 ここまで毎日の凌辱を続け、すっかりメグの中は解れている。
 生々しくも黒ずんだ、悪そのものの塊……触手の束ねられたマユのような形になっていた。
 メグは、落ちるところまで落ちた。あとはどこまで沈むか……それを、耕一郎は快楽の波を堪能しつつ、観察する。
 ぼごごごごッ♡
 メグの両方の穴が、汁を吹きだす。限界を超えた愉悦に、メグの身体が悲鳴を上げていた。
「よーし!! みんな、一斉に出すぞッ!! このメス豚を、ぶっ壊そうッ!!」
「いやぁぁぁぁッ♡♡ こわさ、ないでぇッ♡♡ もっとセックスしたいのッ♡ お願い許してぇッ♡♡ おねがぁいッ♡」
「うるせーッ!! 出すぞ!!」
「出すぞ出すぞ出すぞ出すぞぉあぁぁぁぁあ!!」
 少年たちが雄たけびを上げる。
 メグの膣内と尻穴の中、両方に詰め込まれた巨大肉塊が、ぼごごっと一気に膨れ上がった。
「あぁぁぁんッ♡ ぶっこわしてっ♡ 壊れちゃっていいからッ♡ ぶちこんでッ♡ 全力チンポちょうだいッ♡ アナルに全力チンポくださあぁぁぁいッ♡♡♡♡ メグのアナルぶっこわしてぇぇぇぇッ♡♡♡♡」
 メグの狂った声が、射精のタガを外すトリガーとなった。
「いくいくいくいくぅぅぅぅッ!!」
「うあぁぁぁぁ射精するぅッ!!」
 ぶちゅぶちゅ、ぶちゅちゅちゅちゅちゅッ!!
 一度、メグの膣内とアナル内で肉棒たちが収縮する。それは、とどめの一撃を放つためのエネルギー充填のようであった。
 そして次の瞬間。
「はぁあぁぁぁぁ♡♡ ほぉぉぉぉぉぉッ♡♡」
 びしゅるるるるるッ!!! ぶちゅるるるるるるッびゅるるッ!!
 トルネードのようであった。
 轟音を立てて、べったりとした粘液が四方向からメグに降り注ぐ。
 白い腹、たわわな乳肉、陶酔にうつろう顔、美しいロングヘア、全てを、邪な子種汁で染め上げ、汚し、塗りつぶしていく。
 少年たちはまるで立ち小便をするように肉棒を両手に捧げ、メグの中から解放した肉筒の先端でメグを汚し染める。
 それは、儀式である。
 メグという個人を、汚れたものとして扱い、人としての人生を終わらせる楔を打ち込んだのだ。
 これで、メグは、正式にモノとなった。男の肉欲を満足させることだけが生きる目的の、メス豚に。
 濁流に巻き込まれたような白濁液の中に、半ば溺れながら、メグはうっとりと喘ぐ。
「ほおぉぉぉぉ……♡♡ おぉぉぉぉん……♡♡」
 メグは満足げにため息をつきながら、鮮烈すぎる絶頂に痺れる脳を、ただ休ませる。
メグはつかの間の休息にうっとりとたゆたいながら、目を閉じる。
幸福感がメグを満たしていた。
──メスになるのって、さいこう……♡
 狂い尽くした雌、堕落しつくした女戦士、凛々しかった頃の姿の面影もない美少女、メグの成れの果ての姿が、激しすぎるピストンで半壊したベッドの上に、佇んでいた。


この作品は二次元ドリームマガジンに追悼特集に掲載された綾守先生のあらすじに私が想像で追加したものを伊藤巧先生に書いて頂いた作品です。
この作品が一瞬でも綾守先生がいなくなったことの皆さんの孔を埋めれれば幸いです。魔法少女アイ外伝は楽しみにしてファンも多いと思うので、二次作品ですが楽しんでいただければ嬉しいです。
次回が最後になります。
感想があれば励みになりますのでお書きください。

2件のコメント

  1. どうも、沢村です。
    考えてみればこちらでは初めてですね。
    うちにはたびたび来ていただくのに申し訳ない。
    アイ、良いですよね、私も2までは好きでプレイしてました。
    でも、あれの二次創作はちょっと無理そうだと諦めてましたので、他の人の作品を読めるのは有り難いです。
    私はやっぱメグよりアイの方が良いかな。
    ロリ体型は苦手ですが、アイくらい気が強い方が責めてて面白いし。

    ところでご依頼いただいた件ですが、あまり進んでないだけで書いてないわけじゃありません(^^;)。
    その証拠ということではありませんが、今日か明日あたりにうちのブログに一部抜粋編を掲載予定です。
    校了した後はこちらに送付するので、全編読みたい人はこちらへどうぞ、という文言も付け加えておきます。

    1. こんばんは、沢村先生。
      ようこそ(笑)
      私もアイかなり好きです。普段ならあの体型なら好きにならないですが、ゆらぎへの強い攻撃性と凛とした声が好きです。
      アイはエロシーンも個人的に自分のツボを突いたものが多くて2まではよかったです。
      その分3の落胆はきつかったですが。

      こうやって作品を見ていただけ、嬉しいです。
      作品のほう、嬉しいです。特に百姫夜行は違う方にも外伝を頼んでいたのですが、中々話が進んで
      おらず公開すると言いながら中々出来ていませんので助かります。
      よろしくお願いいたします。

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