白の烙印外伝~シュナイダー~前編

あらすじ

この作品は以前に公開したトランスプリンセス~王国異聞伝~の続編で、トランスプリンセスと白の烙印のクロスオーバー作品です。


南方に新国家が建国された。
国名はドルガルドン。
湿地帯が多く、常に霧に覆われた密林の中にその環境を物ともしない屈強な男が統べる謎に包まれた不気味な国だ。
ドルガルドンの特徴として、兵力が圧倒的強力であることが一つ挙げられた。
その秘密は、人間の兵力ではなくドゥーゼ卿の魔術や、召喚によって呼び出されたアンデッド族、魔獣たちの持つところによる。
そして、何よりも指導者であるオーガ・グレンデルという圧倒的な個の力を持った強さがこの国の強さの象徴でありそのものだった。
歴史こそ浅いが、軍事力もそれを示す実績も高く、この国との繋がりを持つことも含め新たな国交相手として周囲の国も注目していた。
そんな中、ドルガルドンに救援の依頼をしてきたのがかの帝国。
宗教色が強い帝国として、明らかに異端としか見られないようなドルガルドンの国に対しての救援依頼は、傍から見てもわかるほど帝国の疲労と国力の低下を露呈させてしまっていた。
それを鑑みても、帝国の援軍救援は国柄からすれば暴挙に等しい行為とも言えるであろうことは帝国の事情に聡くなくても想像に難くない。
その決断を下したことに、グレンデルは肝の据わった女だと関心を示していた。
「救援か…向こうには英雄がいるんじゃないのか?夜明けの五姫星が復活したと聞いたぞ」
ドゥーゼ卿とグレンデルは帝国からの救援依頼について会合を行い、向い合せに座りながら親書を近くに放った。
帝国と言えば、国の象徴たる皇帝の腹心たる英雄たちと言えば音に聞こえる評判、グレンデルは股ぐらに座った女越しにドゥーゼ卿へと視線を向ける。
「それだけでは難しいでしょうな。それに、本当の英雄は違う意味で死にました。さらに彼女らは悪魔にはほぼ無敵ですが、対人間では無敵とは言えません」
ドゥーゼ卿もまた、股ぐらに女を座させながらグレンデルと向かい合い、救援を求めてきた帝国について説明をする。
その姿は以前と比べると若々しさを取り戻しており、精気を吸った精力に満ちた姿はこのくに、ドルガルドンの成り立ちをも示していた。
「なるほど」
「しかもアンティオキア公国もバカではない。アンティオキア公国も英雄がいます。しかも強いうえに頭も回る男…オニールがおります。」
納得したような言葉を吐き、更に帝国の内部情勢や軍事力についてを説明するドゥーゼ卿へとグレンデルは会話の中で出てくる人物への興味を示す。
「ほう…俺よりも強いか?」
「剣技では五分です。しかし筋力や体力、魔法が効かない肉体など総合的にはグレンデル殿が圧倒的です。でも彼の強さは個の強さではなく軍略や戦局の読み、さらに勝つためなら一騎打ちの約束も平気で破り、集団で襲いますし、正々堂々など鼻から思っておりません。さらに約束を破ったことで不名誉になるのを防ぐために見届け人も殺すようです」
これから相対すことになるであろう人物の評価に、グレンデルは寧ろその徹底した卑劣さに好感すら持ったようでにたりと笑みを深めた。
「ほう、そちらに肩入れしたくなるな」
「炎の千人切りが勝てないのはそこです。勝つためには何でもする性格に苦戦しているようです」
「炎の千人切り・シュナイダーか」
しかし、グレンデルの興味はすぐに別の者にうつった。
件の夜明けの五姫星の一角、燃えるような赤髪に屈強な肉体を持った元傭兵の女戦士、炎の千人斬り。
「それにしてもあの大悪魔ブロッケンフリューデを倒し、覚めない夢から起きるとは」
「…ということは夢の中の調教は無駄で、肉体は元に戻っているということか?」
シュナイダーの噂はその戦力だけではなく、彼女の経験してきた戦のこともグレンデルやドゥーゼ卿には周知のことであった。
夢の中で延々と性的な調教を加えられ、乳狂いにされたという噂も知ってのことだった。
グレンデルの興味はその身体や、彼女の身に起きたことも含めてのことで笑みが性的な期待にも歪む。
「正確には少し違いますが、概ねその認識で正しいです。しかし脳は違います、脳は全部覚えています。記憶には刻み込まれていますね。その苦悩も関係あるのか、向こうの英雄よりも力は上であるはずなのに勝てていません」
「なるほどな…」
英雄と呼ばれるにふさわしいのは何も力だけではない、真っ直ぐすぎるほどの精神もまた彼女の美徳であり、そしてオニールに勝つことのできない理由で弱点でもあるということに得心する。
「それに何より、いい牝だ…」
水晶を見つめながら、グレンデルはシュナイダーの容姿を舐め回すように見つめ舌なめずりをして品定めをする。
「ガタイもおっぱいもデカいしな…それに覚めない夢から起きるとは興味が尽きない」
グレンデルは、戦への興味よりも寧ろ今回救援を要請してきた帝国の中にいる一人の牝に対して強い好奇心を向けていた。
寧ろ、彼女がいなければ帝国の救援要請を断って、攻め込んでやろうとでも言うかの言うような笑みを浮かべる。
「そうですね。大柄な女ですし、グレンデル殿にピッタリの牝かと」
そう言うと、ドゥーゼ卿はグレンデルへ一つの道具を手渡す。
「これは?」
「身体変化の魔導具です。これを使えば、透明のヒマワリのような花の触手が出てきて、それが胸を覆い、愛撫し…使えば使うほど、胸の感度、大きさが上がっていきます」
「ほう…面白そうだな」
ドゥーゼの手渡した魔道具に、新たなおもちゃでも手にしたかのように愉快そうに笑みを浮かべるグレンデル。
「さて、そろそろ外してやるか」
股ぐらの上で、計略の話をしているというのに腰を振っている女の口についた猿轡と目隠しを外してやる。
「あっぁおあおああああーーーーっ!!!イグっ!いぐぅうううーーーっ!!!」
目隠しと猿轡をされると、声が出せなかった分を吐き出すように、室内に艶声が響き渡る。
ドゥーゼ卿もそれに習い、股ぐらの上で腰を振りたくる牝の顔を覆っていたものを外した。
「あおおおぉぉぉーーーーっ!!あおっ!イグイグ!イッグウゥーーーっ!」
二人は今後の計略を話している最中、お飾りのドルガルドンの象徴の二人の牝、テレーズとエロイーズを野太く勃起したペニスで突き上げ犯し楽しんでいたのだ。
テレーズとエロイーズも、それを当たり前のように受け入れ嬉しそうな笑みを浮かべ舌を突き出し牝獣の咆哮をあげ、ペニスを美味しそうに膣で貪りしゃぶってみっともなく肉付きのいい尻をたぱんたぱん、と振りたくり叩きつけて楽しんでいる。
腰を突き上げ、牝肉を味わいながら最高の戦士にして最高の女をどう堕としてやろうかとグレンデルの計略が始まろうとしていた。

明らかに今回のアンティオキア公国はいつもと攻めの体制が違った。
いつもの戦場での動きと違い、大胆な攻めをして来ず良く言えば慎重だがどこか決定打に欠けて二の足を踏んでいるようだった。
帝国側としてはありがたいことではあるが、罠の可能性を考えれば迂闊に攻め込むわけにもいかず様子見のし合いをしているような膠着状態。
そんな中でも、自分の長年の勘に基づき単騎がけで攻め込むのは件の夜明けの五姫星、炎の千人切りの異名で呼ばれるシュナイダーだった。
紅蓮の髪を靡かせ、屈強で靭やかな褐色の肉体を肉食獣のように走らせていく。
後方支援は仲間たちに任せ、単独で次々と攻めあぐねているアンティオキアの兵士たちをなぎ倒していく。
嵐のような攻めをしながらも、それでもシュナイダーも一人の人間。
動けば体力を消費し、段々と肉体も疲弊してだんだんと動きも思考も鈍りを覚え始めてきた。
「くっ…!流石に一人じゃここらが潮時か…!」
単騎で攻め入るようなことをしていても、功に焦る新兵とは違う長年の経験は引き際を冷静に見極めさせ、一度退却を考えたところで逆にアンティオキア側が陣を退き始めていた。
「何だ…?急に引き上げ始めやがった」
何かを警戒したような動きで、引き下がっていく動きにシュナイダーが目を向けると丘の上に突然大量の旗が現れる。
そして、姿を見せたのは大量の魔獣と兵士たちだった。
屈強な兵士たちは陣形を組み、一気にアンティオキア軍を押し込む。
「くっ!こいつらがドルガルドンの軍勢!なんて強さだ…!」
アンティオキアは突然現れた帝国の友軍の強大さ、力強さに為す術なく押し返されて一気に退却せざるを得なかった。
「あれが、あたしたちの救援を頼んだ連中か…。」
魔獣の混成軍は異形その物であったが、何よりもよりもアンティオキア軍を蹂躙するような強さに、シュナイダーは目を奪われていた。
中でも、その戦闘でまるで虫けらでも蹴散らすかのような圧倒的な力で敵兵たちを吹き飛ばしていくグレンデルの強さにシュナイダーは目を離せないでいた。
その屈強かつ強大な肉体から振るわれる剣戟はまるで嵐のように暴風を巻き起こし、アンティオキア軍を軽々と蹴散らしていった。
「くっ!退け!退けー!」
グレンデル率いる魔獣軍の強力な軍勢に、思わずアンティオキア軍は一気に退却して波が引くようにして去って行った。
「大丈夫か?」
グレンデルはアンティオキア軍の退却を追うことはせず、友軍である単騎駆けしていたシュナイダーの元へと向かい、手を差し出して助け起こす。
「あぁ…助かった。」
手を取るとシュナイダーはそれだけで目の前の男の実力を推し量る。
無骨で、女にしては大きな手を持つ自分よりも遥かに大きな手は彼の持つ巨大な剣を軽々と振り回すことに説得力のある強大な力を感じる。
間違いなく強い、人間性はともかく技巧や剣士としての実力を認めているアンティオキア公国の英雄、オニールよりも。
シュナイダーは、目の前のまるで巨岩を思わせるような体躯を持つ友軍を率いる男の力を認め、自分に足りないものを持っているのは彼なのかもしれないと思い始めていた。
オニールに、そしてアンティオキアに勝つには目の前の男から学ぶ事がある。
シュナイダーは自分を助け起こすその手に、その力に強い興味を持っていた。
それがグレンデルの狙いとも知らずに。

ドルガルドンの魔獣混成軍の援軍によって、アンティオキア軍の前線を大きく退けることに成功するとシュナイダーは彼らと共に一旦拠点へと戻ってきていた。
そんな中、シュナイダーはグレンデルにある申し出をしにきた。
「なあ、頼む。あたしの修行相手になってくれないか?」
シュナイダーが目の当たりにした強さ、それはドルガルドンという国の武力ではなくそれを統率する男一人の圧倒的な力量だった。
剣技の技量の高さ、それを十二分に振るうための強靭な肉体。
女の身でありながら、男相手にでさえ決して負ける事のない強者たるシュナイダーは男性を含めても自分より強い男などそうそう巡り合ったことなどない。
グレンデルは、そんな自分にとって初めて出会った明確な自分よりも格上の存在。
「面倒をかけちまうから報酬も勿論払う、あたしが今以上に高みに登るためにはアンタの強さが必要なんだ、頼む。」
シュナイダーはグレンデルの前に立つと深々と頭を下げた。
「見上げた女だな、そこまで強さを求めるか。」
グレンデルはニヤリと笑みを浮かべると、相手の強さを求める気持ちを認めるような言葉を口にする。
「いいだろう、ただし報酬は俺の求める物以外認めんぞ。」
「ああ、なんでも言ってくれ。あたしに用意出来るもんならなんでもいい。」
グレンデルの快諾の言葉に顔をあげるシュナイダーは、国の立場もあって自由に動かす事のできる財源もかなり余裕があった。
しかし、グレンデルの求める報酬は彼女の考えている物とはまるで性質の違う物だった。
「では、修行の期間中は修行後に必ずセックスさせろ、それが報酬だ。」
自分の女としての体を要求する言葉にシュナイダーは一瞬あっけに取られるが、すぐにその意味を理解して顔を真っ赤にした。
「な、何言ってやがる…!」
ある程度の高額な金品程度だと思っていたが、自分の体に性的な興味を向けられると知って羞恥に熱が上がり、肌が上気する。
