美人ゴルファー 公開調教 外伝~後編~


これはbc8c3zがあらすじ・設定を作り、それを烏丸飛鳥先生に作ってもらった藤隆生 先生の美人ゴルファーの2次創作です。感想があれば励みになりますのでお書きください。


計算外だ。

先日の温泉旅行で、完全に拓哉は亜希のことを落としたつもりでいた。

しかし、旅館をチェックアウトする際に亜希は自分と女将の関係に気づいたようで、しかもその事を咎めるでもなく、冷めた態度で自分の事を突き放した。

拓哉は亜希の予想外の精神力の強さと、自分の中でも意外なほどに亜希への執着心が強まっているのを感じていた。

そんな中、拓哉は亜希のゴルフツアーの際の護衛の相談をするためにオフィスへと呼び寄せていた。

派手な成金趣味ではない、簡素ながらもインテリアや家具の一つ一つが洗練されたデザインで、拓哉の合理性と高級嗜好を表したような内装の中、亜希は座り心地のいいソファに姿勢よく座っていた。

「それで、護衛はどうするつもりなの?」

「特に外から慌ただしい動きは感じられないし、いつもと変える必要はないな」

呼び出しておいて、特に護衛の事を変更する予定もない。

拓哉の言い分に亜希は表情を変える事なく

「そう」

とだけ短く答える。

拓哉はそんな澄ました態度を崩したくなったのか、正面のソファから亜希の隣へと移動して肩を抱き寄せる。

「何だ、不満か?」

そう言いながら、拓哉はゆっくりと亜希の豊満な胸へと手を伸ばし揉みしだこうとする。

しかし、亜希はその手の動きを感じ取ると、今までのように力で押したりするような動きと違い、すっと体を引いて腕の中からすり抜けるようにして拓哉の愛撫から逃れる。

「いいえ、ただ変更することもないのになぜわざわざ呼び出したのか、と思って」

「そんな事は言わなくてもわかるだろ?」

亜希の冷淡な態度と、今までの拒否の仕方と違う動きに拓哉は意外そうに目を見開きながらも、更に亜希の体に触れようと手を伸ばす。

すると、今までならその手を払い落としたりしていただろうに、亜希は拓哉の手を優しく掴むとその手を降ろさせる。

それは、今までの衝動的な拒否とは明確に違った意思を持った拒絶であった。

「今日は相談で呼び出したんでしょう、相談が終わったなら帰るわ」

いつもなら、顔を真っ赤にしながら自分の欲求に逆らえずに弱々しい、形だけの抵抗とわかるような態度だったものが、今はまるで拓哉の事を何とも思っていないような余裕すら感じる態度でのしっかりとした拒絶に拓哉は一瞬呆気に取られてしまった。

「もういい?」

そう言うと、亜希は拓哉がわずかに触れたことで乱れた服を軽く正してソファから立ち上がる。

いつもなら、いやいやながらも自分のことを受け入れていたし、それがわかるほど抵抗しつつも、実際に自分が触るのをやめるとどこか残念そうな顔すらしていた。

温泉での調教と、散々あちこちで亜希のことを弄り愛撫してどんなところでも感じさせるようにしてきたというのに、まるでそれがなかった事かのように振る舞っていた。

「あ、ああ…」

拓哉は、亜希のそんなあからさまに変わってしまった態度にわかりやすく動揺を見せていた。

やはり、きっかけは温泉旅行でのチェックアウト時に女将との関係がバレてしまったことだろう。

亜希は、あの時以来今までは拓哉に愛撫されても口では嫌がりながらもロクな抵抗をせずに、されるがままに結局快楽に流されてしまって思いのままになっていた。

しかし、女将との関係にカマをかけて拓哉がそれに引っかかってしまってからは、明確な意思と行動での拒絶をするように変わっていたのだった。

拓哉としては、女将との関係に気づかれても嫉妬心を煽って余計に自分になびくものかと思っていたが、亜希はそれに対してまるで嫌悪するような態度を向けてきた。

亜希が今まで、何だかんだ拓哉の行為に流されていたのはそこに拓哉に対して性的な異性としての魅力があり、拓哉への好意がどこかに潜んでいたからでもあった。

しかし、自分以外の女とも関係を持っている事が露呈してしまった今、亜希は嫉妬ではなくそこに対して明確な嫌悪と敵意を持っていて、それが亜希の心を皮肉なことに強くし、より強い意思で拒絶出来るようになっていたのだった。

拓哉は、女将との関係がバレてしまったことも計算外だとは思っていたが、それ以上にここまで亜希が態度を硬化させるとは思っておらず、それが余計に計算外だったことに心の中で悪態をつく。

もちろん、亜希や姉のことを守っているという対価をもって、体を明け渡させる事は今後も出来るだろう。

しかし、今までのように亜希が快楽と牡としての自分の魅力に負けて乱れるところは見られなくなってしまう可能性があり、それは拓哉にとっては実に宜しくない結果になる。

「…そうだな、今日の用はそれだけだ」

「それじゃ、帰るわね」

拓哉は、亜希の心の変わりように失敗したと思いながらも、寧ろその強靭な意思に興味すら

持っていた。

ここで力を振りかざし屈服させるのは簡単だが、それでは亜希にもとめているものが満たされない。

そう思った拓哉は、一度引く事にした。

亜希は、拓哉の返答にまたそっけない返事を返すとオフィスから焦った様子もなく、終始余裕すら感じる態度を崩す事無く出ていくのであった。

「んあっ…おっ…♡おっ…♡ほぉ~…♡」

亜希が姉とともに生活する自宅のトイレから、悩ましげな女の声が甘く漏れ出していた。

「んあぁ~♡あっ♡あっ♡気持ちいぃ~♡」

亜希は、拓哉へと終始冷静で余裕な態度を崩さずにオフィスからさり、自宅へと帰宅した途端駆け込むようにトイレに入ると、誰もいないのを確認してから盛大にオナニーをはじめていた。

数十分前に、拓哉に見せていた余裕の顔は全く残っていなく、夢中で自分のマンコに指を突っ込むと、ぐっちゃぐっちゃと派手な水音を響かせ、もう片方の手で自分の豊満に育った乳肉をめちゃくちゃにも見回し、指先で乳首を捏ねて派手に自分を慰めることに夢中になっていた。

「あ、危なかったッ♡はぁ~♡」

そう言いながら思い返すのは、熊川や五代と言った男たちに調教されきって、すっかり牝の欲求に敏感で貪欲になった自分の体。

拓哉がもう少し強引に迫って自分の乳肉を触っていたら、と思うと亜希は今更ながらに冷や汗が流れるのを感じた。

今や、亜希の体はすっかり男に与えられる快楽に喜ぶように調教しつくされてしまっており、それは時間が経過して忘れたくても忘れられない、消えない傷跡のように刻み込まれていた。

不本意な自分の、開発されきった肉体の記憶は忘れようと心の奥底へと封じ込めてしまえば、まるでそこで抑圧された欲求が爆発するかのようにふつふつと煮えたぎるように沸き起こってしまう。

亜希が決まってオナニーをするときに思い出すのは、愛し合っていた恋人との甘やかなセックスなどではなく、自分を玩具のように扱い、自分の欲求を満たすことしか考えてない男たちの野蛮な調教だった。

「んああっ♡ここっ♡ここがいいのっ♡」

すっかり、自分でも自分が悦ぶところを把握してしまった亜希のオナニーは、的確によがる箇所を自分の指でまさぐり刺激して、快楽を貪るように乱れていた。

しかし、そんな調教を思い出しながらのオナニーもいつしか拓哉とのセックスを思い返しながらのものに変わり、あの忘れたくても忘れられず自分を苛んでいた調教の記憶は上書きされるように薄れつつあった。

今日のオナニーで思い返すのも、旅館で拓哉と狂ったようにまぐわり続けたセックス。

廊下で、散々尻肉を揉まれ乳肉を弄られて体を昂ぶらされた記憶。

温泉で、姉が近くにいるのに容赦なく極太のチンポをハメられて、必死に這いずり回って露天風呂へと逃げようとするさなかも、自分に夢中になって犯し続けてきた男の記憶。

自分の体を飢えた野獣のような目で見つめる男たちから、守ってくれた男の記憶。

そして、すぐさまその女を所持しているという優越感を味わいながら、自分を求めて部屋に向かう途中の階段の踊り場からキスで口の中までどろどろに溶かし、子供の見てる前で乳肉をめちゃくちゃにしてきた記憶。

温泉をのんきに楽しんでいた姉と違い、亜希の旅館での記憶は終始拓哉とのセックスだけで構成されていると言っても過言ではない、淫欲まみれの記憶しか残っていなかった。

「ふーっ♡ふーっ♡そろそろ…♡」

たっぷりと指でかきまぜ、ほぐして具合をよくし熱でほかほかに温まったマンコから指をぬぷっと抜くと、白濁したねっとりとした本気で感じているときの分泌液が指についているのを見て、亜希はバイブを取り出す。

嫌でも、形や大きさ、長さ、太さを記憶してしまった拓哉のチンポに出来る限り近いサイズのバイブを取り出す。

ローションをバイブへと、ぐちょぐちょに塗り込んでいく動きは、拓哉のチンポを手コキするときの動きを再現させ、なおのこと亜希の記憶に拓哉のセックスを思い出させる。

「ふっ…♡ふっ…♡はぁぁぁ~~~~♡」

まるで自分から股間を捧げるように股を開き、ねっとりと濡らして光るバイブを一気に自分のマンコの中にねじ込むと、嬉しそうな声をあげて軽くアクメする。

「おっ♡おっ♡もっとして♡チンポしてぇ~♡」

亜希はまるで、そこに誰かいるかのように声をあげて無意識に言葉を口にしながらバイブを思い切り動かす。

その動きは、拓哉の激しくダイナミックな腰使いにこそ及ばないが、女のオナニーにしては激しすぎる動きで、マンコの中を長いストロークでずっちゃずっちゃ、と下品な音を響かせてかき混ぜる。

バイブを抽挿するたびに、ぶぴっどぽっと音を立てて濃ゆいねっとりとしたマン汁が吹き出し、悦びオナニーを楽しんでいることが傍から見れば丸わかりな様子だった。

「あ~♡イクイクッ♡イックーッ♡」

そして、誰が見ているわけでもないと亜希自身もわかっているのに、誰かに宣言するように。

まるでそのバイブが誰かのチンポであることを想像しているような、誰かがそこにいるようなことを想定したかのような言葉を口にして腰を痙攣させながらアクメに浸る。

まるで、何かを受け入れるかのように。

「はぁ…はぁ…♡イッた…♡」

亜希は、ぐったりと力が抜けたようにトイレの便座に座り込んで脱力していた。

そして、思い返すのは今日の拓哉とのやり取り。

(本当は、今日私は…拓哉さんのことを受け入れたかった)