途端に、グレンデルの自分の胸や股間、太ももに注がれる視線に羞恥を覚え体を無意識に腕で隠し、内腿をすり合わせてしまう。
「金には困っていないのでな、それよりもお前に興味がある。お前とヤりたい、それが俺の求める報酬だ。」
ムードもかけらもない、しかし男らしくストレートな性的な要求にシュナイダーは恥ずかしさを増してより顔を赤くしてしまう。
普段ならふざけるなと罵倒して切り捨てるように断っていたところだが、助けてもらった恩もあるため無碍にすることはできなかった。
しかも、その相手は初めて出会った自分よりも剣技でも力でも武力でも勝る男だ。
こんな男、そうそう出会う事など出来ないであろうしこのチャンスを逃せば自分をより高みに登らせてくれるような力を持った男とは出会えないどころか、そもそも存在すらしていないかもしれない。
絶対に彼との稽古は望むところ、特に今の帝国はアンティオキア公国という敵と自らも絶対に勝つとは言えないオニールという英雄が敵対する状況。
戦線が長引けば相手も手段を選ばなくなって来るであろうし、複数人での包囲攻撃や夜襲不意打ちなど、卑怯な手段を取って来ることも予想できた。
そうなれば、被害は自分や自軍だけでなく町や民を襲うかもしれない。
そう考えると、強さの近道を象徴するグレンデルへの申し出を棄却してしまうわけにはいかなかった。
そして何より、目の前の身の丈は見上げるほどで屈強な肉体を持つ男から性的な感心を向けられているということに決して嫌悪感は感じていなかった。
逞しく隆起した胸板に筋骨隆々とした腕、素手で戦っても並の男など容易に蹴散らしてしまうであろう事が想像に難くない強さ。
そんな強い雄にセックスを求められた事で、無意識に頭の中でグレンデルとのセックスを想像してしまった。
獣のような腕で自分がいくら抵抗しようともビクともせずに抱きしめ拘束し、雄臭い獣臭を撒き散らしながら力強いピストンで自分の膣をかき混ぜるのだろうと想像すると余計に顔が真っ赤になってしまい、思わず顔を振って熱を払い、冷静さを取り戻す。
夢の中の以前の調教のせいで、肉の快感に以前は精神が引きずられてしまい快楽へと溺れていたが今はその逆の状況だった。
犯され、蹂躙された記憶に刻まれた経験と調教による快楽を思い出すことで精神に体が引きずられていくのを感じてしまう。
しかし、とは言え体を簡単に許してしまうのは…と考えると快活で男勝りでありながらも、意外と乙女な思考を持ったシュナイダーは貞操観念が強く、強さを求めるためとは言え簡単にその申し出を受け入れる事が出来なかった。
どうしても目の前のこの男に、その強さに近づきたい。
グレンデルに稽古をつけてもらえれば、間違いなく今よりも自分は確実に強くなることが出来ると確信していた。
そして、無意識に眼の前の男を見てシュナイダーは算段を立てていた。
女の身でありながらも長身な自分をゆうに超える身の丈、鍛え上げられた肉体ならば自分の体さえも軽々と持ち上げてセックスをするんだろう。
しかも、報酬として女の体を求めるということは間違いなくセックスのテクニックにも自信があるに違いない。
強さを手に入れられるだけでなく、毎晩とんでもない快楽を与えてくれるかもしれないと無意識に計算してしまっていたのだ。
以前なら稽古をつけてもらう代わりに体を許すなど唾棄するようなことだというのに。
脱却し、乗り越えたとは言え調教の影響は確実に脳に刻まれておりその欲求と刻印がグレンデルとのセックスを想像するだけでムズムズと快楽への誘惑が沸き起こる。
(これは、強くなるため…剣を極めるため…)
そんな言い訳をしながら、ぐらぐらと意識が傾きそうになっていた。
「な、なんとか金や財宝で勘弁しちゃくれないか?流石に体ってのはよ…礼はあくまで金だけだ」
「なら、この話は無しだな。」
シュナイダーは、ゆらぎそうになるのを必死に踏みとどまって丁重に断るが、グレンデルはその申し出をあっさりと蹴ってその場を去ってしまっていった。
それ以降、ドルガルドン軍は積極的に戦線に参加し拮抗していたアンティオキア軍との力を大きく押し戻していく。
グレンデルは勇猛果敢に敵陣へ攻め込み、数日ごとにどんどん領土を取り戻していくことに成功した。
シュナイダーはそれを傍らで見ており、日々沸き起こるある考えに傾倒していく。
そしてある日、真っ赤な炎のような髪を隠すようにフードを被った人物がグレンデルの屋敷へと入っていった。

「あ、後は…」
グレンデルの屋敷を訪れたのはシュナイダーだった。
人目を避け、誰にも見つからないようにしたフードを外して姿を表すと先日の要求を条件づけで飲むということを申し入れに来たのだ。
シュナイダーは、セックスを報酬として受け入れる代わりに膣出しはしない、セックスの時間は必ず決めて守る、自分の拒否するようなことはしない、そして剣の修行は真面目にやることなど細かく条件を出していたのだ。
(こんなことを求めるだなんてな…)
シュナイダーはあの日、グレンデルの要求を拒んでからという物の毎日のように過去の調教の淫夢を見るようになっていたのだ。
変化させられた肉体は所詮夢の中の物で、現在は正常に戻っているとは言え精神ばかりはそうは行かない。
記憶の中に激しく焼け付くほどの快楽の調教と堕落した快楽の刻印は脳髄にまでしみついており、夢の中で淫夢として再現されることで肉体をそこへ引きずり戻すようにして己の心を削っていた。
シュナイダーは、そんな記憶と過去を振り払うために最高の剣士になるという己の夢を叶えるために修行の旅に出ていたが、戦のために仲間たちの元へと戻ってきた。
グレンデルからの誘いを断り、深夜に焚き火をしながら野営をしていると眠ることが出来ないことに体を抱きしめ、必死に堪えるように体を震わせていた。
夜になると、その闇のせいかそれともグレンデルという圧倒的な存在感を放つ雄を目の当たりにしたからか、調教を受けていた時の屈辱とそして快感を思い出してしまっていたのだ。
特に、自分の弱点でありそれを見抜いた相手に執拗に調教され続けていた胸が疼いてしかたなく甘いしびれが切なく体を刺激し、誘惑するようであった。
快感の影で、まるでこちらをあざ笑うかのように脳裏によぎるのは己を夢の中で延々と調教陵辱し続けたあの男の顔、そして自分の体をまさぐり、ねぶり、犯しつくした触手の姿。
それをまた振り払うようにして頭を振るが、思い出さないようにと意識すればするほどにあの甘美な快感がより記憶に蘇り、無意識に手が自分の胸や股間に這おうとする。
そして、またフッと我にかえっては手を止めてを繰り返し、葛藤しながらも無理やり眠ってしまおうとその場で強引に体を横たえる。
『お前はあの快楽を忘れられない…どんなに強がってもお前はただの牝、ただの乳奴隷だ…』
まるで、そんな姿に語りかけるかのような死んだはずのあの悪魔の声が聞こえてきて、幻聴だとわかっているのにシュナイダーは自分を守るかのように言葉を弱々しくはねつける。
「あたしは……そんな女じゃない」
呟くような声を漏らし、ゆっくりと目を閉じ、体が疲労から眠気を誘いゆっくりと夢の中へと落ちていく。
しかし、そこにシュナイダーの求める安息はなかった。
『あーっ!!あーっ!あーっ!あーっ!!』
眠っているはずの自分が意識を取り戻すと、そこではあの日の大悪魔ブロッケンフリューデによる触手責めされる光景がリフレインされる。
舌を突き出しだらしなく牝叫をあげ、乳首をみっともなくビンビンに勃起させてしまいながら触れられる前から膣をぐしょぐしょに濡らしてまるで失禁したように股の下を水浸しにしてしまう。
どれだけ強がっていても、夢の中で触手が一番弱く一番いじられるのが好きなボリュームのある乳房を触れて攻められるだけで狂わされ、乳アクメ地獄に堕ちていく。
その夢は、彼女の記憶ではなく実はグレンデルの手によって協力しているドゥーゼの魔術によるものではあるが、シュナイダーがそれに気づくはずもない。
眠るたび、淫夢を見てしまうのは自分が無意識下でそれを求めているのではないか、そんな勘違いすらしてしまいそうであった。
寝ても覚めても安息の場はなく、常に快楽の誘惑にさらされ続けるシュナイダーは如何に強靭な精神を持っていたとしても日に日に弱ってしまっていた。
そんなシュナイダーを尻目に、グレンデルの快進撃は破竹の勢いで進んでいきシュナイダーの弱っていく精神とは対象的に次々と帝国の領地を取り戻していった。
アンティオキア軍によって征服されていた領地が戻って来るたびに、国民たちは喜び共に戦う帝国軍もグレンデルを始め、ドルガルドンを尊敬と畏怖の眼差しで見るようになっていく。
そして、そんな圧倒的な力を振るうグレンデルの活躍を間近で見ていたシュナイダーは更に眼の前の男への強さに、力に憧れを抱くようになっていた。
自分も近づきたい、この男の傍らにいきたい。
かつて描いた世界最高の剣士の夢、その理想をまさに体現していると言ってもいいのがグレンデルの何者をも寄せ付けない、王者たる強さ。
自分の理想がここにある、とシュナイダーはグレンデルの戦いを見るたびに思い始める。
そして、それに加えて収まることのない毎夜の淫夢により体の疼きはどんどん強くなっていく。
特に、最も弱い肉感的な乳房は一日ごとにどんどんハリが出てきて、まるで自分をもっとかまって欲しいと訴えるようになっていた。
しかし、過去の記憶による誘惑に従って自慰をしてしまえばそれは過去の自分に敗北したことにほかならない、とシュナイダーは考えていた。
ギリギリの一線で常に踏みとどまり、無意識に手を伸ばそうとする自慰の手を止めては快楽への欲求が余計に高まっていき、また自慰をしそうになっては止める。
そんな毎日の繰り返しは、精神を徐々に蝕んでいく。
過去には勿論、今の自分にだって負けたくない、気丈で負けず嫌いなシュナイダーは揺れる精神の合間で今の自分に足りない強さ、それを持っているグレンデルを求める事を決意してしまうのだった。
「あ、後は……。」
そんな決意を持って屋敷を訪れたシュナイダーも、グレンデルを前にすると我慢していた快楽への誘いが一気に吹き出すような想いであった。
あくまでもこれは修行を受け、目の前の男の強さを自分の物とするための犠牲であり報酬である、それを言い聞かせるかのように細かい条件を幾つも挙げていくシュナイダーであったが、だんだんとそれも尽きてきたのかそれ以上言葉が続かず口をつぐんでしまう。
これだけ細かい条件をつければ、いくらグレンデルでも断って折衷案に彼を満足させるような条件を出してくるかもしれない。
だから断ってほしい、そうすればこの快楽への誘惑に打ち勝てるはず。
シュナイダーの心の底には、そんな願望とも言えるような算段があった。
しかし、裏を返せば今の条件をグレンデルが全て飲んでさえしまえば自分は目の前の男に抱かれることになってしまう。
自分よりも遥かに強く、自分が思い描いていた理想の体現者である男に。
屈強で、長身な自分ですら見上げるほどの逞しい体躯を持つ男に抱かれてしまうのだ。
これ以上、もし条件を言わなければ…そう思うと何か言わなければ、と思うのだが口から続く言葉が出てこない。
無言になってしまうシュナイダーを見ると、グレンデルもまた無言で彼女に近づいてきて見下ろし間近で見つめてくる。
並の男であれば、自分は大柄で可愛げの無い逞しい女であるはずなのにグレンデルを前にしてしまえば、小柄でか弱い乙女でしかない。
体を比較することで自分が牝であることをついつい自覚してしまいそうになる。
真っ直ぐに見つめてくる力強い視線に、シュナイダーはつい視線をそらしてしまった。
「条件はそれで全てだな?」
「……あ…」
シュナイダーがそれ以上言葉を紡ぐことがないのに、グレンデルはニヤリと笑みを浮かべて触れ合いそうな距離で見下ろしながら確認するように尋ねると、弱々しい声が漏れる。
何か付け足さなければ、他になにか無いだろうか。
必死に考えるが、もうシュナイダーの頭には何も浮かんでこない。
何より、もう避けることが出来ない眼の前の男とのセックスを想像してしまうと牝としての本能が彼女の思考を停止させてしまっていた。
張っていた乳房は更にボリュームを増し、気を抜いてしまえば一気に膣から愛液が吹き出してしまいそうな未知の快楽への期待、シュナイダーの意識を支配しているのはもうそれだけだった。
頷く事も、肯定の言葉を返すこともしないがグレンデルは笑みを深める。
「否定しないならば肯定と受け取るぞ。」
その言葉に、シュナイダーは思わず胸を期待に疼かせてしまう。
最高の剣士になる夢へと大きく近づくことが出来る、という彼女の目的を達成出来る期待、そして…眼の前の男とセックスをする期待。
シュナイダーは、己の本分と本能の欲求が同時に満たされることにそれを喜んでいいのか、それとも受け入れがたいと言い跳ねればいいのかわからなくなってしまっていた。
しかし、そんなシュナイダーの心が落ち着くのを待つことなくグレンデルは目の前で腰巻きを外す。
シュナイダーの目の前に、すでにガチガチに勃起して反り返り、天井へとそそり立つ巨大なペニスを見せつけたのだ。
「あ…♥」
卑猥な調教を夢の中で受けてきたシュナイダーでも見たことがない、あまりにも巨大すぎる人間の規格を遥かに超えたそれが目の前に晒された瞬間、シュナイダーの口から漏れ出た声は怯えでも、恐怖でも、嫌悪でもない。
牝が、優秀な雄を見つけたときに出すような甘い悦びの声だった。
顕になった巨大なペニスからは、濃厚な汗と精子の混じった雄の香りを強烈に漂わせシュナイダーは頭がクラクラするような性臭に意識を朦朧とさせてしまう。
こんな巨大なペニスが今から、容赦なく毎日のように犯すのだ。
ドキドキ、と胸を高鳴らせ乳首が服の下で勃起してしまうことを感じながら目の前のペニスから目を離すことが出来ずにいると、グレンデルは仁王立ちで腕を組みペニスを見せつけながら腰を前後に軽く振ってペニスを揺すって見せる。
ブルンブルンッと、芯の通ったペニスが揺れるのを見るとシュナイダーは心の中で甘い吐息を漏らす。
(…なんて、男らしいんだよ…絶対強ぇ…)
男らしく、強いペニス。
それは、自分が剣士として憧れた最強の男にふさわしいペニスで、持っていてほしいと無自覚に考えていたペニスよりも遥かに理想の形だった。
「契約の証に俺のチンポにキスをしろ。」
グレンデルは、自分のペニスにシュナイダーの意識が集中しているのを見透かしたかのようにニヤリと笑みを浮かべると、修行に付き合う代わりに先程シュナイダーが出した条件を全て飲み、そして修行中はセックスをし続ける。
そんな、契約を完了させるために儀式として牝が雄に隷属する証、本来ならば屈辱的な行為でしかないそれを自らするように命じた。
ペニスへのキス、それは牝が雄の強さに屈服し、自分はあなたに敵わない。
だから、ペニスへも大事な唇を捧げるという卑猥で牝の尊厳を完全に無視したような儀式。
シュナイダーも、本来の自分であれば絶対に拒否したであろうことは想像にかたくはないが、最早体の疼きが限界に達し、想像していたよりも更に強者たる存在感を示すようなペニスを見せつけられて正常な判断を下せずにいた。
「…わかった、契約だ…。」
シュナイダーはひざまずくと、ペニスに顔を近づけていく。
(ああ、ダメだ…キスしちまったら本当に…。)
顔を近づけると、その巨大なペニスはビクンビクンと脈を打ち濃厚でむせ返るような雄臭をムンムンと漂わせているのを感じる。
少しずつ顔を近づけるだけでも、雄の匂いが濃くなっていくのにゴクンと生唾を飲み干した。
(……これは、剣を極めるためだ…)
「んっ…ちゅ…。」
ゆっくりとグレンデルのペニスに手を添え、カリの高い傘の張った巨大な亀頭へと唇をねっとり吸い付かせてしまう。
「修行期間中は、あんたとセックスし続ける…。」
ペニスへの口づけ、そして体を許しセックスを認める誓いの言葉を口にしてしまうと頭の中でなにかが弾けた気がした。
しかし、それが何なのかは今のシュナイダーの想像することのできないところ。
だが、グレンデルはすでに確信していた。
この瞬間、シュナイダーはもう決して後戻りすることができないところに足を突っ込んでしまった。
もう、目の前の牝が自分の牝になるということは変えることの出来ない運命だと。

「んぁぁぁああーーーーーーーっ!!!」
契約を結んだ日から、シュナイダーとグレンデルのセックスの日々が始まった。
剣の修業と戦闘以外の時は常に毎日、毎時間セックス。
セックスの時間を決めるとは言っていたが、まさか修行と戦闘以外の全部の時間を指定されるとは思っていなかった。
自分の提案した条件が、結果的にグレンデルと常にセックスをし続ける状況を作り出してしまったことにシュナイダーは巨大なペニスを膣穴にねじこまれ、子宮口を突き上げられながら自分の浅慮を後悔していた。
戦闘で昂ぶった意識と体をぶつけるように、グレンデルは毎日激しくシュナイダーをめちゃくちゃに犯す。
爆乳と言っても差し支えない豊かなシュナイダーの胸も、グレンデルの大柄な体に似つかわしい大きな掌からすればまるであつらえたようにフィットする大きさで揉みしだかれるとすっぽり掌に収まる。
かまってほしいと胸が別の意識を持っているように主張してた乳攻めはシュナイダーの快感を一気に高めて、膣液をビチャビチャに撒き散らす。
そして、更にシュナイダーにとって計算外だったのはグレンデルはただでさえ普通にセックスをするだけでも狂わされるような屈強な肉体を持っているというのに、ドゥーヴァの魔道具によって触手まで召喚することが出来ることだった。
「な、何で触手なんか!んああぁっ!あーーーーっ!あっあっ!あーーーーーっ!!!」
「俺が召喚した物だから、これも俺の体の一部だ」
無数の触手がシュナイダーの体に巻き付き、ぐぱ、と先端の口を開くと中には無数の細いヒダがたっぷりとたくわえられ、触手の口がぱくっとシュナイダーの乳房にかぶりつく。
口の中の無数のヒダが乳輪ごと乳首に絡みつき、更に乳首穴に入り込んで乳腺をぐにぐにとこじ開けるようにしてほじくり回してくる。
一番弱い乳首を、ねぶり舐め回ししゃぶって搾り、ほじくるという濃厚な触手乳攻めにシュナイダーの乳はあっさりと陥落し、何度も何度も絶頂しては潮吹きして舌を突き出し牝の嬌声をあげっぱなしになる。
更に口触手が数を増やしていき、乳房だけでなく膣内にまでねじ込まれるとずぽずぽと太い本体でほじりまわし、更にヒダが膣襞一枚一枚にまで吸い付いて、甘噛しては引っかき、更に媚薬を丁寧にまぶして塗り込むようにかきまぜ犯す。
「んほおおぉぉぉぉっ!!!だ、だめ!だめだぁぁぁっ!!!」
豪快な乳責めに加え、膣内の余すこと無い媚薬と触手攻めの繰り返しに派手にイキ散らして腰を突き出しガクガクと尻を振って乳を揺さぶりアクメする。
Gスポットにまで口触手の中が伸びてくるとかぷ、と甘噛をしながらちゅうちゅうと吸い上げる。
上半身も下半身も、人外の甘く激しい快楽アクメ攻めに異常な快感を覚えクリトリスも乳首もビンビンに勃起させてしまう。
シュナイダーは、自らのヴァギナをグレンデルへと捧げるかのように腰を突き出し体を弓なりに反らして思い切りアクメしてしまう。
「いいイキっぷりだぞ、たまらないエロさだ。」
更に、グレンデルは手加減することなくゴツゴツした逞しい手と指で勃起したクリトリスを扱きあげ、たぷんと肉付きのいい乳房を持ち上げ力強くもみくちゃにして乳攻めを徹底する。
「さて、そろそろ俺のチンポでも楽しませてもらおうか」
触手を一旦膣穴からずっぽりと引き抜くと、巻き付いた口触手で相手の腕を拘束し、引っ張り上げてそのむっちりした肉付きのいい巨尻を自分の方に向けさせる。
そして、触手でさえも太いというのにそれを遥かに超える巨大ペニスをぐちゅ、と膣口へと押し付ける。
「んあっ…!ちょ、ちょっと休ませ…。」
連続アクメでもう体力もかなり消耗していたシュナイダーだったが、グレンデルは体力も精力も筋力もまるで人間とは桁違いのスタミナと持続力を持っており、女性の中でも体力に溢れるシュナイダーですら舌を巻くほどだった。
ペニスも絶倫で、萎える事なく勃起しっぱなしの肉棒を一気にバックから打ち込んだ。
「お゛ーーーーーーーーーーっ!!!!」
一発で子宮まで打ち込まれる強靭なピストンで、一撃で子宮膣アクメしてしまったシュナイダーは、舌を突き出し目を剥き下品なケダモノのようなアヘ声をあげてしまう。
大柄で長身なシュナイダーでも、グレンデルの体を相手にされてはペニスを突っ込まれると肉厚な巨尻が浮き上がるほどの体格差と激しさであった。
「ふん!ふんっ!おぉ!いい体だ!」
「おっ!!おぉっ!おぅぅっ!」
乙女とはまるで思えない下品な声を本能的に漏らし、それがグレンデルの性欲を余計に煽って興奮させ、セックスもより激しくなってしまう。
シュナイダーの肉体は、淫獄の世界から精神を取り戻し元の姿へと戻った。
調教前の本来の肉体へと戻った、のだがそれはあくまで体だけ。
精神と記憶ばかりはそうはいかず、しっかりとその熱と火が残ってしまった。
覚え込まされ、脳髄にまで刻み刷り込まれた記憶が肉欲を満たす快楽に再び目を覚まし、肉体へと何度も告げる。
この快楽に依存しろ、溺れろ、牝になれと。
「んおぉぉ!ほおおぉーっ!おっ!おっ!おぅうう!おううぅん!」
グレンデルとのセックスは、肉体だけが気持ちいい調教地獄の物とはまるで違う物だった。
かつての調教は、肉体に無理やり快感を与えそこに精神を引きずりこむようなものでアクメ地獄へと堕としていくものだった。
しかし、このセックスは肉体の快楽がとんでもなく極上の物であるだけではなく精神的にも満たされ、気持ちいいと感じてしまうセックスだったのだ。
自分の憧れる強さを持った屈強な雄、自分より格上だと認めた尊敬の念を持つ雄。
尊敬とは、即ち異性愛へと通じる物があり、そんな相手とのセックスは精神的な幸福感と満足感を脳と精神にたっぷりと与えていた。
淫獄の世界とは違う、肉体も精神も同時に快感によってアクメ開発されていくことで、体はどんどん牝化していくのをシュナイダー自身も感じていた。
剣の修業に付き合ってくれるお礼、ただそれだけだったはずなのにグレンデルの底なしの精力とスタミナによるセックスは最早地獄、というよりもシュナイダーにとっては天国のような状態だった。
アクメ地獄ならぬ、アクメ天国によってセックスをしている時のシュナイダーの顔は普段のキリっと引き締まった表情からは想像もつかないほど緩みきっただらしない顔つきで、何度もアクメさせられると気絶してしまう。
しかし、気絶してもグレンデルのセックスはとどまる事はなく強制的にまたアクメさせられ意識をギリギリ保てるようなラインで気絶と覚醒を繰り返し、手足に力は入らずだらんと垂れ下がったまま、まるでセックス人形のように扱われて体ごと持ち上げ揺さぶられる。
そして、強靭なグレンデルのペニスはシュナイダーの体を一本で膣内にねじ込まれたまま容易に体を支える。
「ふううぅっ!お前の牝肉体は犯し甲斐があるな」
ペニスの巨大さと体格差、そして反り返り具合の角度によってシュナイダーはペニスで打ち上げられると足が浮き、ペニスだけで体を持ち上げられているようだった。
それでも、グレンデルの性欲は収まることを知らず、逞しい腕で腰を掴んではズパンズパンッ!と尻肉を弾ませるように腰を打ち付けて犯す。
ブランブラン、と振り子のように体を大きく揺さぶられるとバルンバルンッとダイナミックに乳房をわななかせてスイングされる。
「んひいいいぃっ!はひっ!ほひーーーーっ!!おひっ!おひっ!」
意識を失いかけても、グレンデルによるピストンで子宮の奥を突かれるとまるでそれに反応するかのように嬌声をあげ、舌を突き出し顔を弛緩させて緩みきった顔つきで吠える。