拓哉の予想に反して、亜希は今日本当は必死に我慢していたことを心の中で思い返す。

今日、わずかに拓哉の手が伸びてきて自分の豊満に育った巨乳を軽く触った掌の感触を思い出し、自分の掌で乳肉を掴んでやわやわ、ともみしだく。

自分の細い指と掌ではおさまりきらない巨乳も、拓哉の手にかかれば全体を包み込むかのように鷲掴みにできる。

その感触を惜しむかのように、乳肉をもみしだいて声を甘く漏らしてしまう。

「はぁ…あ…♡」

そして、更に反対の手を自分の尻に伸ばすと軽く尻肉を円を描くように撫でた後で、指先を恐る恐るとアナルへと触れさせる。

指の先がアナルの皺に軽く触れた瞬間、全身を電気のような快楽が走った。

「ふあぁっ♡あぁっ…♡」

触れただけで、甘い快楽を走らせる淫乱な自分の体に亜希は余計に興奮を煽られ、じっくりとアナルをなぞり撫でて行く。

『俺専用アナルマンコだもんな』

拓哉が、自分のアナルを犯すときに必ず言う言葉を思い返してしまう。

そうだ、自分のアナルをこんなに淫乱にさせたのは他でもない拓哉だった。

今も、触れるだけで拓哉が人が通りそうなところでも構わず、あの太い指でアナルをなぞりあげて押し込んでくる快感を思い出してしまう。

この場所はあの人だけのもの…そう思ってしまうのは、まるで自分の隣に拓哉がいて、囁いているかのように想像してしまっているからだった。

それほどに、アナルへの調教は進みきっていた。

亜希は、トイレで自分の乳肉とアナルをじっくりと弱い快楽が体を蝕んでいくのを楽しむかのようにゆるい手付きでオナニーをしていると、どんどん想像が膨らんできた。

(もしも、今…拓哉さんが家に入って来て、私がトイレでオナニーをしているところを見つけて侵入してきたら…)

『絶対オナってると思ってたよ、オフィスでは無理してたんだろ?俺にはお見通しだ』

そんな事を言ってくるに違いない。

どうやって家に勝手に入ってきて、しかも一直線にトイレに向かってくる?そんな事はありえない、という自分のリアリティのない想像へと一瞬だけ疑問が向けられる。

しかし、亜希自身がそんな疑問を抱く事は今の快楽を貪る瞬間には無粋だとばかりに、打ち消すような強い快感をアナルへと走らせる。

なぞっていただけの指をたっぷり濡れたマン汁が垂れているのをいいことに、じっくりと入り口を濡らして指をねじ込む。

「はぁぁ~~♡」

アナルへの挿入という強い快楽で、都合の悪い真実は一気に雲散霧消してしまう。

『帰る時の目が完全に牝の目になってたぞ』

そんなはずはない、私は最後まで冷静だったはずだ。

でも、もしも…もしも拓哉さんが見抜いていたとしたら、こうして追いかけてきて、私のオナニー現場に入ってきて犯すに決まっている。

容赦なく、自分のアナルにあの太くてたくましいチンポをねじ込んで、私を屈服させようとするに決まっている。

ねじ込んだ指を喜び締め付けるかのようにアナルが収縮して、ぎゅっぎゅと窄めて、歓喜の感情で迎え入れてしまうかもしれない。

亜希は乳肉を、じっくりと掴み乳首をこね回していた手を口にもっていって、必死に声を抑えるようにするが、指の隙間から呻くような甘い声が漏れてしまう。

足の指先までピンと伸ばしながら、亜希はアナルアクメをキメてしまう。

『亜希が性欲が本当は強いのは知ってるぞ、だからこうしてトイレでオナニーしてることもお見通しだったんだよ』

「ち、違うの…♡私、そんな性欲強くな…ひ…♡」

『嘘をつくなよ、本物チンポが欲しくて仕方ないんだろ?』

「そ、そんなことぉ!?っほぉぉ~~♡」

アナルアクメの余韻にひたりながら、亜希の想像の中の拓哉が話しかけて来るのに、亜希はアクメのしすぎでそれが想像か現実か区別がつかなくなっているかのようにトイレで一人、誰もいない空間に応える。

そして、まるでそれが本当に拓哉から与えられる責めであるかのように、自分の言葉の最中にまた極太のバイブをマンコにねじ込み、自ら言い訳の言葉を途切れさせる。

ぐぽっ!ぐぽっ!ずちゅっ!とマンコを思い切りかきまぜ、粘着質なマン汁が分泌されかき混

ぜている音がトイレの外にまで響きそうな程のオナニー。

だが、亜希の中ではそれはトイレの外まで自分の尻に拓哉の腰がぶつかる激しいセックスの音に変換されていた。

「やらっ♡お、音っ♡聞こえちゃっ♡」

本当はそんな音はしていないのに、亜希の中ではそれは現実であるかのように首を振って、激しさを咎めるように言葉を口にする。

それは、実際には自分で激しくマンコをバイブで抽挿する音で、自分が力を抜けば収まるだけの話なのに、まるでその右手は拓哉の意思でセックスをしていると錯覚するかのように止まらなかった。

「んひぃ~~~~♡」

自分を追い詰めるようにピストンするような動きで何度もバイブを抽挿していると、亜希はまたアクメを迎える。

今度のアクメ、拓哉が自分の中に射精したのを想像しながら腰をカクカクと痙攣させ、うっとりした表情を浮かべる。

想像の中の拓哉は、セックスしているところがバレてしまったら危険な状況のため、旅館の時ほど長く交わる気はないらしく、一度きりのセックスで切り上げるようにして消えてしまった。

「はぁ…はぁ……♡」

先程まで、想像の中では自分の子宮にたっぷりとザーメンを注いでいたはずなのに、いざアクメを迎えて現実を迎え、自分の子宮をお腹の上から抑えるとそこにはなにも残されていなかった。

中出しされた時の特有の重みがない、そんな虚しい一人アクメに全力で足に力を込めて拓哉の体を締め付けているつもりだったのに、そこには誰もいなかったと現実を思い知らされ、思わず涙が漏れ出る。

僅かなセックスの時間、スリルと快感に満たされたようでいて、何も満たされていない、想像の中の拓哉が去ってしまって本当に一人になってしまったトイレの中で亜希は思わず漏れ出た涙を腕で拭った。

これ以上は本当にいけない、だめになってしまうと自分に言い聞かせながら自分の汁で汚れた体を手早く拭き取り服を正す。

「…こんなこと、やめなくちゃってわかってるのに」

亜希は、ようやく平静を取り戻しながら自分が夢中になっていたことを思い返して、自戒するかのようにつぶやく。

今までは、拓哉の愛撫を受けてしまうと体が勝手に反応し、拒否する間もなく流されてしまっていたのは、自分の体から沸き起こる欲求を抑える事が出来なかったからだった。

そう思った亜希は、拓哉の行為によって沸き起こる欲望を、自ら発散させることで、その刺激を軽減して何とか我慢しているのだった。

しかし、その方法は亜希にとってはあまりにも惨めすぎた。

拓哉から与えられる快感に耐えるために、自分で自分を慰め、しかもその想像の相手はよりによって快感で自分を落とそうとしている男。

そんな矛盾を孕んだ行動に、亜希は惨めすぎて涙が出てくるのを感じながら、自分をできるだけ想像に近い形で快楽に導くための道具を片付ける。

自分で自分を慰め、そしてその道具を片付ける瞬間ほどむなしいものはないと、亜希は噛み締めていた。

だが、こうでもしなければ亜希は拓哉の攻めには耐える事ができないのだと確信していた。

流されないためには、これしか方法がない。

そして、他にも女がいる男になんか意地でも流されてやるものか。

亜希はその一心で自分のことを支えているのだった。

「なるほど、そういうことか…」

拓哉は、パソコンのモニターを前にしながら納得したように呟く。

そのモニターに映し出されていたのは、亜希と里佳子が生活している家の中だった。

亜希は気づいて居なかったが、実は拓哉はマンションの中に電波を発しない検知することが難しい特殊なカメラを仕掛けていたのだった。

「ふ、あいつも可愛い事だな…」

亜希がオフィスで自分を拒絶した時、拓哉は自分の失敗を感じながらも、果たして敵愾心だけで自分があれほど仕込み続けた快楽を本当に振り切れる物なのか?と疑問をいだいていた。

そこで、あえて亜希を泳がせるためにオフィスでは強引に迫ることもなければ立場を使って、受け入れるようにせざるを得ないようにすることもしなかったのだ。

そして、亜希が自分に抵抗出来ていた理由が、虚しくも自分で自分を慰めて快楽を求める心を発散していただけ、という実にシンプルな回答に満足そうに笑みを浮かべる拓哉。

しかも、トイレでのオナニーは明らかに自分を意識したものだとわかれば、なおのこと拓哉の欲望に火を付けた。

「あんな物で本当に満足出来るわけがないのにな…」

確かに、ここ最近の亜希は必死ながらも理性を保てているような振る舞いはしていたが、オナニーで発散出来る欲望などたかが知れている。

特に、自分とのセックスを散々味わった後の亜希ならなおさらの事であった。

拓哉は、やはり亜希が自分のものになりつつあることを確信しながら、モニターの電源を落とす。

翌日、拓哉は亜希の部屋を訪れた。

「…何しにきたの?」

インターフォン越しに、亜希はオフィスでしたようにつとめて冷静に振る舞いながら、突き放すような言い方をする。

それが必死の虚勢だと既に拓哉にバレているとも知らずに。

「まあいいから部屋に入れてくれよ」

「今日は忙しいの、大した用がないなら帰って。何度来ても無駄だから」

亜希は、拓哉の声に一見するとまるでブレのない声ではっきりした態度を取っているが、それが崩れかけのハリボテであることは拓哉には既に見抜かれていた。

亜希は、こんな態度を取っていればオフィスのときのように拓哉が引き下がると思っていたが今日は違った。

拓哉は合鍵を使って家のドアを開けると、更にキーチェーンまで簡単に外から外して部屋へと入ってきた。

「ちょ、帰ってって言ったじゃない!」

「面白い特技だろ?南米の友達に教えてもらったんだ」

「最低…こんなこそ泥みたいな真似してまで部屋に入ってくるなんて」

流石に部屋の中にまで入ってくるとは思っていなかったのか、亜希の声に若干の焦りが交じる。

対して、拓哉の声にはまるで愉快な玩具を見つけたような楽しそうな声で亜希へと近づきながら、泥棒じみた手口で部屋へと侵入してきたことを自慢気に言う。

そして、拓哉が亜希の肩を掴むと亜希も流石に部屋の中では逃げられないと察したのか、何とか表情を殺して冷たく見据える。

「はぁ、全く…わかったわよ、やりたいならさっさとして済ませて」

拓哉は、自分がよがって乱れるところを悦ぶような傾向にあることを見抜いており、自分がこうやって冷たく無反応を決め込んでいれば、興が醒めるだろうと思っていた。

どのみち、亜希は里佳子を守るためには拓哉の力を借り続けなければいけない、その契約の対価として体を差し出すことには了承していたので、セックスは拓哉が強く望めば拒否するわけにはいかない。