無限のアクメ、まるで永遠にセックスを続けるつもりではないかと思えるほどのグレンデルの衰える事のない性欲と精力が襲う度に快感が体の底から吹き出す。
シュナイダーは、確実にごまかす事が出来ないほどのグレンデルとのセックスに幸せを感じてしまっていた。
牝というのは、強い雄にセックスをしてもらいペニスをぶちこまれて犯されることこそが幸福なのだと、本能や脳髄に叩き込まれるような強烈な快楽とアクメの大津波に完全に溺れ切ってしまっていた。
もう何度アクメしたのか、と数えることすら出来ない。
グレンデルの激しいセックスによって、アクメが全く収まらず途切れることがなくなってしまうと、シュナイダーは完全にアクメしっぱなしの状態になっていた。
セックスの最中も、グレンデルの召喚した口触手も彼の性欲によって動いているのか一切乳房を休ませてくれることなく、乳首を絡め取ってしゃぶりあげ、乳首穴ごぬちょぬちょとほじくってかきまぜてくる。
「あーーーーーーーーっ!!あっあっ!おおおおぉぉぉぉん!!!しゅごい!しゅごいいいぃ!!!」
とうとう、快楽を拒否する言葉も言えなくなってしまい、シュナイダーはすっかりアクメ天国の虜になってしまっていた。
乳首を真っ赤に腫らし、勃起させてビクンビクンと痙攣して子宮はグレンデルのペニスへちゅうちゅうと甘えるように吸い付いてしまう。
体を玩具のように揺さぶられ、もう抵抗する力もないシュナイダーはグレンデルの好き放題に体を犯し尽くされながらも、意識を完全に失うことも許されず、肉体と精神に直接グレンデルという雄とセックスするという快楽、幸せを丹念に刻みこまれるようであった。
快楽に弱いとまで言われ、延々と調教されていたあの淫獄の世界ですら届かなかった即アクメ、即堕ちまでさせられるのはシュナイダーにとって衝撃でしかなかった。
あの、肉体に精神を引きずり込むような強烈な快楽の連続ですら耐えきることのできない地獄だと思っていたが、グレンデルとのセックスはそんな物は児戯であったとすら言えるような快感だった。
「ひいいいぃいいぃーーーーっ!!んひっ!ほおおっほぉぉぉぉっ!!!おっぱいもマンコも気持ぢいぃぃ!!!シュナイクの止まらないよおおぉぉぉ!!!」
淫獄の世界から抜け出し、ようやく終わったと思っていた快楽に負けた時の自分のことを可愛らしく名前で呼んでしまう癖も、女口調までもあっさりと引きずり戻され、更にそれ以上にとろっとろに精神も肉体も蕩けさせられてしまった。
「はっはっは!女の本性が出てきたな!」
あっさりと気丈な態度が崩れてしまい、甘えたような愛くるしい声で喘ぎ夢中になって声を張り上げる。
そんな姿を見せるのにグレンデルは余計に気を良くして今度は、荒々しいピストンからペニスを子宮口に押し当て最奥に押し付けたまま腰を大きくグラインドさせ、ぐりぐりと子宮口を何度も擦り上げるようにして攻め始める。
「んあぁぁっ!シュナ、シュナぁ…!気持ちいいのダメなの!気持ちいいの弱いのぉ…!あおっ!あおぉぉっ!グリグリだめぇ!」
男に甘えるかのような声で懇願し、それでもペニスが激しく子宮口を揺さぶると快感に体を痙攣させてまたケダモノのように吠え、舌を突き出してみっともなくアヘるシュナイダーは最早その姿に炎の千人斬りの面影は全くなかった。
「そうか、ならこういうのはどうだ!」
グレンデルは、シュナイダーの弱々しい声色に更に興奮すると、突然触手からシュナイダーのおっぱいや腕を解放させる。
「んぎいいぃっ!ま、マンコにチンポ引っかかるぅ!!」
体の支えを突然失うと、全体重がグレンデルのペニスが突き刺さったままの膣にかかりあまりの衝撃に目を剥いてブシャーッ!と勢いよく潮吹きアクメをしてしまう。
更に、グレンデルはシュナイダーの正面を自分の方に向かせたかと思うと、その大きな掌で豊満な巨乳を鷲掴みにするとそのまま体を持ちあげる。
「のおおほぉぉぉぉぉ!!!!おっぱいとおまんこだけで持ち上げられるのだめぇぇ!!シュナ壊れちゃうううぅ!!!」
下半身は膣内に突き入れたペニス、上半身は双乳だけを支えにしてグレンデルに体を持ち上げられると、自分の体重が一番敏感な三点に集中してシュナイダーは舌をだらんと垂れさせて両手両足を放り出し、思い切りアクメしてしまって失禁してしまう。
「イキすぎて小便漏らしたか!シュナはみっともない下品女だな!」
「お、おもらししちゃったぁ…!は、恥ずかしいぃ!」
快感の激流に体を翻弄され、更には乳房と膣だけで自分の体を持ち上げられるという未知の感覚に目がチカチカし、体に力の入らなくなってしまったシュナイダーはじょろじょろと放尿して垂れ流し状態になってしまい、アヘアヘと何度も犬のような吐息を漏らす。
「このおもらしマンコも犯しまくってやるよ!」
更に、グレンデルはそのまま容赦するどころか双乳を掴んで持ち上げたまま体を思いっきり前後に揺さぶりながら腰を突き出し、ガクンガクンと子宮を突き上げペニスを思い切り突っ込んでかき混ぜるように犯す。
「んぎいいいぃ!!!んひいいいいいいぃっ!!!おっぱいちぎれる!シュナのおっぱいちぎれぢゃうううぅ!!!あぎぃぃぃ!!!こんな、こんなセックス知らないのぉぉぉ!!!」
乳房だけを掴んで体を容易に持ち上げる腕力と、ペニス一本で容易に女の体を持ち上げる豪胆な肉棒を持つグレンデルにしか出来ないセックスに、シュナイダーは体の危機を本能的に感じながらもそれを上回る未体験の快感にだらしなく緩んだ壊れたような笑みを浮かべてアクメを楽しんでしまう。
掴まれた乳房は、掌にこすりつけ甘えるように乳首がピンピンに勃起してしまい、ペニスが一突きするたびにぶしゃっ!ぶしゃっ!と壊れた蛇口のように牝汁が撒き散らされ、シュナイダーの体は余すことなく牝の悦びを味合わされてしまう。
「どうだ、気持ちいいだろう!」
「いいいぃ!!こんな気持ちいいセックス初めて!知らない!知らなかったぁぁ!」
グレンデルの手加減抜きの人外セックスにシュナイダーは思考もぐちゃぐちゃにされ、もう与えられる快楽をそのまま受け取り、素直に自分の感じているままを壊れたように口にすることしかできない。
「おおぉぉっ!出すぞ!全部飲め!!」
グレンデルも散々シュナイダーの膣穴をペニスで味わった後はビクビクとペニスを痙攣させ雄叫びをあげると、射精の瞬間に一気に牝穴からペニスを引き抜き、シュナイダーの口へと突っ込む。
「んぶぐうううぅ!!おごっ!ごぼぉぉっ!!!」
喉の奥までペニスを一気に突っ込まれると、シュナイダーは目を見開き苦しそうな声をあげる。
しかし、吐き出そうとするもグレンデルの強靭な腕で頭を掴まれては逃れることも出来ずガクガクと息苦しさに体を痙攣させてしまうだけで抵抗も出来ない。
そのまま、喉の奥に直接ぶちまけるように白濁しやや黄ばんだ精子がたっぷりと詰まった濃厚な精汁が濁流のようにドバドバと吹き出すと胃の中を一瞬で満たしてしまう。
「おぉぉぅ…おぉ…いいザーメン便器だ…」
グレンデルは気持ちよさそうに口を突き出し、シュナイダーの喉肉をペニスで味わいながらドクンドクンッとまるでポンプのように巨大な精嚢を震わせ、何度も何度も大量に精液を絞り出してシュナイダーの胃の中に注ぎ込む。
セックスで、中出しをしないと約束こそ律儀に守るグレンデルではあったがそれはそのかわりシュナイダーに膣以外での射精を全て拒ませない制約にもなっていた。
シュナイダーは喉の奥で脈打つペニスから吐き出される雄汁をごくんごくんと必死になって飲み干し、目を見開きながらショワーと音を立ててまた失禁して小水を漏らしてしまう。
足元に水たまりを作りながら、乳房だけで体を持ち上げられビクンビクンと全身で口内アクメを表現してしまい、息も絶え絶えになったところでようやく口からペニスを引き抜いてもらう。
「がはっ!!けほっ!!ひ、ひどい…。」
「お前が中に出すなと条件を出したんだろう?」
あまりの苦しさに、女口調が戻っていないままにグレンデルを見上げるが、それは中出しを拒否したシュナイダーの選択によってつけられたものだとグレンデルは告げる。
「きょ、今日は終わり、だろ…?」
とは言え、ようやく射精が終わったことにシュナイダーは安心して疲労した体を休めたいと訴えようとした。
しかし、グレンデルのペニスはまだまるで萎えておらずビンビンに反り返っておりグレンデル本人の目もシュナイダーを犯す気満々の雄獣の眼光を宿していた。
「何を言ってる、やっと一発目だろう?言ったはずだ。修行と戦闘以外は、ずっとセックスの時間だとな」
「ま、待てよ…!も、もう無理…!無理だって…!」
シュナイダーも、流石にこれ以上は体が持たないと首を横に振ろうとするがグレンデルはお構いなしに再びシュナイダーの豊満な爆乳を鷲掴みにして体を軽々と持ち上げる。
「んにゃああああああああ!!!!ま、またおっぱいで持ち上げぇぇぇ!!!」
何度も乳アクメし、更に触手によって開発され媚薬もたっぷりと塗り込まれた敏感な乳房を掴み上げられると、それだけで乳アクメしてしまい乳首がピンピンに一瞬で勃起しあがってしまう。
そして、喉を反らしているのも束の間体を降ろされたかと思うと一気に上向きに反り返って待機していたペニスの上に跨るような姿勢で飲み込ませられてしまう。
「ほおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉんっ!!!!!!!」
アクメしきり、ようやくペニスを抜いてもらったかとおもった矢先の一番挿入で一気に体重をかけたピストン一撃で今日一番の咆哮をあげるシュナイダーは乳首をビンビンに勃起させてクリトリスも剥き出しにし、愛液を勢いよく噴射しながらアクメしてしまう。
「は、はへぇ………シュナ、またグレンデルのチンポでアクメしちゃった…。」
だらん、と手足を力なく垂れ下げさせ、グレンデルに全てを任せるように脱力してしまうと再び自分の体は宙に浮かぶようにして持ち上げられ、乳房を捕まれ吊り下げられたまま反り返ったペニスの角度で腰を浮かせ上がらせるようにして支えられる。
最早、目の前の男とのセックスでアクメしていることを隠そうともせす、膣穴も尻穴もヒクヒクとみっともなく疼かせながら完全にセックスを楽しんでしまっていた。
「修行の時間まで休まずセックスするぞ、シュナ」
「そ、そんなの死んじゃうぅぅぅ!!!あぁぁーーーーーっ!!!!!グレンデルのチンポすごいぃぃ!!何でこんなに疲れ知らずなのぉぉ!!!」
何度自分をアクメさせてもまるで萎える事のない、鋼鉄のような剛直極太ペニスをガツンガツンと子宮奥に叩きつけられ、乳首をすり潰すように鷲掴みにされた乳房を体を揺するようにして指を沈みこませぐにゅぐにゅと力強く乳もみされ、乳アクメも膣アクメも同時に何度も連続でキメてしまう。
「それは、この俺が誰よりも強いからだ!」
「すごいよぉ!!剣も強いしチンポも強いとか反則!反則ぅ!シュナ負けちゃう!グレンデルにまた負けちゃうぅ!!チンポ強いのずるい!チンポずるいぃ!!」
自分を翻弄し、快楽に叩き込み、自分の女の部分を強制的に引きずり出してくる快楽の塊であるペニスに何度もアクメさせられることでシュナイダーはまるで種として、雄に敗北する牝であることを認め、弱音じみた絶叫をあげる。
「何がずるいんだ!!言ってみろ!」
「だ、だって!だってぇ!!あへぇぇっ!!おおぉぉっ!グレンデルのチンポ強すぎてぇ!んおぅ!!おぅっ!ズポズポされたら!あへっ!ひゃひ!あひっ!!すぐ負けちゃうんだもん!!」
喋ってる間もグレンデルのピストンは全く止むことなく、子宮を遠慮なくガッツガッツと突き上げ、シュナイダーは突き入れられるピストンに激しくアクメして喘ぎながら、泣き言のように声を漏らしてしまう。
「チンポに負けか!?チンポに降参するか!?」