ならば、さっさと拓哉の欲求だけ済ませてしまって、帰りたくなるようにしたほうがいいだろう。

体は許すが、セックスを一緒に楽しむということも拓哉を必ず楽しませなければいけない、という事も契約していない。

射精させてしまって、興を削いでやろうと亜希は冷淡な態度を取り続ける。

先程も、実はオナニーをして欲望は発散しているし、手を出されても無反応を貫けるはず。

そんな風に自分を奮い立たせながら、亜希は拓哉の腕から抵抗するのをやめる。

「んっ…亜希…」

「ふ…キスなんていいから、さっさと入れて済ませてくれる?」

拓哉のたくましい腕に抱きしめられると、不意打ち気味に甘いキスをされて、亜希は一瞬目を見開くも自分を抑えつけながら唇を離して冷めた目で拓哉を興味なさそうに見る。

そして、どうせセックスしたいだけだろうと言って自分から服を脱いでセックスに促す。

(だめ、あんなに丹念な愛撫なんてさせるわけにはいかない…さっさと出させて終わらない

と)

心の中では、拓哉に念入りに体を攻められてしまえば、またそれだけ耐えるのがきつくなることを予感した亜希は、あくまで事務的に、射精だけさせて終わらせようとする。

「だめだ、今日はじっくりヤる気分なんだ。里佳子はどうせまだ帰って来ないだろ」

「…わかった、好きにすれば」

しかし、拓哉は亜希が必死に欲望を抑えていることを知っているため、亜希の思索と相反してじっくりと体を弄りはじめた。

そのからくりを知らない亜希にとっては、拓哉がたまたま気まぐれに時間をかけたセックスをしたがっているだけだとしか思い至らず、心の中でしまった…と悪態をつきながらも、自分の弱みを決して見せないように、体に触れられじっくりと撫で回される愛撫に体が跳ねそうになるのをおさえて平気だという態度を続ける。

「言われなくてもそのつもりだ…亜希、本当にお前の体はそそられるよ…」

「そういうのいいから、私はさっさと終わらせて欲しいの」

拓哉はそう言いながら、ゆっくりと亜希の服を脱がせて焦らすように感情を昂ぶらせていく。

「そういうなよ、亜希だって楽しみたいだろ?」

「私は興味ないわ、セックスを楽しみたいならあの女将さん相手に頼めば?」

拓哉の挑発するような言葉に、亜希は今までの自分とは違うということをアピールするかのように余裕の態度を崩さず。

更に、自分が態度を硬化させる原因になった女の事を口に出すと、拓哉は一瞬動きが止まりそうになるも、先日亜希のオナニーする姿をカメラで覗いていたからか、手を更に動かし豊満な乳肉を大きな掌で包み込み、やわやわともみしだく。

「俺は亜希とヤリたいんだ」

そう言いながら、拓哉は掌に包み込むように掴んだ乳肉をもみくちゃにしてじっくりと下から上へと持ち上げるように揺らし、指先で乳輪ごと乳首をつまむと捏ねるようにして扱き出す。

「…っ、そんなの知らないわ…」

自分の手では物足りなかった、逞しい拓哉の手が乳肉全体を余すこと無くつかんでもみほぐしてくるのに、亜希は自分のオナニーでいじっていた時よりも強く満足感のある快感に声が出そうになるのを必死に抑えながら、まだ冷静さを必死に保とうとしていた。

さっき散々自分で発散したのだから、拓哉に少しくらい体をまさぐられたところで、感じたりするものかと必死に表に出そうな快楽の声を抑え込んでいた。

しかし、拓哉はそんな亜希のことまで全て知っていて、今のこの冷静な対応も所詮は砂上の楼閣であることを理解しているため、亜希がギリギリの状態なことも見抜いていた。

しつこく、執拗に亜希の揉むたびにたぷんと波打ち揺れる肉感的な乳肉を揺らし、もみほぐしては乳搾りをするように根本から先まで扱きあげる。

今までの拓哉よりも、執拗かつ粘着質な乳肉攻めに、亜希は可笑しいと感じていた。

(ど、どうして入れないの?こんなにおっぱいばっかり…!)

まるで、自分が必死に我慢しているのを知っているかのようなねっとりした攻めに亜希は冷静さを表に出すのが段々と限界に近づいていた。

「ふーっ…ふーっ…」

段々と亜希の息が荒くなり、声こそ必死に抑えて出さないようにしているものの、快楽に耐えているのはもう目に見えてわかるほどだった。

拓哉は、そんな亜希の限界が近い事も息遣いから見抜いており、にやりと笑みを浮かべる。

「もう限界なんだろ?」

「な、何が?意味がわからないわ」

亜希は、拓哉の言葉にギクリとしながらも、まだ自分が虚勢を張っているだけだとバレていないと思っているのか、惚けながら声を必死に抑えて息を潜めて見せる。

「俺が植え付けたものが、玩具くらいで満足できるとでも思ったのか?」

「え…?ど、どうして…」

亜希は、突然拓哉が自分の支えている物を見透かすかのような言葉を口にするのに、唖然としてしまった。

「お前の事は何でもお見通しなんだよ」

「う、うそ…」

亜希の冷静さを保つために、必死で守ってきた虚勢が一斉に剥ぎ取られたような気がしたと同時に、自分が浅ましく玩具で体を慰め拓哉の攻めに今まで耐えていた事がバレてしまったことに強烈な羞恥を感じて顔を真っ赤にさせる。

一気に心の均衡が崩れた瞬間を拓哉は見逃さず、亜希の体を抱き寄せると乳肉ばかりを攻め立てていた手でようやくまんこをまさぐるように指をねじ込みかき混ぜる。

「んひぃ~~~♡」

亜希は、今まで耐えきっていた事で蓄積した快楽が爆発すると同時に、乳肉ばかりを攻められていたことで焦らされるように触れられなかったまんこへの刺激に、とうとう抑えきれなくなり声をあげてしまう。

(何で!?何でバレたの!?)

最悪の形で、自分の防衛策を見抜かれてしまったことで亜希の羞恥心に一気に火が点いたと同時に、自分の虚勢が最初から拓哉に見破られていたことにもう自分を保てなくなってしまった。

もはや、先程までの冷静さを保とうとしていた声色は面影もなく牝が乱れて悦ぶような声をとうとうあげてしまい、そこから崩れていくのは実に早かった。

「お前が本当に欲しかったのはこれだろ」

そういうと、拓哉はズボンを下ろし亜希が散々バイブで見立てていた逞しいカリが高くはった太く長いチンポを見せつける。

「あ…♡」

ずっと欲しくてしかたなかった物を見せつけられると同時に、拓哉も興奮しきっているのか、バイブよりも更に大きく反り返っているのを見て思わず物欲しそうな声を漏らしてしまう。

「そら、思いっきり味わえ」

そういうと、すっかり濡れそぼったまんこへと亀頭を押し当てて一気に子宮口めがけて根本まで突きこむ。

「んぎいいぃ~~~おっきいいぃ~~~♡」

今日まで、散々バイブでほじくっていたまんこだからこそ、実際に挿入されて此方の方が大きい事を嫌でも感じさせられ、亜希はとうとう牝の悦ぶ声を思い切りあげてしまう。

「どうだ!どっちの方がいいんだ!?」

「そ、そんなことぉ…!い、いえなっ♡はひぃ~♡」

拓哉が、バイブでオナニーをしていた時の事と今この瞬間自分のちんぽに犯されている事を比較させるようにたずねると、答えを聞く前に一気に腰を振り始める。

亜希の、濡れきってすっかりちんぽを受け入れる準備が出来たまんこは、貪欲に突きこまれるたびにちんぽをしゃぶりあげ、美味しそうに迎え入れてしまう。

「おっ♡おっ♡おぉ~~♡」

オナニーの時とは違う、自分のちから加減を全く受け付けない他人による抽挿は、亜希の体に力が入らなくなっても容赦なく子宮口を亀頭で打ち据え、ノックしてくる。

「どうだ!?俺の方がいいだろ!」

「いっ♡いっ♡いぃ~♡気持ちいぃ~♡」

今まで抑え込んできた分の淫欲まで爆発してしまい、とうとう亜希は自分を取り繕う事が出来なくなって、まるで機械のように反射的に拓哉の言葉に答えてしまう。

あんなに我慢していたのに、あんなに耐えていたのに。

そのタネが割れてしまえば後は簡単なもので、拓哉に与えられたセックスの記憶が一瞬で蘇り、また旅館の時のように亜希は乱れ狂い始めた。

「出すぞ!」

「あぁぁ~♡来てぇぇ~♡」

激しいピストンで、まんこの中を十分に耕され理性も体も蕩け始めた頃合いを狙った拓哉の射精に応えるように、亜希は何度も頷く。

そして、それと同時に拓哉のザーメンが子宮で爆発するようにぶちまけられ、体を満たして

いった。

「んはぁ~~♡精子熱いぃ~気持ちいいぃ~♡」

オナニーでは決して得る事の出来ない、中出しの快感。

久しぶりのザーメンの感触に、亜希はうっとりしたような声をあげて思い切りアクメしてしまう。

やっぱり、自分でするのとは全く違う。

亜希は、拓哉にまたもや思い知らされるかのような快楽をぶつけられ、自分がこれまで必死に抵抗していたものがどれほど無駄で虚しい物だったのかを叩きつけられるようだった。

しかし、拓哉の攻めはそれだけでは終わらなかった。

「こい」

「え…?んあああっ♡こ、こんなとこでっ…♡」

玄関先で犯されつくし、中出しを受けてようやく終わったかと思っていた亜希を、拓哉はそのままダイニングへと抱きかかえて連れて行く。

いつも、里佳子と食事をしている自分たちの日常を象徴するような場所。

そこで、拓哉はテーブルに亜希に手をつかせてまた腰を振り始める。

「いやぁぁ♡こんなとこでセックスはいやぁぁ♡」

「今まで抵抗し続けてきた罰だ!今日は部屋中でセックスするぞ!」

拓哉の言葉に、亜希は乱れ狂いながらも愕然としていた。

もう、自分の虚勢が通じないとは言え一度抱かれれば満足して帰るだろうと思っていたのに、拓哉を今日まで虚勢だけで跳ね除けていた事がバレてしまい、その事に対する仕置だとばかりにまだセックスを続けられる事を告げられ心がすっかり折れてしまった。

しかも、ただセックスをするだけではなく里佳子との守りたい日常を送る空間を、全て汚すかのようにこの家のあらゆるところで犯すと言われて亜希は泣きそうなほど絶望を感じながら、そしてそれに対して体が昂ぶっているのを感じてしまっていたからだ。