降伏を迫るかのように、乳房を掴んだ腕を激しく揺さぶって腰を思い切り振りたくりガツガツゴツンゴツン、とメチャクチャな音を立て膣穴をかきまぜほじくり、乳房をバルンバルンとダイナミックに揺らし揉みどんどん攻めたてる。
「負けたくないっ!チンポなんかに負けたくないのに!男のチンポなんかに!負けたくないぃぃ!!!」
歯を必死に食いしばり、首を横にいやいやとするようにシュナイダーは振るがそのまま思い切りガツンッ!とひときわ強くペニスを打ち込まれると破顔一笑、だらしなく壊れたような笑顔に変わってしまう。
「負けぇぇぇぇぇ!!負け負け負け負け!シュナはグレンデルのチンポに負けちゃいましたぁぁぁぁ!!!シュナの負けぇぇぇ!!!グレンデルの最強チンポには絶対勝てないよぉぉぉぉ!!!」
まるで、負けたことを悦ぶかのように甘ったるいはしゃぐような声をあげたシュナイダーは完全に牝堕ちしてしまい、肉体はおろか精神すらも一緒にアクメ堕ちしてしまっていた。
負けず嫌いで、敗北することを何よりの屈辱としていたシュナイダー。
特に、自分の快感への誘惑は過去と現在の自分への敗北だと戒めることで何度も誘惑をかろうじてのところで振り切ってきたシュナイダーとは思えないような台詞を隠そうともせず叫ぶ。
それは、自分よりはるかに強い雄として認めるグレンデルが相手だからこその敗北宣言であった。
調教されて、快楽漬けにされアクメ堕ちした時でさえもこんな敗北を悦ぶような声をあげることのなかったシュナイダーであったが、自分が憧れた道の体現者である雄とのセックスであれば別の話し。
シュナイダーは、心のどこかでグレンデルに対してこの雄には叶わないと本能で、子宮でそう悟っていたのだ。
だからこそ、雄にセックスで敗北するという自分を牝として認めるような言葉を嬉々としアクメし叫んだのだ。
「よし、いいぞ!敗北アクメしろ!」
「するぅぅ!!シュナ降参!降参マンコアクメするううぅ!!イッグウウウウウウウウウウウウウゥウウゥゥーーーーーーッ!!!!!!」
舌を突き出し顔を笑みに歪ませ、レロレロとみっともなく空中を舐め回しながら腰を思い切りグレンデルに捧げるように突き出して散々アクメさせられた中でも今日一番の盛大かつ特大のアクメを迎え、派手に潮吹きすると今度こそ完全にシュナイダーは意識を失ってしまった。
白目を向いてよだれを垂らし、舌をだらんとしまうことが出来なくなったようなメス犬のような顔を隠すこともできずぐったりとしていると、そのままペニスを子宮から引き抜かれ、顔や体中めがけてびちゃびちゃびちゃ!と濃厚な粘っこいザーメンをぶちまけられる。
「ふううぅ!!おおぉっ!!」
乳房を掴んで体を持ち上げたまま、まるで的当てゲームのようにシュナイダーの体めがけてグレンデルは容赦なく射精する。
精液は体だけでなく、顔にも思い切りぶちまけられ鼻の穴や口の穴からもドロドロと入り込むが、最早シュナイダーはそれを吐き出したり噎せたりするような体力も残っていないのか、ただ白目を剥いたまま全身に精液がへばりついていくのを感じていることしか出来なかった。
「えへ、えへへ…あへ…へひ…ふへ……。」
まるで壊れた人形のように、笑みを浮かべたまま精液の的にされた体をぐちゃぐちゃに汚され、大量のザーメンが全身にへばりついていくとその温かさにシュナイダーは安心感すら抱いてしまったのだ。
初日から、いきなり肉体どころか精神すらも完全に牝堕ちするようなグレンデルの手加減抜きの荒々しくも、牝を本能から喜ばせる本気の人外セックスでシュナイダーは抵抗する間もなく疼く快感が花開き、完全にアクメを楽しんでしまう。
ぐったりとしたまま、グレンデルに掴まれた乳房はもみほぐされるとまた敏感にプルンプルンといやらしく淫らに揺れる。
「鍛えた女の体は犯し甲斐があるな…まだ終わると思うなよ」
これだけ犯し尽くし、失神するまでアクメさせてもグレンデルのペニスはまるで萎えることを知らなかった。
白目を剥いたまま殆ど意識のない状態のシュナイダーの体を抱えると、そのまま浴槽へと向かう。
そして、浴槽で全身にたっぷりとぶちまけられた精液を洗い流した後はまた風呂場でセックスが始まる。
快楽の渦の中で意識を失ったシュナイダーも、再びその存在感のある敗北を宣言したペニスを突っ込まれるとまたもや意識を覚醒させ、牝アクメを思い切り全身で味わってしまう。
その日、シュナイダーのケダモノのような下品な喘ぎ声が屋敷から止むことはなかった。
まるで疲れることを知らないグレンデルは、風呂場でもセックスをしたあと再び寝室に戻ると再度寝室でセックスを始める。
更に、寝室でセックスをした後は廊下に出て体を持ち上げてはシュナイダーの体を玩具のように揺さぶってセックスをする。
決して、シュナイダーの約束だけは破らず中出しこそしない物の、全身の全てを精液まみれにされては洗い流され、そしてまた精液をぶちまけられてとを繰り返し、シュナイダーはもうグレンデルの精液の温かさも、感触も、匂いもたった一日で覚えてしまっていた。
(これが、本当のセックス…最強の男のセックス…)
今ならばわかる、あの淫獄の調教など眼の前の最高の頂きに立つ男のセックスを味わってしまえばなんと退屈な物だったのか。
本物の快楽、本物の精、本物の雄、本物のペニス。
シュナイダーにとって、グレンデルとは強さの象徴であり何より自分が本物と認めざるを得ない全てにおいての力と、完璧さを持っているように見えた。
いつの間にか、もうシュナイダーの体を蝕むような快楽への誘いなど完全に吹き飛んでしまっていた。
なぜなら、それ以上の極上の快楽を覚えてしまったからだ。
(…これは、剣のためなんだ…剣を極めるため…だから…)
わずかに頭の中に生きている己が目指すべき目標、それだけは頭の中から消さずにいることができた。
しかし、シュナイダーの肉体は本能で悟っていた。
自分はもう後戻り出来ない、グレンデルとのセックスを知ってしまった以上離れることが出来ないと、無意識に悟ってしまう。
(あぁ………すごい……)
それは、彼の剣技を目の当たりにした時と全く同じ感想であった。
グレンデルのセックスを目の当たりに、味わう事で認めてしまう、尊敬してしまう。
シュナイダーの思考には、だんだんと屈辱という意識が薄れてしまいこんな体を乳房だけで持ち上げられてペニスで支えられるような道具を扱うようなセックスに嫌悪感はもう感じていなかった。
(あぁ…マジで、やばい………)
自分でも、この意識は危ういとわかってしまった。
シュナイダーは、お礼のためという名目があったからこそグレンデルとのセックスを何とか受け入れられた。
しかし、最初の一日からもうシュナイダーは完全にグレンデルとのセックスを楽しんでしまっていたのだ。
肉体が悦び、精神が満たされていくのを嫌でも感じさせられる、雄に屈服されるセックス。
せめ意識だけは、最高の剣士になるという夢だけは捨てない。
これだけが今のシュナイダーの意識を完全には堕ちきらせずにギリギリ保たせているか細く頼りなく、糸のような最後の一線だった。
だが、グレンデルはそこだけは振り切らせることはなくあくまで約束の範囲内だけで、それでも人外のセックスでシュナイダーの体を弄び、貪り、味わい尽くす。
シュナイダーがセックスを楽しんでいるのは、このグレンデルの律儀とも言える約束を徹底して守った姿もあったのかもしれない。
(……こんな無茶苦茶しても、約束だけは守ってくれんだな…。)
何度もアクメさせられ、ザーメンまみれにされ、正直に言うと肉体的にも絶対に抵抗できずやろうと思えば中出しを出来るはずなのに絶対にそれだけはしない。
それどころか、修行の時間になれば丁寧に指導し実戦を交えながら真摯に自分を指導してくれる。
そんな、男らしくも誠実さすら感じるような態度にシュナイダーはいつしかグレンデルに対して男としての信頼を持つようにさえなっていた。
だから、グレンデルのセックスに対して全く抵抗することもなく嫌悪感も感じなく成ってくる。
修行の後は、セックスを求められると嫌がることも拒否することもせず、ただ最初は恥ずかしそうに股を開くだけ。
あくまで、グレンデルが求めてからという条件付きではあるが求められれば股を開き乳房を差し出し、好きに犯される。
それは、異様な形でこそあれどシュナイダーがグレンデルに対して心を開き始めている証拠でもあった。
「シュナ、今日もヤるぞ」
「んっ」
そそりたつペニスを見せられると自然と膣は濡れ、すぐにセックスの準備に体が入る。
「んっっほおおぉぉぉぉっ!!!!!」
乳首が勃起して硬くなり、ピンピンといやらしく立ち上がってまるでグレンデルに誘い媚びているような双乳の形になり、プルンプルンと揺れる。
ペニスを突きこまれ、子宮が持ち上げられると舌を突き出しいやらしく吠えるようにあえぐと自然と膣穴がグレンデルのペニスへと吸い付き、ヒダがペニスに絡みつき体を上下に動かされる度にぬちゃぬちゃと舐め回すようになで上げる。
(あぁ、あたしのマンコ…もうこいつのチンポの形になっちまってる)
自分の膣がすっかり牝穴になってしまい、グレンデルのペニスの形を覚え込むようにしてぴったりとフィットし、どうすればペニスを気持ちよくすることが出来るのかがわかっているかのように甘えてしゃぶりつく。
シュナイダーは、自分の体がどんどん牝になってグレンデルを喜ばせるようになっているかがわかってしまって、それが余計に恥ずかしく、そして気持ちよかった。
そんな、快楽と淫欲と後ろめたさの混じった感情でもペニスを突きこまれればその形、凶暴さ、男らしさに意識は集中していく。
そして、今宵もグレンデルとの激しいセックスに酔いしれて体をどんどん牝に落としていき、ペニスを味わってしまうのであった。

戦線に立つ前、シュナイダーは一人武装の手入れを兼ねながら確認していた。
(胸が大きくなったな…。)
鎧を装備していると、何だか胸元がキツくなっているのを実感する。
昔、あまりにもセックスの相性のいい相手と何度も体を交わらせることで牝としての本能が刺激され、牝化が進んで体が豊かになっていくと言う話をどこかで聞いたことがあったことをふっと思い出す。
(…あの話し、あたしの胸がデカくなったのはその証拠なのか…?)
そう思い返すと、今までのグレンデルとのセックスが脳裏を過ぎりフラッシュバックすると乳首がむずむずと疼いてしまう。
(…あいつ、マジでタフだからな)
つい昨日のことを振り返るだけでも、全身を犯し尽くして自分の体でグレンデルに愛されていない部分などまったくないほどに攻められつづけ、何時間もかけて全く休むことなくセックスを続けられた。
鎧を身につける事ができないほどではないものの、今の甲冑をそのまま装備するとやや胸や尻がキツく感じてしまうほど明確な肉体の変化を感じてしまう。
金具や紐のサイズをやや緩めて装備すると、装備を身につけることは出来たがその体の変化はかつて淫獄での調教を受けていた時ほどの異常なものではない。
あの時、淫獄で大悪魔のブロッケンフリューデと半魔族のルーティエ、そして淫夢の女王であるインキュヴァーリンにひたすらに体を犯し尽くされ、体の隅々まで開発されて目覚めさせられていた日々。
そのことを思い出すと、怒りと屈辱が湧き上がる…いや、それしか沸き起こらなくなってしまっていた。
つい先日は、その日を思い出すと怒りと屈辱と、そして誘惑的な快感を思い出していたというのに、今はまるで快楽や疼きを思い出す事はなく心を支配していたのは負の感情だけだった。
(…何でだ、あんなに眠れないほどだったのに)
思い返せば、グレンデルとセックスをした日から淫夢を見ることもなくなり自慰をしそうになるのを耐える心のゆらぎもまるでなくなってしまっていた。
まるで自分の中の悪い夢を全部吐き出してしまったような気分で、どこか晴れ晴れしいような気分さえ感じてしまうのだった。
(……グレンデルのお陰、なのか?)