「いやっ♡いやぁあぁっ♡お願いやめてぇぇっ♡」

亜希は甘い声を漏らしながらも、守りたいと願っている姉との日常を塗りつぶすかのような拓哉のセックスに、必死に首を振って許しを乞うように声を上げる。

「だめだ!部屋の全部にセックスの匂いを染み付かせてやる!今まで散々我慢させてきた罰

だ!」

「お願いぃっ♡お姉ちゃんとの日常だけはっ♡ごめんなさいっ♡謝るから許してっ♡いやぁぁっ♡拓哉さんごめんなさいぃっ♡」

プライドの高い亜希が、必死に縋り付いた水面に浮かんだ藁のような恥を捨て去った惨めな作戦も見破られ。

その事を咎めるかのような拓哉の仕打ちに、亜希は今までに無いほど取り乱して必死に謝罪の言葉を繰り返す。

だが、拓哉はそんなことで許すつもりはないのかテーブルに手をつかせたまま腰を振り、何度も何度もちんぽで子宮口を穿つように犯し続けた。

二人のセックスで漏れ出る汁が、テーブルやクロス、カーペットに飛び散りセックスの痕跡を残していく。

亜希と里佳子の日常がセックスによって汚されていく。

そのことを意識すると、亜希の体は余計にほてり乳首をみっともなく勃起させ、まんこからはびしゃびしゃと洪水のようにまん汁をだだ漏れにして更に部屋の中を汚していく。

「許してぇっ♡拓哉さんっ♡私が悪かったからぁっ♡ごめんなさいっ♡ごめんなさいっ♡」

「今更遅い!」

もはや、拓哉に抵抗することが出来なくなってしまった亜希にできるのは、拓哉に許しを懇願して謝罪することだけだった。

しかし、そんな事は全て無駄で拓哉の攻めは止まらない。

何度も何度も子宮口をうがち、怒張したちんぽからはまた濃ゆい牡として優秀さを誇るかのような、ザーメンを吐き出し子宮の中を満たしていく。

「うっ、出るぞ…!」

「んああああっ♡イグッ♡イグゥッ♡」

あれほど許しを乞うて嫌がっていながらも、中出しされると都合よくアクメを迎え入れ喜んでしまう亜希の体は、浅ましいのを通り越して下品とも言える牝に成り下がっていた。

まんこから、中出しされ逆流したザーメンが吹き出しダイニングを汚していく。

「次はこっちだ」

「あぁっ、いやぁっ♡」

拓哉の無尽蔵とも思える精力は、二度の射精を経てもまるで衰えることなく、更にこの加虐が続く事を示し、亜希はただただ喚きあえぐ事しかできない。

何時間セックスするつもりなのだろう?もしも、最中に姉が帰って来てしまったら、と思っても今日の拓哉は決して自分の言葉を受け入れてくれないだろう。

姉が帰って来るからやめて、と言っても拓哉はお構いなく犯し続けるに違いない。

それは、自分が浅はかな意地と抵抗を見せ続けてしまったからだと思い知らされ、亜希は激しく後悔した。

女将への嫉妬からくる嫌悪と女としての意地。

それに縋り付いてしまったがゆえに、この快楽地獄が続いてしまっているのだと思うと、亜希は涙が出てきた。

快楽による反射的な涙なのか、それとも自分の行いを悔いる涙なのかわからないまま、拓哉に連れられ今度はリビングへと連れて来られ、ソファに仰向けに寝かされると上にのしかかるように犯される。

ソファの前には大きなテーブルが置かれ、その向かいにはテレビが設置されている。

テーブルの上には、昨日姉と一緒に見たホラー映画のDVDのパッケージが落ちていた。

昨日は、姉と一緒に夜にこの映画を見ながらきゃーきゃーと、姉妹で仲良くしていた。

一緒に甘く温かいココアと、夜食のサンドイッチを食べながら平和なひとときを楽しんでいたソファの上で、今は極太ちんぽに犯されまんこからまん汁を吹き散らかして喘いでいる。

姉の日常を守るために拓哉に従ってきたはずだったのに、その役目を忘れて意地を張ったせいでその日常を自ら塗りつぶしてしまっている。

そんな状況を見せつけるかのようなセックスに、亜希は今まで以上にマゾ心に火をつけられ、感じっぱなしになっていた。

まんこからはひっきりなしにまん汁が飛び散り、後ろから突かれるたびに豊かに実っている巨乳がバインバインとダイナミックに揺れる。

そんな乳肉を拓哉は背後から腰を突き込み、犯しながら両手で掴んで下から上へと持ち上げ揺らすようにして手を離して、乳揺れを起こすようにもみくちゃにする。

乳首を指先で抑えて転がすようにこね回すと、亜希のまんこは拓哉の太いちんぽをぎゅうぎゅうと、締め付けて嬉しそうにしゃぶってしまう。

「んあぁ~♡あおっ♡あおぉ~♡」

「どうした?嫌なんじゃなかったのか?」

「い、いやなのぉ~♡でもちんぽ気持ちいいのぉ~♡」

自分の中で守るべき日常の象徴である家の中で、セックスをすることで非日常に塗り替えていくような行為を拒否したい。

しかし、太くて硬いちんぽを突きこまれるたびに体が悦んでしまう、ちぐはぐな感情が入り乱れることに、亜希は混乱したように頭を振って必死に答え、そしてセックスを拒否したいのに体はちんぽを受け入れ、必死にしゃぶりついて奉仕してしまう。

自分の体はもう、日常を守るということよりも今拓哉に与えられるセックスの快感の方を明らかに優先してしまっていることに、余計に亜希の精神はすり潰されていった。

「受け止めろ!」

「いやぁぁあ~♡気持ちいいぃ~~♡」

相反する感情を表すような、混乱しきった言葉を口にしながらも、亜希はそのまま奥深くまで自分から腰を突き出しちんぽを迎え入れると、3度めの中出し射精を受け止める。

バイブでは絶対に与える事ができない、生のセックスを実感することができる瞬間を味わえる中出し。

精子が熱く子宮内で跳ね回る快感に舌を突き出して、ひりひりとした神経が焼ききれるような快感に大声を張り上げる。

今もこの瞬間に、姉が帰って来るかもしれない。

こんな姿を見られてしまったら、ようやく姉のために日常を取り戻したのに台無しになってしまうかもしれない。

そう想像するだけで、鳥肌が立つほど気持ちよかった。

更に、そのまま拓哉は亜希の体を引っ張り亜希の寝室、そして里佳子の寝室でもまるでセックスの匂いを部屋中にこびりつけるかのように執拗なセックスで匂いと体液を撒き散らす派手に犯す。

犯されて、中に出されるたび亜希の思考はさらなる快感に塗りつぶされていき、もはや抵抗する意思すらも浮かばなくなってきてしまった。

更に、拓哉は容赦しないとばかりに寝室での中出し終えるとキッチンへと連れて行き、料理台へと手をつかせるとそこでバックからまたちんぽをハメる。

「いやぁぁ~♡こんなとこでセックスしないでぇ~♡」

「そんなこと言って、体は喜んでるぞ。こんなにまん汁びちゃびちゃにして」

「だ、だってぇ~♡ちんぽすごいんだもんっ♡」

キッチンでパンパンと卑猥な肉と肉がぶつかる音を響かせ、裸になって拓哉とセックスを楽しみながら、嫌がるような言葉を口にしながらも、結局は拓哉のちんぽを味わってしまっている。

そんな、矛盾し続けた言動をしながらも体は一切抵抗せず無意識自分から尻を振って、ちんぽを深いところまで迎え入れて自分からも上半身を揺らして乳肉をたぷん、と揺らし拓哉を煽る。

キッチンでも、先日里佳子と仲良く二人で料理をしていた。

お互い、食べ物の好みも同じで夕食の準備は、一緒に好きなものを作る日常の中の大事な時間だった。

そんな時間を共に過ごしていた場所も、また拓哉とのセックスで汚されていく。

料理台や床に、ちんぽを突き入れられるたびにまん汁と中出しされたザーメンを飛び散らせてセックスの痕跡を残していく。

料理台に体を押し付けるように倒すと、そこに巨乳を押し付ける形になり、ひんやりとした感触が乳肉や乳首を押さえつけ、ゾクゾクするような快感に更に拓哉のちんぽを膣内で締め付ける。

「くっ、いい締め付けだ…出すぞ」

「んあぁぁっ♡キッチンで中出しなんてだめぇぇっ♡んほおぉぉっ♡」

大切な日常の思い出がある場所で、またその記憶を塗りつぶすかのように拓哉は容赦なくまた亜希のまんこに深くちんぽを突き込み中出しする。

何度も中出しされても、全く薄まることのない濃ゆいザーメンの感触に、亜希はゾクゾク背筋を震わせながら、また深い深いアクメを迎えてぐったりと一度料理台の上に突っ伏してしまう。

「うあっ…♡あっ…♡あぁ…♡」

マンションのいたるところで犯され続けた亜希は、体を震わせているとようやく拓哉が満足したのか、ちんぽを引き抜いた。

まんこから抜け出た太い質量のものがなくなったことに、体は若干の寂しさを感じていたものの、ようやく終わった責め苦に安堵の息を吐き出す。

すると、一番最初に戻ってきた思考が姉の里佳子のことだった。

こんな状態で、姉が帰って来てしまったら、本当に守り続けていた日常が壊れてしまう。

「はぁ…あ…片付け、なきゃ…」

そういうと、既にガクガクと揺れる腰を何とか支えるようにしてふらふらになりながらもタオルを持ってきてキッチンに飛び散った自分たちのセックスの痕跡を拭き取り始める。

「守らなきゃ…お姉ちゃんの日常…」

あれだけ乱れ狂っていても、どこか一線では姉の日常を守ろうとする意思だけは残っていて、ふらふらになっていても健気にそれを守ろうとする姿は拓哉の加虐心を余計に燃えさせた。

拓哉は、そんな無防備な後ろ姿に欲情すると部屋に隠していたローションとバイブを持ってきて、後ろから捕まえる。

「きゃっ!?な、何…あ、それっ…!」

「お前がいつも使ってるやつだろ?」

「ど、どうして…!」

なぜ知っているのか、なぜ隠し場所までわかっているのか。

そんな疑問を投げかけようとした瞬間、後ろから容赦なくまんこにバイブをねじ込まれる。

「んああぁぁ~♡」

アクメのしすぎで敏感になっているまんこは、バイブを挿入されただけで簡単にイッてしまい、折角掃除したところをまた体液で汚してしまう。

「いつもみたいにイケよ」

「や、やだっ!かたづけ、かたづけないとっ…お姉ちゃん帰ってきちゃう…!ひいいぃ~♡」

これは罰なんだろうか。

拓哉は旅館で朝までセックスをしていた時よりも、更に執拗に亜希を攻め立てる。

後ろからバイブをハメられ、何度も出し入れされるたびに中出しされたザーメンを漏らして吹き出し、タオルで拭いたところをまた汚される。

いつものように、と言われると今この瞬間だけではなく、自分のオナニーをしていたところまで知られて知られているようで、羞恥心を煽って余計に体が感じてしまった。

バイブがまんこの中を出し入れしてほじくるたびに、快感を覚えながらも先程まで自分の中に入っていたちんぽに比べると少し物足りない物を感じ、切なさが余計に体を昂ぶらせていく。

拓哉はそんな若干の物足りなさを感じ取ったのか、バイブでまんこをほじくり回しながら、片手を巨乳にのばし鷲掴みにしてもみだく。

乳首を指先が転がし捏ねられると、足りなかった快感が補われていくかのようだった。

オナニーの時よりは気持ちいい、でもセックスに比べると物足りない、そんな中途半端な快感が続くのに亜希は拓哉の腕を掴む。

「お、お願い待ってっ♡お願いだから片付けを…♡」

「こうやってこのバイブを使って俺とのセックスを考えながら、イキまくって我慢してたんだろ?」

必死に訴えようとする言葉に重ねる拓哉の言葉に、亜希は全て拓哉に見抜かれている事を悟って腕を掴んでいた手から力が抜けてしまう。

もしかして、監視されていた?そんな考えが頭によぎると自分が必死に我慢してきた事が滑稽に思えてきて、情けなさから余計に背徳感と羞恥心を刺激され、マゾの精神を焼き尽くすかのように燃え上がる。

「あっ♡あっ♡ああああ~~♡♡」

拓哉とのセックスとは違う、しかし拓哉から与えられる自分の手でするのとは違うバイブでまんこをかき混ぜられ、ねっとりと大きな掌でもみくちゃにされる巨乳。

そして、自分の行動の全てを見抜かれていたことを悟っての羞恥心の爆発から強烈なアクメを迎え入れてしまい、亜希はとうとう気を失ってしまった。

「…っ♡っ♡」

ぐったりと床に突っ伏し、痙攣しながら白眼を剥いてまんこからだらだらとまん汁やザーメンを垂れ流しにして倒れ込んでしまう。

「ふう…はぁ…気絶したか…流石にやりすぎたな」

これまで、亜希の羞恥心を煽るためにあえて泳がせていたとは言え、亜希の極上の牝としての体を味わう事を我慢していた反動もあり、拓哉はいつも以上にヒートアップして亜希を攻め立てたことに苦笑を浮かべた。

それから、電話を取り出す。

「俺だ、里佳子のカウンセラーに時間を引き伸ばすように言え」

拓哉が、日常の象徴である部屋を汚して回ったのはあくまで亜希の精神を揺さぶるためであって、本当に里佳子の日常をぶち壊すつもりはなかった。

亜希が意識がなくなると、この状況を見られないために部下に指示を出して対策を講じた。

拓哉は亜希を寝室へと連れて行きベッドへと寝かせた。

「…お前は絶対に俺が手に入れる」

意識を失ったまま、眠りにつく亜希の唇へとキスをするのは、亜希を道具としてみているのではなく、本当に自分が欲しい女だと思っているからこその行動だった。

それから拓哉は気絶している亜希をベッドに寝かせたままで、部屋の掃除を始めた。

意外にも拓哉は自分の一人暮らしで部屋を自分でしっかり掃除するタイプで、きれい好きなため手際よく自分が汚した部屋中を掃除して回っていった。

拓哉にとっては、セックスで部屋を汚して回ったのもあくまで亜希の心を揺さぶり、マゾ心を刺激するためであって、本当に里佳子にバラしてしまうことが目的なわけではない。

そして、部屋を片付け終わったところで部下に指示を出しカウンセラーの話しを切り上げさせた。

夜になると里佳子が帰って来るころには、すっかり部屋は綺麗に元通りになっていて、里佳子はまさか数時間前までここで自分の妹がセックス狂いになっていたことなど想像も出来なかった。

拓哉の姿はなかったが、帰宅したわけではなかった。

里佳子が帰って来た時間を見はからい、亜希の部屋に隠れていたのだった。

「ただいまーあれ、亜希、寝てるのかな?」

里佳子はいつもなら帰って来ると自分を迎え入れてくれる妹の姿がないが、彼女の靴が玄関にあるのを見て家にいるのがわかり、先に寝ているのかと気にせずに風呂に向かう。

「あれ…?私…」

そうこうしていると、亜希はようやく自分の部屋で目を覚ますと拓哉がまだ部屋にいることに気づき目を見開く。

「た、拓哉さん!?なんで…!」

「まだ終わるなんて言ってないだろ、来い」

拓哉は目を覚ました亜希の手を引くと、風呂場の脱衣所の前まで連れて行く。

「ちょ、な、何のつもり…!?」

「声をあげるな、里佳子に気づかれるぞ」

風呂場では脱衣所の扉の向こうで、里佳子がゆっくりと風呂に浸かっている音が聞こえる。

「ま、…んっ!?♡」

拓哉は、脱衣所の扉に亜希の手をつかせてお尻を突き出させると背後からまた勃起したちんぽをねじ込む。

体全体に広がる快感に、亜希は声をあげそうになって必死に唇を引き結んで声を出さないように耐える。

ぱんぱんっ、と尻肉を腰で打つ音が響き、亜希のくぐもったうめき声が静かな廊下に響き渡

る。

脱衣所の扉と、浴室の扉を隔ててぎりぎり風呂の中には聞こえていないらしく、里佳子は上機嫌にお風呂でゆっくりと体を休めていた。

「ふっ…♡ふぅっ♡んっ♡んーっ!!♡」

声を出せない事が、余計に亜希の興奮を煽って体に快感が溜まっていくのを感じる。

思い切り声を出したい、温泉旅館の温泉の中で犯されている時よりも今回は更に声を漏らすことのできる余地がない。

扉を隔てたすぐ向こうでは、姉が風呂に入っていて気づかれてしまってもおかしくない。

そう思いながら目と口を必死に引き結んで堪える事しかできない。

更に拓哉が乳肉を背後から鷲掴みにしてもみほぐし、乳首を何度も扱き立てるとまんこを思い切り締め付けてしまう。

「っく…!」

強い締め付けに、拓哉はまた腰を突き出し容赦なくザーメンを中出しする。

「っっっっっ♡♡」

子宮で容赦なく跳ねるザーメンに、体を震わせそれでもアクメの声を抑えると逆にアクメはより深く体を蝕んできて、痙攣するようにして力が抜けるとそのまま気絶してしまう。

まんこからはまるで粗相をしたように潮吹きをびしゃびしゃと漏らし、脱衣所の扉を濡らした

ままぐったりと倒れ込む。

それでも、最後まで里佳子にだけはバレないようにと思っていたのか、声だけは出さなかっ

た。

足腰をガクガク震わせながら、倒れ込み尻だけを突き上げアナルを丸見えにさせたようなみっともない格好を晒しながらも、里佳子の日常だけは守るという意思だけで耐えている。

そんな姿に拓哉は興奮しながら扉の掃除を済ませてから、亜希の体を抱えると今度こそ部屋を音を立てないように後にした。

気絶した亜希を連れ、自分の車に乗せると亜希のスマホを使って緊急の用事が入ったことをラインで送り、外出したことを示唆しながら車を発進させるのだった。

「あ…?え…?ここ、は…!?」

亜希が目を覚ますと、下半身を高速されたまま椅子に拘束され、股を開いたまま足を固定されてしまっていた。

「な、何!?どこ…!?」

見慣れぬ部屋で目を覚ました亜希は混乱しながら、ふと視線を下に下ろすと椅子の下ではお香のようなものが焚かれ、甘い香りの煙で燻されるようにあぶられていることに気がつく。

「あ…♡なに、このへんな匂い…んっ…♡」

気絶している時からお香を浴び続け、体に吸収されていたのは媚薬だった。

意識を取り戻した瞬間、亜希は自分の体が信じられないほど疼いている事に気がついた。

まんこからはだらだら、とよだれのようにまん汁が漏れ、乳首はピンピンに勃起しており、全身をむず痒い快感が甘くしびれるように走っていた。

「や、やだ…♡変っ…んうぅん♡」

下半身を拘束され、縛られ身動きができない亜希は腰をくねくね、とくねらせて全身を襲うむずがゆさを何とか逃がそうとするが、その動きはまるで男を色気で誘惑するようなダンスにしか見えなかった。

体をくねらせるたびに尻はぷるんと揺れ、丸出しの巨乳はばいんばいん、と上下に揺さぶられる。

その動きは、快楽を逃がすというよりも何かを求めてねだるような動きにしか見えない。

扇情的な全身をつかった牝の求愛ダンスとも言えるような、見ているだけで勃起を誘発させるような、淫らで下品な動きは、彼女の鍛えられた体と様々な調教とセックスで教え込まれた、ちんぽを勃起させる騎乗位からくるような官能的な姿。

美しさと妖しさを兼ね備えたような色っぽいセックスダンスは、全身で牡を求めているようで、丸見えになったまんこはひくひくと開閉してここに牡のちんぽをぶちこんでほしい、と口にしなくてもわかるような動き。