淫獄での快楽地獄は、まさに地獄だった。
精神的嫌悪を感じ、屈辱を覚えながらも快感で精神を引きずり込むような物で今思い出すと怒りが湧き上がって来るほど。
だが、グレンデルとのセックスは思い出すだけでも体が熱くなり、膣が疼き乳首が勃起して体が自ら進んで牝になっていくのを感じ、そして何より胸が高鳴りドキドキと鼓動を早めるのを感じた。
それは、嫌悪感などを感じず寧ろ高揚感さえ感じるほどだった。
(…あいつとのセックス、やっぱ気持ちいいんだよな…)
素直にそう思ってしまう、なぜならグレンデルのセックスはケダモノのように荒々しく激しい物ではあるが、決して自分を屈辱に塗れさせようだとか無理やり力づくで快楽だけで精神を汚そうと言った意識を感じなかったからだ。
寧ろ、自分を女として扱い優しさや気遣いさえ感じている物で、女として自分を求めてくれる事に不思議と心地よさや、乙女としての欲求を満たしてくれるとさえ思ってしまうほどだった。
準備が出来たシュナイダーは、その日からも剣を用いた実戦形式で激しい修行を繰り広げる。
グレンデルは、力任せなだけの剣技だけではなく卓越した熟練の剣技を持ってシュナイダーの常人では気づかぬ隙を的確につくことで弱点を教えるような指導剣を用いた物だった。
そして、実戦の中でより動きが洗練されることでシュナイダー自身も自分の実力がめきめきと上がっていることを感じる。
そして、修行が終われば即座にセックスに入る。
正直、修行以上の時間にセックスをしており体位もあらゆるものを用いていた。
正常位は勿論、バックや駅弁、背面駅弁、乳を持ち上げた宙吊りセックスなどパワフルなものも今まで未経験の体位でひたすらに牝穴をペニスでほじくり回される。
もともと、しなやかで戦士として熟練された完璧な肉体を持っていたシュナイダーは修行の中で更に力強く無駄のない肉体を形作り、そしてセックスを重ねるごとにシュナイダーはどんどんグレンデルに心も近づけ寄せていく。
肉体も、グレンデルにいかにすれば気持ちよくなるかというふうに調教されていき、どんどん感じやすくイクまでの間隔も短くなっていた。
しかし、どれだけセックスで乱れさせられることがあっても羞恥心を捨てずあまりにも恥ずかしいポーズをさせられたり、下品な言葉責めをされると顔を真っ赤にして、いやいやと少女のように首を可愛らしく振ってしまう。
そんな、乙女心が顕になる様は余計にグレンデルの目を引き気に入らせ、グレンデルもシュナイダーとのセックスに夢中になっていた。
いつしか、グレンデルの日常も修行以外は殆どがシュナイダーとのセックスになっておりシュナイダー以外の女を抱く事もしなくなっていたのだ。
「ふうっ!お前の体は本当にエロくて最高だな!」
「んああぁぁっ!おほっ!おおおっほぉっ!!そ、そんな恥ずかしいこと、言うなぁあ!んへぁぁぁぁっ!!」
牝としての体の優秀さ、いやらしさを褒められると内心ではどこか嬉しさすら感じてしまうが、それは同時にシュナイダーの戦士としての羞恥心をくすぐり、顔を真っ赤にして下品な牝の咆哮をあげながらも首を横に振って恥ずかしがる。
それが、余計にグレンデルのペニスをガチガチに勃起させ、子宮とぶつかりあうと目を向いてダイナミックに巨乳をバルンバルンと揺らして乳首を痛いほどに勃起させてしまう。
(そ、そんなにあたしは魅力的なのか…?)
正直なところ、グレンデルを除けば自分にこんなに女を見出し牝を求めて夢中になってくれた男などいなかった。
グレンデルは、男として自分の理想すべてを持っているといってもいいほどの器。
そんな男から、女として褒められ求められるというのは例え修行の対価として自分の体を差し出しているだけとは言え、決して悪い気はしない。
それが、余計にシュナイダーの体と心を満たしていきセックスへの傾倒をすすめてしまっていく。
「ぬうぅぅっ!!ぐぅ!!」
「んはぁぁっ!チンポザーメン熱いよぉぉ!あつあつザーメンびちゃびちゃで男臭いっ!」
そして、どんなにセックスに夢中になっていても約束通り中出しだけはせずイク瞬間にペニスを引き抜き、自分の鍛えられたしなやかな体にたっぷりとベトベトした濃厚でぷりっぷりの精子塊がたっぷり仕込まれた精液をぶちまけられる。
できたての熱い精液を体に大量に浴びせられながら、すえた雄の臭いに充満されてそれだけで酔っ払ってしまいそうになる。
(こんなヤバい量、マンコに出されちまったら…)
どれだけ気持ちいいか、なんてことを無意識に想像してしまって思わず首を横に振る。
そして、あれだけ大量に射精したというのにグレンデルのペニスは相変わらず萎え知らずで上向きに反り返っている。
(…あぁ、まだあたしの事犯す気満々だ…)
そのペニスを見て、ドキドキしながらシュナイダーは自然とグレンデルが犯しやすいように股を開いてしまう。
すっかり、シュナイダーとのセックスに夢中になっているグレンデルの傍ら、その影響を受けている者も少なからずいた。
そんなことも知らず、シュナイダーはグレンデルに求められるがままにいつの間にかセックスという享楽を無意識に受け入れ始めてしまう。
「んっほおおおおおおおおおおおぉっ!チンポデカすぎぃぃぃ!!!」
そして、止まる事のない射精したばかりのペニスがまた膣穴へと入ってくれば美味しそうにしゃぶりついてしまうのだ。

アンティオキア軍との状況は、グレンデル率いるドルガルドン軍の参入によって大幅に帝国側が戦線を押し気味へと変化していた。
そんな中、王国側としてはいつこの戦線へと和平使者としての介入をすることで王国の存在をアピールするかを考えていた。
王国の実質的な実験を握る大后は外交、知略での国政に最も長けており、そして何より今回の戦役で軍事介入したドルガルドン、そしてグレンデルという男の強さをあらゆる意味で知り尽くした存在だった。
それ故、計略も帝国側が勝利するということをわかりきった前提として考える事が出来ていたのは他国から一歩状況として抜きん出ている。
大后、テレーズはエロイーズと会談をしながら今後の戦略を練っていた。
「やはり、タイミングとしてはアンティオキア軍の戦線維持の絶望的な状況が適切でしょうか?」
「ええ、グレンデル様も流石に一気呵成に押し切るような真似はしないでしょうから」
そんな、王国側としての意向の相談をしながらもテレーズの頭の中はある一つのことで締められていた。
「今日はこのくらいにしておきましょうか」
ある程度、方向性が固まるとテレーズは一度密談を切り上げてその場を後にした。
側仕えのメイドに、今日はもう休んで良いと言葉をかけるとまるで日課のように地下へと一人向かっていく。
王城内に建設された地下室の一部は、テレーズとエロイーズ以外は立ち入りをすることが出来ぬように厳重な魔法陣による管理が行われており、そこを通り抜け進んでいく先にあるのは他ならぬ先程の話題の中心であるドルガルドンだった。
テレーズは、ここを用いてドルガルドンへと向かいながら一歩一歩近づくたびに脳内で今から向かう先での出来事をフラッシュバックさせる。
「あぁ…グレンデル様…♥」
甘ったるい声が漏れ出るのと共に、思い出させるのはケダモノのような下品で甘美なセックス。
触手に体を縛り上げられ、平べったい触手に突き出した爆乳をパチンパチンと叩き乳ビンタをされ、痛みを感じながらも屈辱的な被虐のマゾ心に火をつけるような攻めに乳首をみっともなくおっ勃たさせ、失禁したかのような量の膣汁をビチャビチャに撒き散らし。
発情したメス犬のように下品なデカ尻をぷりぷりと振り乱して媚を売ってしまう。
グレンデルから、日々の調教と被虐を与えるようなセックスの連続によって乳悦を味合わされ体が疼き、すっかりテレーズの体にも心にもマゾの大輪を咲かせてしまった。
早く、グレンデルの体の一部である触手に乳ビンタをされてみっともなくアヘりながら絶頂アクメをしたい、そんな欲求が体に火をつけて熱くなる。
「んあぁっ!おっぱいぃぃ♥」
女として、屈辱でしかない乳房をビンタで叩かれるという刺激も最早テレーズにとっては快楽を与えてくれる愛撫の一つでしかない。
ブルンブルン、と叩かれた衝撃で左右に揺れる乳房を主張しながら甘い声で気持ちよさそうに尻を振ってしまう。
公にこそされていないが、グレンデルはこの王国の実験を握っているテレーズの夫であり飼い主でもあるのだ。
そんな、夫からの愛というなの雄の欲をぶつけられる調教セックスにテレーズは心も体もすっかり飼いならされてしまった。
そして、何より興奮させるのが国民からは高貴な未亡人にして国の至宝であり美の穢れなき存在とまで呼ばれている自分がいることだった。
国民は、皆口をを揃え自分を神格化するかのように口々に美しい二つ名で自分をたたえてくれるが、そんな国民たちには見せる事のない本性を持っていることが背徳の興奮を与えてくれる。
自分は、夫を裏切り命の危機も顧みず助けにきてくれた家臣を裏切り、そして強く男らしく、巨大なペニスを持つ男に快楽で屈服した弱く浅ましい牝、それが自分だ。
もしも、国かグレンデルを選べと言われれば何の迷いもなくあっさりと国を裏切りグレンデルの本に跪いてペニスにしゃぶりつく、そんな女が自分の本性だった。
触手に腕を絡め取られ、もう快楽の中で力の入らなくなった体を支えてもらいながら触手の平たい先でパチンッ、パチンッと何度も乳房を左右にビンタされる。
「はううぅぅんっ♥おっぱい叩かれるの気持ちよすぎますぅ♥♥」
触手の平打を嬉しそうに味わい、もっと叩いてと言わんばかりに体を反らして胸を差し出すようにしながらバインバイン、と乳房が揺れ動く。
乳首は勃起したまま、ピクピクといやらしく痙攣して乳アクメを嬉しそうに味わっている様相を見せていた。
皆が崇拝しているような、国の至宝たる大后など幻想でしかなく、神聖で高潔な女とは真逆の存在、子宮と膣でものを考える淫乱雌豚、そんな自分には夫であり主人であるグレンデルによって乳ビンタをされているのがお似合いだ、と思っているその思考に体が疼く。
国中の男たちの目線を独り占めする、美しく豊かで女を象徴させるような自慢のバストを触手で叩かれ、辱められるという被虐の快感は何者にも代えがたいのだ。
かつでは、美しさで男の欲望を掻き立て戦にまでなってしまったこの美しき欲望の象徴である爆乳を持つ自身。
そんな自分が、一人の男に赤く腫れ上がるほどに乳を叩き回されバインバインとみっともなく魅惑的に弾み揺らす豊満な乳。
ダイナミックに、男たちの欲望を掻き立てるように弾み揺れる様は自らの淫猥な乳房にはふさわしい。
恥知らずなまでに牝へと調教され堕とされてしまった乳は、最早快感を思い描き被虐の悦びを想像するだけで酔いしれ、うっとりとした表情を浮かべてしまう。
「んひいいぃっ♥はおっ♥おおおぉぉっ♥」
そして、妄想に耽りそうになった刹那に再度触手の平打が乳房を襲うと気持ちよさそうに歯を食いしばりながら体を震わせ、軽い乳アクメにプシャッと膣から潮吹きをしてしまうテレーズ。
ひっぱたかれる、しかもそれは男性からではなく触手という道具から。
それを嬉しそうに受け入れ、そしてアクメを何度も繰り返して体を上気させ色っぽく牝の香色を醸し出す。
そして、更に今度はモップのような触手が現れるとそのみっともなく腫れ膨らんだ爆乳へと繊毛がたっぷりと絡みついて巻き付き、擦り上げるようにして振動すると乳首が一気に刺激されて乳房をバユンバユンと弾ませて快楽に酔いしれる。