今日の亜希は危険日、しかも今は拘束されていて避妊薬を飲む事ができない。

もしも、生でセックスなんてしてしまえば妊娠してしまうかもしれない…そう思うと、危険や嫌悪よりも、期待するような感情がゾクゾクと芽生えてくる。

妊娠する危険性を払ってでも、セックスしたい…全身が疼いてしかたない、ちんぽが欲しい。

しかも、誰でもいいわけではない。

自分がまるでかなわないほどの力を持った、強くて若くて優秀な牡の能力をもった、イケメンに孕ませて欲しい…。

熱いザーメンを子宮にぶちまけて、執拗に種付けして涙が出るほどの快楽を与えて欲しい。

そんな風に思ってしまう気持ちを、振り払おうとするが全身が本能的に、ある男を求めてい

る。

拓哉とはもう絶対にしない、そう決めたはずの気持ちはもう弱々しく折れる寸前に追い込まれてしまっていた。

「気がついたか?亜希」

「拓哉…さぁん…♡」

自分でも信じられないような、媚びた声を出して名前を呼んでしまった。

そうだ、自分の本能は目の前のこの男の精子を求めている。

あの太いちんぽでおかして、まんこをとろとろに蕩けさせられた上で熱いザーメンを思い切り注ぎ込んで欲しい。

目つきをとろん、とさせてじっと見つめると拓哉は笑みを深めるだけで体に触ろうともしない。

「安心しろ、俺の家だ。里佳子の目は届かない」

「あ、ぅ…あぁん…♡」

姉の存在がここにはない、と聞くと声を抑える必要がないことに安堵してしまい、びしゃ…とまんこから汁が吹き出る。

亜希の顔つきは、もう瞳を蕩けさせて鼻の下をみっともなくのばし、舌を垂れさせ、犬のようにへっ、へっと熱い息を漏らしていた。

欲しい

欲しい

欲しい欲しい欲しい

欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい

亜希の頭の中はもう拓哉のちんぽを欲しがる事しか思考が浮かばない。

そんな顔をしている亜希に、拓哉は手をのばすと丸出しで勃起したクリトリスを手の甲でかすめるようにして擦っていく。

「おひっ♡はひぃ~♡はっ♡はっ♡」

ようやくじんじんと疼いていた体へ与えられる刺激に、中途半端なそれでも亜希の高まりきった体は極上の快感と受け取る。

しかし、それでも物足りない刺激に亜希の体は本人の意思とは裏腹にダイナミックに腰をぐね

ぐねっ、と暴れるように動かして拓哉の手の甲へとクリトリスを押し付ける。

「あひっ♡はひいぃ~~♡」

みっともなくまん汁を手の甲にびしゃびしゃ、と垂れ落としながらその動きはそんな物では物足りない。

もっと奥まで突っ込んで、ほじって、かき混ぜて、とねだるような動きになっていた。

ちょっとでも強い刺激を得ようと必死に腰を突き出してクリトリスを押し付けようとする動きに、拓哉はちんぽを興奮からガチガチに勃起させていた。

「欲しいか?」

「あうっ…♡ほ、しぃぃ~♡」

拓哉の問いかけに、亜希は恥じらいながらも欲望にどんどん逆らえなくなっており、こくこくと首を縦に振って頷く。

拓哉は、そのままもう片方の手を伸ばすとダンスのたびにばいんばいんっ、と上下にはずみ揺れる巨乳の勃起した乳首を指先でぐりぐり、と押しつぶすように突いてくる。

「あひっ、お、おっぱいぃ~♡」

乳首を押しつぶすように突いてくる刺激に、まんこの奥に刺激がほしいのに与えられない事で残念がるような、しかしそれでも乳首も勃起して痛いほど硬くなっているところに与えられた刺激が強すぎて結局気持ちよくなってしまう。

そんな二律背反のような快感に、頭は混乱してこりっこりに隆起した乳首は更に硬く勃起して、拓哉の指を押しかえるように立ち返る。

今までにないくらいに硬く勃起した乳首を、拓哉は指で摘んで捕まえるとそのまま上下に揺さぶって乳肉を引っ張り揺らす。

「はおぉっ♡乳首ぃっ♡引っ張るのきもちいっ♡」

充血するほど赤く勃起した乳首は、引っ張られるとじんじんとした熱を帯びたような感触を与え、引っ張られるたびに甘い痛みが快感にすげかわって来る。

じっくりと指の間で挟んで硬くしこった乳首をこね回されると、乳肉全体にびりびりと甘いしびれが広がってくる。

もう少しで、もう少しでイケそう。

もっと、もっとおっぱいをいじめて!

口に出さずとも、腰をくねらせて自ら体を揺らして見せ、男がもっと自分のおっぱいに夢中になるように、とばかりにばいんっばいんっ、とあざとく乳揺れを見せていく。

そんな状態だというのに、亜希は決して口で自分からセックスをねだることだけはしなかった。

亜希の中に最後に残されたような、意地というにはあまりにも儚く脆い、残り滓のような感

情。

それだけが、最後の一線を守っていた。

しかし、そんな亜希の無駄な抵抗をあざ笑うかのように拓哉は亜希の髪の根本を掴んで顔をあげさせ、自分の方を向かせた。

「あうっ!」

自分を見つめる拓哉の目は、ギラギラとした牡の強い眼光をたたえ、自分の心の奥底にあるものを見透かすかのように見つめていた。

強い、勝てない、敵わない。

そんな風に、自分に立場を教え込むかのような力を見せつける拓哉の視線に、亜希はまんこをまたしたたかにぐちょ…と濡らし、濃厚なまん汁をこぼす。

そして、何も言わない亜希の口に拓哉は指を入れてきた。

「ん、むぅ…♡」

亜希は、抵抗するつもりで歯を立てようとしたが力が入らないのか、それとも、もう体が拓哉を傷つける事を拒否しているのか。

犬が甘えるかのような甘噛みにしかならなかった。

歯型すらつかないような甘噛み、それが亜希の最後の一線を守るような行動、浅く力なく、何の意味も力もない、それでも確かに崩れ切らない、屈服しない意思を感じて拓哉は笑った。

全くもっていい女だ、だからこそ余計に欲しい。

ただ、拓哉が亜希を欲しいと思ったのは少なくとも壊れて何の反応もしなくなったような姿ではない。

こんな意思を持った状態で、自分のモノにしたい。

それには、徹底的に攻め続けて精神を壊してしまっては何の意味もないと拓哉は思い、乳首から手を離すと耳元に唇を寄せる。

「んっ♡な、なに…?」

「今日は、亜希に新しい話しを持ちかけようと思っていたんだ」

「あたら、しい…?」

亜希は、そこで自分拓哉の契約の話しを思い出す。

自分と拓哉の関係は、里佳子の日常と自分を狙う男たちから自分を守る代わりに、体を差し出す。

そんな契約だったはずだが、拓哉はそれとは違う別の契約があると持ちかけてきた。

「そうだ…亜希にとっても、悪い話しじゃないぞ」

「ど、んな…?」

亜希は、てっきり拓哉がこのまま、またセックスを迫って自分を追い込んでくるものだと思いこんでいた。

だからこそ、拓哉の考えが読めない提案に不安と、何かを期待するような不思議な感情に困惑の表情を浮かべる。

拓哉は、亜希が少なくとも即答で断ることをしない、ということは興味を持っていることを確信する。

「…」

拓哉は、笑みを深めると亜希の耳元に唇を寄せてささやくようにある契約を持ちかける。

亜希はその予想外な言葉に耳を疑い、驚いたような表情を見せるが、拓哉は今更そんなことで自分を騙してもメリットがない。

むしろ、そんな面倒な手段を取らずとも自分が拓哉に必死に抵抗していた手段すらバレてしまった今、それを逆手にとればいつでも自分を思い通りにできるはず。

そんな状況が、拓哉の提案が真実であることを皮肉にも裏付けていた。

「…信じても、いいの?」

亜希は、そんな意味のない問いかけを拓哉へと向ける。

信じざるを得ない、というよりも疑う余地がないことへ最後のひと押しが惜しいと言わんばかりの疑問を投げかける。

拓哉は笑みを浮かべ

「もちろんだ」

と応える。

亜希はその言葉に、わずかに逡巡の間を空けながらも自分に断るという選択肢がないことに気づく。

自分は今、最後の一線で耐えているとは言っても、拓哉の事を今後も受け入れ続けなければいけない。

そうなれば、きっと耐えるのにも限界が来るだろうし、その瞬間までは決して長い時間はかからない、ということを理解していた。

もしも、自分が屈服しなかったとしても、拓哉の責めに壊れてしまえば拓哉が里佳子を守り続けるメリットがなくなるし。

そもそも、自分の姿を見た里佳子が日常に平然と戻ってくれる姿も想像がつかない。

「…わかった」

亜希は、拓哉の提案を受け入れた。

亜希が拓哉からの契約の提案を受け入れて、2年の年月が経過した。

亜希はあれから、大きく躍進していた。

現役ゴルファーにして、賞金女王の地位を確かなものとしており、ゴルフ界でその立場を大きく飛躍させていた。

「あれから2年か…」

亜希は、自分のオフィスにてオフィスチェアに腰かけてこれまでの道のりに思いを馳せていた。

亜希は、賞金女王としての立場を確かな物としただけでなくその実力と知名度、美貌を持ってメディアにも積極的に出演。

知名度を高め、財力を手に入れて自分で会社を設立させていた。

ゴルフグッズの新ブランドや、新気鋭のゴルフクラブなどを同時に経営し、更に自分の立場をより強固な物へと固めていった。

現役の賞金女王にして、会社経営者ともなればその存在はゴルフ界隈でも無視することの出来ない存在へと成長していた。

「本当に、あんな契約を守ってくれるなんて…」

もちろん、亜希がそんな立場に上り詰める事ができたのは亜希一人の力だけではない、その裏には拓哉という男の力があったのだ。

会社経営のノウハウを亜希に教え込み、、財界の有力者とのパイプ役まで買って出てくれた拓哉の力により、亜希の会社は急成長を遂げ、その知名度と影響力をふんだんに使って会社を大きくしていったのだった。

もちろん、亜希がそれだけの力を付けていく事を面白く思わない連中も沢山いて、裏から妨害工作などを働こうとする者もいた。

特に、熊川や五代を始めとした亜希を再度手に入れようとする男たちや、自分たちの立場が危ぶまれる事をよしとしない者たち。

そういった男たちの工作は、拓哉が全て裏から手を回して先回りして潰しており、強い妨害を受ける事なく亜希は経営と自分の実力を高める事だけに専念する事が出来た。

これほど、影響力と知名度を持ち、更にメディアにも積極的に顔を出すようになった亜希に

は、下手に手を出す事ができなくなってしまった。

特に、視聴者からも人気な亜希はメディアからも数字を取る存在として重宝されていて、何かすれば間違いなくマスコミが動く。

今や、亜希の会社はエルナ・ゴルフマネージメントすらも飲み込むような勢いを持っていた。

「…あの時の私の決断は間違いなかった」

拓哉が提案した一つの契約、それは亜希と里佳子を五代や熊川から守るだけでなく、亜希自身が里佳子を守る事ができるだけの立場を築き上げさせる代わりに、自分とのセックスをもっと積極的に楽しむようにする、というものだった。

そこにはもう一つ、ある条件が加えられた事で亜希はその提案を受け入れることにした。

確かに、拓哉の庇護があれば里佳子はこれからも日常を平和に暮らしていく事ができるかもしれない。

ただ、それだけでは結局亜希もずっと拓哉に依存し続けるしかなくなり、この歪んだ関係性がいつまでも引きずられるだけだと、拓哉も亜希も感じていた。

亜希自身が、里佳子と自分の身を守るだけの力を身につける事ができれば、拓哉の庇護から外れる事ができるようになる。

それは、拓哉にとっては何のメリットもないように思えて亜希はあの時一瞬逡巡した。

しかし、拓哉はそこにある一つの条件を加えることで亜希の信用を勝ち取る事に成功したのだった。

亜希はその最後のひと押しを信じ、実際に拓哉はこの2年間で亜希を見事に立場を押し上げさせ約束を守った。

そして、亜希は今や拓哉の庇護を外れて一人で里佳子と自分の身を守れるようになっていた、というわけだ。

そんな現状が、亜希に先程の言葉を吐かせたに違いない。

ゴルフ界は今や、表は亜希が支配し、裏から拓哉が支配するという形を取っていた。

二面性、それは亜希そのものを象徴していることを知っている者は少ない。

そうしていると、部屋の扉がノックされる。

「入って」

「失礼します、社長。東洋テレビの重役から会食のアポが来ていますが」

「そう…ちょっとまって」

社長室へと入ってきた秘書の言葉に、亜希が何か答えようとした瞬間亜希のスマホに一通のメールが届き着信音が鳴る。

亜希はそこに書かれた名前を見てふっ、と色っぽい笑みを浮かべた。

「悪いけどお断りして、大事な用があるの」

「そうですか、畏まりました…失礼します」

秘書は亜希の返答を聞くと一礼して社長室を出ていく。

東洋テレビは、亜希が出演しているメディアの中でも重要なテレビ局で、滅多なことでその誘いを断ることはないのだが、スマホに先程届いたメールの主は、亜希にとって今最も大事な相手だったのだ。

「…もしもし♡メールみたわ♡

勿論大丈夫よ♡」

亜希は、スマホを手に取るとメールの送り主に折り返し電話をかけたかと思うと、社長室に静かに驚く程甘く媚びたような声が響く。

二面性、表の顔と裏の顔…まさにこの一瞬ですらも亜希が持っている何かがそこにあった。

亜希は、支度をすると社長室を後にする。

電話の主に会いに行くために。

「いいぞ、亜希」

「嬉しい、拓哉さん…♡」

二人は今、高級スイートホテルの一室にいた。

亜希は年下の拓哉を相変わらず敬称をつけて呼ぶのに対し、拓哉は変わらずに呼び捨てにしていた。

しかし、今や亜希はその関係性に違和感すら感じていなかったのだ。

なぜなら、拓哉という男は強く優秀で優れた男だから。

そんな男が年が下だろうと、立場は上に決まっている。

だから、自分と拓哉の関係はこれで正しい。

そんな風に心変わりしていた。

『ゴルフ界も、新しい風を呼び込まなければ停滞してしまいます。旧態然とした体勢を大きく変えるため、私は一ゴルフプレイヤーと同時にゴルフ界の経営者としても、これから邁進していくつもりです』

先程、亜希が出演していたメディアでマスコミ相手に今後のゴルフ界隈を盛り上げていくため、若手の教育や新人も実践を経験する場を増やすための大会の運営着手など。

多くの新事業に乗り出す事を発表した社長としての立場でインタビューに応えていた場面がテレビに映し出される。

凛とした力強く、何者にも媚びないと言った態度がありありと出ている画面の向こうの亜希とうって変わって、今は拓哉の前にひざまずきうっとりした表情で上目遣いになりながら、自慢の巨乳で拓哉のちんぽを挟み込んで扱いていた。

「拓哉さん♡私のおっぱい気持ちいい♡?」

「ああ、気持ちいいよ、亜希のおっぱいは最高だ」

「あんっ♡嬉しいッ♡もっと私のパイズリでちんぽ感じて♡」

一挙手一投足、声、目線、そして体の動き全てが目の前の男の拓哉に媚びるように動く。

正に、亜希が今行っているのは奉仕だった。

まるで、崇拝するような動きで大きな尻を左右にふりふりと振って拓哉に見せつけ興奮を煽りながら、自分の巨乳の谷間から飛び出したちんぽの亀頭にねっとりとよだれを垂らしたかと思うとそのまましゃぶりつき、口の中でぬぽぬぽと下品な音を立てて扱き上げる。

その間も、巨乳を自分の手で左右から圧迫してちんぽを挟み込み上下にたぷんたぷん、と揺らして竿を扱き回す。

全てが、拓哉のちんぽを気持ちよくさせようという淫らで卑猥な動きであった。

「くっ、イクぞ亜希っ」

「あはぁん♡出してぇ♡拓哉さんの素敵な優秀遺伝子ザーメンびゅっびゅしてぇ♡」

拓哉の言葉に、亜希は更に嬉しそうな表情を浮かべると乳肉を上下に揺らす動きを早めて射精に追い立てる。

ほどなくして、拓哉がうめき声と共に相変わらずぷりぷりとした、粘っこいザーメンを射精すると、すかさず口で受け止め亀頭からじゅるじゅると尿道の中の精液までも吸い上げる。

「んぐっ♡んぐっ♡ぷは…♡」

「はぁ…はぁ…良かったぞ、亜希」

「ふふ…んっ♡んっ♡」

拓哉が亜希の奉仕を褒めるように頭を撫でると、亜希は何も言わず嬉しそうにほほえみを浮かべ、亀頭から根本までちんぽを咥え込み何度もしゃぶりあげ、口の中で舐め回して綺麗に掃除フェラをする。

「いい子だ…」

まるでしつけの行き届いたペットのような行動に、拓哉は笑みを深める。

この二年で、亜希は自分の立場を確かなものとしてもう拓哉の庇護を必要としなくなっていた。

であるのにも関わらず、亜希は今まで通り…いや、今まで以上に拓哉との関係を深めていたのだった。

確かに、拓哉との契約の中には自分の立場を確かなものにするサポートをする代わりに積極的にセックスをする、という事が条件になっていた。

しかし、拓哉の庇護を必要としなくなった今、亜希にその契約は必要なものではなくなったということだ。

それにも関わらず、亜希がこれほどまでに積極的に拓哉へと奉仕するようになっていたのは、他ならない亜希自身の意思によるものであることを示唆していた。

「すごい、まだカチカチ…♡」

「当たり前だ、俺が一発くらいで満足する男じゃないって知ってるだろ?」

しゃぶりあげたちんぽが、まだガチガチに硬く隆起しているのを見て、亜希はうっとりとした声を漏らす。

拓哉の自信に満ちた言葉を聞き、クス…と笑うと拓哉をベッドへといざない仰向けに寝かせ

る。

「私が上になるわね♡」

「ああ…」

亜希は、ベッドに寝転がり仰向けになった拓哉のちんぽが天井をむくほど反り返っているのを見て、とろんと蕩けたような目つきになると拓哉の体の上に跨り、ちんぽの根本を手で支えると亀頭に自分のまんこをおしあて、そのまま腰を落として飲み込んだ。

「んほおおぉ~~♡ふっとぉおおい♡♡」

まんこをこじ開け、押し広げていく感触に歓喜の声を上げる亜希の仕草があまりにも慣れ洗練しているのは、それだけ同じことをしていたことの証左であった。

拓哉は、ベッドの上で仰向けになり頭の後ろで手を組んで亜希の姿を鑑賞するように眺め、楽しそうな笑みを浮かべていた。

「んあっ♡拓哉っさんっ♡私のおまんこっ♡気持ちいいですか♡」

亜希は、拓哉の上でボリュームのある尻をばすんっばすんっ、と音を立て打ち付けるようにして腰を振りながら、逐一媚びるかのように拓哉へと尋ねる。

「ああっ、いいぞ…」

「嬉しいっ♡嬉しいッ♡亜希のおまんこ♡もっと味わってッ♡」

「綺麗だぞ、亜希」

「あぁんっ♡嬉しいぃ♡拓哉さん♡」

自分の上で腰をくねらせ、乱れ巨乳をばいんばいんっと目の前で見せつけるかのように揺らして、拓哉の興奮をより煽ろうとする亜希の淫らな騎乗位はかつての拓哉とのセックスで、どれだけよがりアクメに狂わされようとも屈服だけはしなかった姿とまるで似ても似つかなかった。

だが、今の亜希は拓哉に媚び奉仕することを喜び以外の何物にも感じておらず、嬉しそうに体をはずませ、拓哉が甘い言葉を口にするたびにまんこを締め付け、股を濡らして悦ぶ牝犬そのものになっていた。

亜希は、拓哉とのこれまでの関係を思い返しても元来強気な性格ではあったが、実は女性らしく好きな男性には尽くすタイプであった。

拓哉に対して、これまで激しく抵抗し屈服する事をよしとせず歯向かい続けてきたのも、それは体の関係を契約の対価という形で強要されていたからに他ならない。

しかし、契約がなくなり自分の意思でセックスをしている亜希にとっては今が亜希の元来のセックスのスタイルだと言えるだろう。

亜希は本来は、騎乗位でのセックスが好きだった。

自分も気持ちよくなれる上、自分の体で好きな男を喜ばせる事ができる体位、それを深く楽しむかのように笑みを蕩けさせる。

「なあ、亜希…あれを頼むよ」

拓哉は、亜希を見上げながら笑みを浮かべてこれまで、何度もセックスを重ねてきた中でも、

亜希が見せるようになったお気に入りの行為をするように促す。

すると、今までの亜希ならば恥ずかしがったり抵抗したり言い訳をして何とか逃れようとしていただろうに、今は自分を求めてもらえることが嬉しくて仕方ないとばかりに笑みを深め頷く。

「うんっ♡行くわよ…よぉく見てて♡それっ♡それっ♡」

亜希は、拓哉の言葉に応えるように自分の頭の上で手を組み巨乳と腋を丸見えな格好にさせて、足裏をベッドにつけてしゃがみ込むような姿勢になると激しく上下に体をゆさぶる。

まんこでちんぽを深く飲み込み、長いストロークで搾り上げながら上半身は、まるでダンスをするように巨乳を上下左右にばるんばるんっ、とダイナミックに揺らして見せる。

今まで、豊に育ち男の目線を集める巨乳は亜希にとってはコンプレックスで、拓哉には絶対に見せたくないはずの体位だった。

それが今では、拓哉のいやらしい視線が自分の巨乳に集中していることを喜び、そして拓哉の目線を引く事ができる自分の巨乳を揺らして回るダンスをする自身に酔いしれているような雰囲気さえ醸し出していた。

散々揉みしだかれ、乳首や乳輪を捏ねられ扱かれて乳アクメさせれつづけてきた巨乳。

何度も、拓哉に強引に快楽で堕とされるたび、自分の淫乱さを思い知らせるのが嫌だった巨

乳。

しかし、今となっては愛する男を喜ばせ興奮させ、その意識と目線を一手に奪い取る事のできる自慢の武器になった。

亜希のダイナミックなセックスパフォーマンスに、拓哉も興奮してきたのか体に力を入れる。

「そろそろ俺も動くぞ」

「あんっ♡来てッ♡んあっ♡おほっ♡はひいぃ♡拓哉さん♡」

そういうやいなや、拓哉は腰を一気に上下に動かし始め、逞しいちんぽで亜希の子宮口を打ち上げるようにして突き始める。

「んほおぉっ♡すごいっ♡しゅごぉい♡拓哉さんのピストン素敵ぃっ♡」

亜希は、拓哉が動き出し力強い亀頭のノックに快楽で頭までしびれたかのように、パフォーマンスを中断して拓哉の方にしなだれかかると、もう体を支えられないとばかりにしがみつく。