「んっひいいいぃぃぃっ♥イグイグイグウゥゥッ♥」
嬉しそうなあられもない声をあげ、舌を突き出し頭の上で手を組んで乳房を前に突き出し差し出すような格好にしたまま腋を丸出しにしてアヘ顔をみっともなく晒してしまう。
更に、顕になった腋へもブラシ状の触手がねっとりと先端を吸い付かせ、ぬちゃぬちゃと舐めるように繊毛が優しくねっとりと擦り上げてくる、大人の変態の快感。
この腋も、全てはグレンデルによって開発された牝器官だ。
腋へと触手のブラシが吸い付き、じゅるじゅるとねっとりした液体を塗り込むようにして擦り上げるとくすぐったさと共に、グレンデルからの腋調教を思い出してしまう。
肉厚な舌で舐め上げ、自分の脇汗を味わいながら牝として分泌するフェロモンを無意識に出してしまうようにされたいやらしい牝器官。
テレーズの性感帯の一つとして開発されてしまった腋は、最早性器と同等の存在になっており繊毛が細かく舐め上げるようにして腋を這い回ると、くすぐったいような快感が走りテレーズはブルンブルンと快感をアピールするようにして自慢の美しく豊満なバストをバインバインと揺らす。
更に、興奮から腋からメスのフェロモンをたっぷりと分泌させ汗をかくと触手の雄欲を刺激しているのか、腋アクメをキメるたびに触手の吸い付きはより強くなり、ぬちゃぬちゃと触手の口の中の細かな繊毛が擦り、舐め回してくる事で余計に快感が高まっていく。
乳アクメと同時に、腋アクメまでされると膣から一気に牝汁をびちゃびちゃに吹き出し知りをぷるぷると震わせて思い切り絶頂してしまう。
乳首も、この豊満に育った乳房も最早今となっては牝としての快楽を享受するための器官に成り下がってしまい、ビンビンに勃起して爆乳を左右に上下にダイナミックに弾ませるたびに空気に触れ、それだけでもアクメしてしまいそうな快感を味わってしまっていた。
「おおおぉぉぉん♥腋、腋アクメ気持ちいいですわぁぁ♥」
鼻の下を伸ばした、美女とはまるでかけ離れたみっともない浅ましいアクメ顔を隠そうともせず、大股開きで腰をヘコヘコと振る様は娼婦を通り越した下品な道化だった。
更に、快感とアクメの連続でピンピンに立ち上がり調教されたことで更に肥大化した下品なクリトリスにまでブラシ触手が絡みついて吸い付いてくる。
ゴシゴシ、と繊毛が一気に野いちごのような大きさのクリトリスを全力でこすり磨き上げるような動きにコンプレックスであったそこを思い切り刺激されて思わず失禁しエクスタシーを味わってしまう。
「んぎいいいいぃぃぃっ♥はおおぉぉぉっ♥おっ♥おっ♥クリきもちっ♥ぎもぢいぃぃぃん♥♥」
触手に体を絡めとられ、あちこちを触手だけで何度もアクメしてしまう大后とはとても思えないような、大股開きで体のあちこちを恥ずかしげもなく丸出しにして晒しだせ、痙攣したようにビクンビクンと体を震わせる。
股からぶしゃぶしゃと派手にアクメ潮を吹き散らし、下半身を痙攣させるようにしてビクンビクンを体を震わせると、肉付きのいい尻肉が波打つように揺れてしまう。
豊かな双乳を、乳輪ごと乳首までしゃぶり繊毛が絡みついて搾り取るようにして扱きあげられ何度も何度も乳アクメをし、クリトリスを根本からゴシゴシとブラシ状の触手で擦り上げられるクリ磨きアクメ、そして腋を触手でしゃぶるような腋マンコクンニでの腋アクメを延々と繰り返し、全身がメスアクメの余韻が繋がったようなイキっぱなし状態になってしまっていた。
あまりの連続アクメをキメすぎて、表情が蕩けきって弛緩しだらしなく舌を垂れ流すようにしてよだれをダラダラと垂らし、膣汁までもぴちゃぴちゃと漏らして身体中からアクメ汁を垂れ流しっぱなしにしているような状態になっていた。
あまりの連続アクメをキメすぎて、全身がアクメ漬けになった状態でアクメが続きっぱなしになり、何も刺激を受けずとも腰をヘコヘコと振り、体を痙攣させて余韻に浸る。
しかし、これほどの快感とアクメ漬けにされてもテレーズの心は完全には満たされていなかった。
(ああ、足りない…こんな快楽じゃ全く足りない…!満足できないわっ!)
普通の女ならば狂ってしまいそうな程の快楽とアクメ漬けの触手攻めも、真の快楽を知るテレーゼからすれば己を満たすには不足しすぎているほどだった。
最高の夫にして、己の牝とマゾを開眼させてくれたご主人様であるグレンデル。
彼のペニスに、セックスに勝る快楽などありはしないと首を横に振る。
グレンデルとのセックスを思い返すと、それだけで体が高ぶり全身の性器になるまで調教された牝肉体が疼いてヒクヒクといやらしくうごめく。
雄がこんな姿を目にすれば、間違いなく一瞬で完全に勃起して理性も立場もかなぐり捨て、肉欲を満たすためだけに飛びつくであろう、淫靡な女神と形容するに相応しい卑猥すぎるアクメ姿を思い切り晒してしまう。
しかし、そんなみっともなく下品で淫乱で卑猥な肉体とアクメ姿を見せつけてもそれに反応するのは自分の体を弄る触手しかその場にはない。
そんな、切ないアクメで体をぐちゃぐちゃに蕩けさせる快感と、それでも疼く体の奥でほてりくすぶる精神の満たされない二律背反の感情と感覚に狂ってしまいそうだった。
そして、そう思考するのはテレーズの体に刻まれている刻印が原因だった。
彼女の股間に刻まれた複雑な模様から鳴る婬紋は、体の中にまでその影響を及ぼしておりクリトリスと尿道以外のあらゆるものを排除してしまうような仕掛けになっていた。
即ち、触手を用いても自らの手でも一番大事な膣内へと攻め入ることを許されないようになっていたのだ。
女としての一番の悦びを感じる事が出来る膣穴、そこだけを攻められることも慰めることも許されない体は、例え乳アクメや腋アクメ、クリアクメを幾らキメたところで完全に満たされることはなかった。
牝として一番快感を感じ、そして何より夫として愛しているグレンデルのペニスの味を最も味わって膣奥と子宮、そこへの直接的な快感だけは何をどう頑張っても決して得る事が出来ない。
しかし、膣口の入り口だけはしっかりと太い触手がなで上げるようにして愛撫による摩擦の快感を与えてくるのにプシッ!プシッ!と勢いよく何度も再び潮吹きアクメをしてしまう。
「んっひいいぃぃぃっ♥♥ほひーーーーーっ♥」
膣穴への疼きともどかしさ、切なさをごまかすようにしてテレーズは更にみっともなく触手に自らを辱めることを積極的に選んでしまう。
完全には満たされないと知っていても、牝の欲が求めることをやめてはくれず体をくねらせ尻を振り、乳を揺らして触手による連続アクメを何度も何度も味わってはエクスタシーの快楽を貪り喰らう。
そのたびに、膣口へと入ってきそうな予感を感じながらも魔術によって阻害されている淫紋によって触手は決して奥深くまでは入ってくる事はない。
貞操帯のような膣その物への快感を与える事が出来ない物よりも、寧ろクリトリスや膣口への刺激だけが許された中途半端なアクメだけが体を襲って這い回って来る状況はテレーゼにとっては寧ろ、子宮への欲求をより昂ぶらせるだけでより性質の悪い物であった。
(んあぁぁっ♥マンコ!マンコの奥に欲しい!グレンデル様のチンポでどちゅどちゅ思いっきりついて犯してほしいぃ♥子宮アクメしたいぃぃ♥♥)
蕩けた牝顔を浮かべたテレーズは、頭の中で何度もグレンデルによって与えられ続けたセックス調教の日々を反芻するように思い返し、空想の中にあるグレンデルのペニスの感触を思い出していた。
しかし、思い出せば思い出すほど子宮への実際の快感がないことに頭の中と肉体へのギャップによって、余計に切なさに子宮がきゅんきゅんと疼いてしまう。
魔水晶の中に記録された、今や思い返すだけで子宮が蕩けてしまいそうなグレンデルからの調教セックスの数々。
グレンデルを、一度は自分の利益のために利用しようと生意気にも策略をめぐらしながら一瞬でそれを看破されたことで、彼の不興を買い肉体も精神も追い詰めるような調教の日々。
(あの時は、凄かった…♥)
グレンデルが自らを牝として魅力を感じ、優しく心をほぐすように自分のことを大切にしてくれていたことで、自分の体を餌にして、彼の雄としての自尊心を満たしてやれば自分の戦力、駒として扱えるのではないかと画策した。
しかし、そんなテレーゼの浅はかな演技や思慮などグレンデルにとっては一瞬で見破る事のできるもので、あっさりとその企みを挫かれ、めちゃくちゃに犯され尽くした後で今度は仕置きとでも言うように放置されてしまった。
(あぁ…♥あの時も、ペニスが欲しくてしかたなかった…♥)
まだ心だけは屈服していないと自分に言い聞かせながらも、毎日まるで食事でもするかのようなペースでグレンデルの極上ペニスを味わい、セックスの快感を教え込まれていたテレーズの牝化したアクメ肉欲はたった一日セックスをしないだけで牝の疼きを抑えきれなくなっていたのだ。
心の最後の一線の中では、自分に言い聞かせるようにしてその疼きに耐えていたが眼の前で自分と同様に釣れて来られた仲間が犯されている姿を見てしまった時、テレーズははっきりと自覚してしまったのだ。
それは、自分の大切な仲間を陵辱し汚された事への怒りよりもあの美味しくて男らしく、素敵なペニスで犯されることを羨ましい、と言うふうに先に思ってしまうのだと。
それからは、テレーズはグレンデルへと初めて自分からセックスをねだってしまった。
グレンデルから翌日犯してやると宣言された時、不覚にも心をときめかせてしまい子宮を今のように疼かせて期待してしまったのだ。
そして、翌日のセックスでテレーズの体は完全に堕とされてしまったのだ。
(ご主人様の激しいケダモノ雄ファック…♥あんなの、逆らえる人なんていないわ…♥)
あの頃では考えられない、今ではテレーゼにとってはグレンデルとのすべてのセックス調教は彼との甘い恋模様のような思い出になっていた。
期待していた膣への刺激は中々得る事が出来ず、しかし執拗に体をアクメ攻めしてくるグレンデルとのセックスは、テレーゼの飢え疼く肉欲をぐちゃぐちゃに溶かして激しくように思考をかき混ぜてきた。
あの瞬間、テレーゼは間違いなくグレンデルとのセックスを心から楽しんでおり、そして心の底からグレンデルのペニスを何よりも欲しがっていたのだ。
初めて、自分からグレンデルに向かって膣穴を差し出してペニスをおねだりしてしまった瞬間、テレーズの心の中で残っていた守るべき一線が完全に崩れてしまった。
体を淫らにされ、屈服し、そして彼に恋をして完全に堕ち媚びて夢中になっていく姿。
仲間に救い出されながらも、グレンデルのペニスを欲するあまり逃げることをやめてしまった瞬間。
グレンデルによって体を宙吊りにされ、夫への裏切りの証として彼の遺影に向かって膣汁をぶちまけてしまう決別の瞬間。
(うふふ…♥本当、ご主人様のセックス調教は、思い出すだけでもアクメしてしまう♥)
大股開きにしたまま体を抱えられ、何度も何度も膣穴をほじくってかき混ぜられあの瞬間までは愛していた夫の写真を目の前に、耐えきる事ができなくなって思い切り膣汁をぶちまける。
しかも、その快楽を与えているのは夫ではない別の男。
完全に、夫を行為としても裏切ってしまった瞬間に自分の中の何かが完全に崩れ落ちてしまい、みっともなく泣きわめいてしまった。
しかし、グレンデルはそんな自分を男らしく強引に抱き寄せて恋人のような甘いキスと、濃厚でケダモノのような本能丸出しの激しいペニスファックで自分の中に残った未練をすべてぐちゃぐちゃにかき混ぜて砕いてしまったのだ。
あの瞬間こそが、テレーゼがグレンデルに自分の身も心もすべて捧げた運命の時。
そして、ペニスをねじ込まれ甘いキスをしながら夫として彼を迎え入れ恋人のように甘く愛し合う淫靡な姿を思い返す。
自分の中に残ったすべてを壊し、グレンデルの妻として、奴隷として生きていく悦びに目覚めた時からは毎日が甘く、卑猥で下品で、いやらしい愛の時間だった。
アナルにペニスをねじこまれ、アナル調教をされながら彼からの最高のプロポーズをされたセックス結婚式。
そんな、自分が牝としてどんどんみっともなく堕ち変化していく姿が魔水晶によって映し出される。
『アナルセックスしながらのプロポーズなんて男らしすぎますわぁ~~~♥♥♥』
魔水晶に映し出されるテレーズの姿は、みっともなく尻を振り乱してケツ穴にペニスをねじこまれ、ずぽずぽとかきまぜられながら牝の顔を浮かべて舌を垂れ流しにし、こんな最低の行為中のプロポーズをまるでロマンチックな乙女の夢を叶えられたかのような表情で喜んでいたのだ。
肉付きのいい乳と尻をぶるんぶるんと振り乱し、まるで娼婦のように雄へと媚びながら下品に悦ぶ様があの瞬間の快感と幸福感を思い出せ、また触手へと自ら体を押し付け、クリトリスと乳首を擦って思い出の中の感触に同調するようにアクメする。
グレンデルの調教の日々を映像として見せられることによって追体験しながら、更にその前である仲間たち、国民や家臣のために反抗していた自分の姿とのギャップに自らのマゾ心を刺激され余計に興奮してしまう。
(あんなに反抗していたのに、今ならグレンデル様にペニスしてもらうためなら何だってしてしまいます…♥)
グレンデルに捕らえられた時は、何としても仲間や国のために自分の体をいくら弄ばれたところで、必ずこの男の武力を自国のために利用してやろうとしていたというのに、陥落されてからは頭にあるのはいかにグレンデルにかわいがってもらうか、ということだけだった。
どうすればグレンデルは自分を魅力的に思ってくれるか、自分の肉体に興奮して発情しペニスを勃起させ、いかにセックス欲を掻き立てるかばかり考えてしまっていた。
いや、それは今も現在進行系だと言ってもいい。
テレーゼの頭の中にあるのは、大后としての立場も責務もなくこの疼き牝欲に溢れてみっともなくヒクつく膣穴をほじくってペニスで耕し種付けをしてもらうかということばかりになってしまっていた。
もう、テレーゼは肉体の隅々までは勿論脳や精神までもが完全に牝としての幸せを追うことしか考える事ができなかったのだ。
何とみっともなく、あさましく弱い女なのだろう、こんな品のない淫乱でダメな自分をお仕置きして罰してほしい、と開いたマゾ心が訴えかける。
そして、罰の内容は勿論愛するグレンデルの男らしく猛々しいペニスだ。
(あぁ…♥ご主人様のペニス♥チンポ♥子宮にずぽずぽしてほしいっ♥子宮が切ない♥中出しがほしい♥セックス欲しい♥)
国民たちに讃えられ、輝かしい光を浴びるよりも薄暗くセックスの臭いに満ちたこの地下で雄の欲望のままに求められ、ド変態にアへ顔を晒して尻を振りたくりセックスに夢中になっているのが自分にはお似合いだ、と触手たちに全身を弄ばれながら思ってしまう。
何が大后だろうか、何が国の至宝だろうか。
そんなもの、自分の身には過ぎたる証拠でしかなくこの身は、ペニスの快楽だけを求める淫猥な裏切りの牝だ。
ペニスをぶちこんでもらい、牝としての欲求を満たしてくれるならば例え国であろうと、仲間であろうと家族であろうと喜んで差し出す。
そして、彼らが見ている前であろうと命じられれば平気で土下座をして尻を振りながらグレンデルが最も好む下品で牝欲全開なペニスおねだりをあっさりとしてみせるだろう。
そんな、品格の欠片もない淫乱雌豚女なのだと自分を自分で罵りマゾ心に体を悦ばせてしまう。
「あぁぁっ♥欲しい、チンポ欲しい♥チンポ♥チンポぉ♥」
国民たちの誰が想像しただろうか?美しき国の至宝と呼ばれる大后は、嬉しそうに男のペニスのことをこんなに愛おしそうな声で呼ぶのだと。
心の中で何度も反芻していた言葉が、まるでそれをとどめきれなくなってしまったかのように口をついて出てしまう。
「チンポッ♥チンポぉ♥チンポチンポ♥チンポぉぉぉっ♥」
もう、頭の中がそれだけで満たされ染まってしまったかのようにテレーゼの口が紡ぐのはペニスをもっと下品に、男が悦ぶ言い方で如何に甘えて媚び、牝として自分が優秀かをアピールするかのような声色で何度も繰り返すだけだ。
このみずみずしく美しい厚みのある唇から、最も似合わない下品な言葉を楽しそうに何度も紡ぐなど誰が予想しただろうか。
そして、口にしながら乳首もクリトリスも勃起させ心からの牝快楽に浸っているのだと。
外からは触手たちの容赦ない連続アクメに攻めたてられ、内からは心の奥底にもう眠ってしまっている常識人である自分自身の声にせめられ、そして欲求は膣内への刺激を欲してたまらない牝の本能に攻められるアクメ地獄。
「はひ、ほぉっ♥おぉぉぉぉぉぉっ♥♥わたくし、はぁぁぁぁっ♥はああああああああああああああああっ♥イグイグイイングゥウウウウッ♥♥」
舌を突き出しながら、連続アクメがどんどん蓄積されていき溜まった快楽の巨大な津波が押し寄せるような感覚に鼻の穴を膨らませながら唾液を垂れ流しにして思い切り絶頂してしまう。
濁った獣のような咆哮混じりのアクメ声は、聞くに堪えないひどく卑猥で肉欲に支配された理性の欠片もない、牝アクメ肉に相応しく、そして大后という国の至宝にはまるで似付かわしくないような品のない声だった。
「んっほおおおおおぉぉぉっ♥イグイグイグッッ♥イっでる♥ずっとイっでるのぉ♥♥でも満足できないぃぃ♥足りないぃ♥チンポじゃないと満足できないのぉ♥チンポでアクメしたい♥チンポセックス♥セックスセックスセックスセックスぅっ♥♥♥」
アヘアヘと舌を宙でちろちろ動かし、くねくねと腰をみっともなくくねらせ何度も膣穴を突き出しながらアクメを繰り返しても、最後の一番欲しいところだけが満足出来ずに疼き続ける。
そんな、アクメと満足の間を意識がさまよいながらまるで気がおかしくなってしまったかのようにテレーゼは繰り返し性交を求めて叫びまくる。
セックス狂いの牝と化したテレーゼは、こんな姿を見られてしまったら国民はおろか仲間にすら見放されてしまうだろう、と自分のあまりにも品のない姿を自覚しながらも、それが寧ろマゾ心に余計に火をつけて体をほてらせ牝欲を燃え上がらせてしまっていた。
「セックス♥セックスセックス♥あ゛ぁぁぁぁっ♥セックスしたいぃいぃ♥ご主人様とラブラブセックスでアクメしたい♥極太チンポをマンコにぶちこんで鬼ピストンで連続アクメ絶頂アヘアヘしたいのぉおぉぉぉっ♥セックス欲しいぃ♥セックスセックスセックスセックスセックスぅぅ♥♥♥」
セックスへの欲求をまるで隠す事ができなくなり、触手に身体中を弄りアクメさせられ乳首もクリトリスも真っ赤に腫れ上がるほど勃起し、膣汁で水たまりが出来るほどに潮吹きしても満たされないセックス欲求を延々激しく叫ぶ。
その姿は、まるで今ここにいない主人に見せつけ自分を求めてくれるようにおねだりするようであった。
眼の前にグレンデルがいるような気分で、でもいてくれないしペニスを与えてくれることもない切なさが、放置されているようなM心をよりくすぐり全身を敏感な牝へと拡張していくような快感が走る。
いつも以上に激しく下品な言葉を、まるでたまりきった欲求を吐き出すかのようにして叫び続け、乳を尻をとブルンブルンとダイナミックに揺らして弾ませダンスする。
それは、獣の求愛行為のようで美しく淫靡でそして、人間の理性など欠片も残っていないかのような本能全開の行為だった。
「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁんっ♥スゴイのくるぅ♥♥くるくる♥マンコイグぅ♥欲求不満メスド下品エロマンコイッグぅうううぅぅん♥♥♥」
最早、テレーゼには大后としての品格もプライドも残っていないかのように、娼婦ですらも口にしないような品の無いアクメ台詞を嬉々として叫びながら本日最大のアクメを迎える。
体をのけぞらせ、乳房と股間を前に突き出しながら白目を剥いて舌を垂らしアヘアヘ、とみっともない吐息を漏らしながら気をやってしまうほどの激しいアクメを味わい、幸福そうな蕩けた顔で触手に支えられるようにしてぶらん、とぶら下がってしまう。
激しいアクメを迎え、思い切り意識ごと飛ばせるほどの快楽の余韻を味わっていたテレーゼは2時間程度してようやく意識を取り戻した。
薄っすらとした瞳には、ようやく若干の理性の光が戻ってきて体をゆっくりと起こすと唇を指先でなぞった。
そして、甘い吐息をゆっくりと吐き出して一つの思考が頭を締める。
最高の快楽がほしい。
確かに、先程のアクメ地獄も欲求を解放させるほどの快楽ではあったのだが所詮代用品であり、偽物でしかない。
あくまで、記憶を追体験することで意識だけで己の満足した即席を辿っただけのお遊びのようなものだ。
テレーズ大后は、毎日の牝としての欲求を地下でこのように果たすことでしか自分を抑えることが出来なくなっていた。
しかし、その代用品による憂さ晴らしで耐える事のできるような範囲はとうに限界を迎えており、テレーズの心を締めるのは一つの欲望でしかなかった。
(あぁっ♥グレンデル様…♥私の愛しい人、素敵なご主人様♥愛する旦那様ぁ♥)
自分の本性に気づかせてくれた、心の底から今も恋をしている最高の夫たるグレンデルへの恋慕だった。
彼のことを思い浮かべるだけで、膣からは牝汁がまるでごちそうを前にした犬のよだれのようにダラダラとこぼれてしまう。
(この王国の本当の主にして、王♥私は、私の持つ全てをあなたに捧げますっ♥)
そう、実質な実験を握っているのはテレーズとは言ってもそれはあくまで表向きの話でしかなかった。
そのテレーズこそ、グレンデルに思考のすべてを絡め取られており、テレーズはグレンデルが命ずればそのとおりにこの国を動かす。
すなわち、テレーズの身も心も支配しているグレンデルこそがこの王国をも支配していると言っても過言ではなかったのだ。
テレーズは、自分の身はおろか国すべてさえもグレンデルにペニスで犯してもらう快楽と引き換えにすでに差し出していた。
早く、グレンデルに会いたい。
あの低く、子宮を揺さぶるような声を聞きたい。
逞しく、頑強で大岩のような硬い腕で私を抱きしめてほしい。
そして、巨大なペニスで熟れ蕩けたヴァギナをかき混ぜ、雄の臭いが濃厚な精液をたっぷりとぶちまけてほしい。
テレーズは、グレンデルを思いながら子宮を腹の上からゆっくりと撫でる。
その姿は、大后でも至宝でもなく単に恋をする乙女のような様相であった。



これはbc8c3zがあらすじ・設定を作り、それを烏丸飛鳥先生に書いてもらったトランスプリンセスと白の烙印の2次創作です。
トランスプリンセスは綾守竜樹先生の作品ではありませんが、白の烙印とのキャラとクロスオーバーさせたものです。
一瞬でも先生がいなくなったことの皆さんの孔を埋めれれば幸いです。
感想があれば励みになりますのでお書きください。
またアンケートだけでもいただけたら今後の参考になりますので入れてください。
よろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です