一突き一突き、ちんぽが子宮口を打つたびに快楽の嵐が体の中を駆け巡り、拓哉の力強く逞しい腰使いは、一発ごとに体が浮き上がるほどに持ち上げる。

子宮口をゆさぶり、突き上げて来る快感に亜希は目の焦点が合わず、抱きついたまま胸板に自らの巨乳を押し付けてはっはっ、と短く呼吸を繰り返しながら必死にしがみついて快楽を貪るように自分からも尻を振ってちんぽを迎え入れていた。

「あおっ♡んおぉっ♡つよいっ♡拓哉さん強いぃっ♡」

セックスの動きは勿論、その腰使いに耐えるう硬いチンポ、そして精力、男としての存在そのもの。

亜希が強い、と拓哉を呼称するのは、そんな全ての意味を内包していた。

「そんなに良いか?」

「いいっ♡いいのっ♡あぁそこそこっ♡いいとこ突きすぎっ♡」

拓哉にとって、亜希の体でもう知らないところはない。

そんな動きで、拓哉は亜希の一番弱いところを執拗にちんぽで突き回し、亜希はそれを悦ぶように受け入れる。

「拓哉さんっ♡出してッ♡一番奥でザーメン出してッ♡」

「いいぞ、受け止めろ!」

亜希は腰をひねり、まんこの中でうごめくちんぽをしゃぶり回すようにひだを絡みつけ、尻を小刻みに振って射精にいざなう。

牝の本能と、これまでの何度も何度も重ねてきたセックスの経験でちんぽの動きだけで射精しそうなのがわかると、亜希は更に射精感を高めるかのようにわざわざ媚び、自分の中に射精するようにねだる。

拓哉も、亜希のそんな健気な言葉に笑みを浮かべると腰を小刻みに振ってスパートをかける。

「んひいいぃぃ~~♡すごいすごいすごい♡んあぁぁ~♡」

「うっ…くぅ!」

亜希は、射精感が高まっていくのをまんこの中で感じると拓哉の首に腕を絡みつけ、太ももで腰を挟み自分の中に精子を出してもらおうと全身で拓哉にしがみついた。

拓哉も、強烈な締め付けに合わせて子宮口に亀頭を強く押し付けると、そのまま一発目よりも更に濃ゆいザーメンを一気に吐き出す。

「あああぁ~♡熱いっ♡ザーメンあっついっ♡んひっ♡おっ♡おっ♡おぉぉ~♡」

亜希は、拓哉にしがみつきながらびゅくびゅくと脈動して自分の中で暴れまわるちんぽから吐き出される濃ゆいザーメンを受け止め、その快楽によだれをたらしながらびくびく、と痙攣してアクメを迎えた。

「ふう…最高の中出しだったぞ、亜希」

「あ…♡ふふ♡嬉しい…んあっ♡すごい…アクメしすぎちゃって、体のびくびく、止まらないわ…♡」

射精がようやく終わり、拓哉のピストンが止まっても亜希は体をぴくぴくと痙攣させ、深いアクメの余韻に浸っていた。

極上の女への中出し、そして全身で痙攣することでちんぽを深くしゃぶって搾り取るような動きのまんこの収縮具合、胸板に感じるハリと柔らかさの絶妙なバランスをした巨乳の感触。

拓哉は、牡として自分が今最高の満足感を感じていることを浸っていた。

「…拓哉さん、素敵…♡んっ♡ね、気持ちよかった?♡」

亜希は、そんな拓哉に媚びた視線を向けて自らの巨乳を胸板へと柔らかく押し付け擦り上げながら、甘い吐息を漏らしてセックスの感想を聞く。

「ああ、極上だ…」

拓哉はそんな亜希に頷き優しく頭を撫で、ご褒美だとばかりに亜希の唇へとキスを落とした。

「…あんっ♡拓哉さん、ザーメンありがとうございました…♡」

「いい子だ…」

キスの褒美を受けると、亜希はうっとりした表情で中出しへの感謝の言葉を述べる。

2年前の新しい契約を交わしてから、いつからか亜希は中出し後は必ず拓哉に感謝の言葉を口にするようになっていた。

「拓哉さん…んっ♡ちゅ…♡」

「んっ…」

亜希は、そのまま拓哉に抱きつくと自ら唇に吸い付き、舌を甘ったるく絡ませ、唾液を混ぜ合うような深いキスをし、それから拓哉の肩についた傷跡を見るとそこに舌を這わせ舐める。

その傷を愛おしむように見つめ、丁寧に丁寧に舌を這わせながら拓哉を見上げる。

「まだ、痛みますか…?」

そんな言葉を口にすると、拓哉は亜希の頭に手を置いて微笑む。

「こうして亜希が癒やしてくれるなら、幾らでも傷を作ってやるさ」

「バカ…♡だめよ、危ない事しないで♡」

拓哉の甘い言葉に、亜希はときめいたような表情を浮かべると傷を舐めて一頻り舐め回すと、また唇に吸い付き、拓哉の身を案じるような言葉を口にして抱きつく。

拓哉のこの傷は、先日亜希の立場を追い落とそうとした者が雇った暴漢から亜希が襲われた際に庇いついたものだった。

亜希が拓哉に自らの意思でセックスをしているのと同様、拓哉自身も己の身を顧みず亜希を守るようになっていた。

二人は、見つめ合い熱で燃え上がりそうな程熱く愛情深いキスを繰り返す。

「ん、っは…ね、拓哉さん♡おちんぽ舐めさせて♡」

「いいぞ…好きなだけしゃぶれ」

唇を離し、また見つめ合うと亜希は拓哉にフェラチオの許可を得る。

拓哉が優しく微笑むと、亜希は嬉しそうに拓哉の股ぐらに顔をうずめると、亀頭を舐め回しちんぽを根本まで舌を這わせ出した。

この二年で、亜希と拓哉を取り巻く様々な環境が大きく変わった。

特に、一番大きな変化を得たのは亜希の姉の里佳子だった。

カウンセリングは順調に進み、今や完全に日常を取り戻した里佳子は新しい恋人を作り、交際するまでに回復していた。

それもこれも、全て拓哉のおかげだった。

そして、亜希もこの二年で大きく変わった、いや変えられた。

会社経営のノウハウを教え込まれ、更にゴルフプレイヤーとしても会社経営者としての立場を強くするためのサポートの対価に、積極的にセックスを受け入れるようにと契約した亜希は、それを免罪符に拓哉と様々なところでセックスをした。

いや、セックスを楽しんだ。

深夜の公衆トイレで全裸になりセックス。

男性便器に向かって拓哉の手マンで潮吹きをぶちまけられた上に、立ち小便までさせられた。

更には、亜希が学生時代に通っていた女子校に深夜に侵入すると以前着ていた制服を着て、自分が勉強していた教室でもセックスをしたことがあった。

拓哉の自宅では、いつも媚薬をたかれ体が敏感になった状態でパイズリ奉仕をさせられ、セックスの前には必ず土下座でおねだりをするようにもさせられた。

フェラの仕方や、セックスの最中の腰使い、パイズリの仕方など全て拓哉の好みに合わせたものを教え込まれた。

だが、亜希はそれらに全て抵抗することはなかった。

勿論、それは契約にあったから、というものもあるが亜希が拓哉のセックスに与えられる快感に耐えられなくなっていたのが一番大きかった。

そこに、今までは終わりのない拓哉の庇護の元いつまで犯され続けるかわからなかったものと違い、自分が盤石な立場を手に入れ、拓哉の庇護を必要としなくなったときに今関係が終わるという希望。

そして、何よりも契約なのだからセックスを積極的に受け入れても、これは自分の意思ではないと言い訳できる事。

それが、亜希の限界に近づいていた最後の理性を完全に取っ払っていたのだ。

更に、拓哉はその間亜希のアナルの開発にも余念がなかった。

丸一日、アナルをちんぽで犯されつづけて穴が元に戻らないのではないか、と思ったほど犯された日は一日、二日の話しではない。

拓哉の巨根で、長く太いちんぽで犯されつづけたことで、アナルはもちろんまんこも柔軟に拓哉のサイズへと変えられ、しっかりと収縮し締め付け具合は抜群のまま、拓哉のちんぽを優しく包み込む、拓哉せんようのちんぽ穴まんこへと変わり果てていた。

アナルの練具合も、極上の穴と化しており膣穴よりも締まりがよく、ちんぽを一度咥えこめば抜群の吸引力でしゃぶりあげ、さらにアナルセックスだけでもアクメできるほど、亜希の体は開発されつくしていた。

亜希は今や、この世にまたとない最高の女の体として仕上がっていた。

セックスをありとあらゆる拓哉の好みに特化した形で教え込まれ、開発されていたのだが、それだけなら亜希はどこかで壊れて単なる色ボケ女になっていたかもしれない。

しかし、そうならず表ではしっかりとプロゴルファーであり会社経営者として立ち振る舞う事が出来ているのは、拓哉が亜希につけたもう一つの条件のおかげだった。

何と、拓哉は亜希以外の女との関係を全て断つ事を約束した。

それは勿論、温泉旅館の女将も例外ではない。

拓哉は、亜希がセックスを積極的に受け入れる代わりに、亜希だけを愛し恋人のように扱うと約束したのだった。

拓哉は、亜希の前で関係を持った女たちに連絡をして、亜希だけを今後は愛する事を告げて見せた。

そして、開発や調教以外のセックスの時は、今日のように高級ホテルのスイートルームで、甘い時間を与えた。

シャンパンを二人であけ、お風呂で体を洗い合い、甘い言葉をかけあい、キスを繰り返し情熱的で深いところで繋がり合うようなセックスを繰り返す。

亜希は、拓哉に快感だけを今まで与えられながらも何か満たされなかったのは、拓哉が自分だけを見てくれていなかったからだったことに気がついた。

そして、その唯一欠けたものを満たされたことで、亜希は完全に心のタガが外れて、拓哉を完全に受け入れるようになったのであった。

更に、拓哉自身も亜希を本気で愛するようになったことで、亜希のゴルファーとしてのサポートも自ら積極的に行うようになっていた。

施設の提供から、優秀なトレーナーとのマッチング、更に食事やトレーニングにおける健康管理に、メンタルケア。

一流アスリートとして成功するための全てを、拓哉は己の財と力を注ぎ込み、亜希に与えサ

ポートし続けた。

亜希は、自分のマゾ性を理解し調教は開発という形で性欲を満たしながらも、更に自分の全てを注ぎ込むかのように恋人のようにも愛してくれる。

そして、自分が危険な時は身を挺して守ってくれるようになった拓哉に、とうとう体だけでなく心までも捧げるようになってしまった。

そんな、充実した生活を送るようになったおかげで亜希はメンタルも安定し、ゴルファーとしての実力を更に高めることにつながり、賞金女王としての立場を確実なものしていく。

亜希にとって、拓哉はもう契約関係で体を差し出すだけの相手ではない、もう自分にとってなくてはならない最高のパートナーになっていたのだった。

「拓哉さん…愛してるわ♡」

「俺も、亜希だけを愛してる」

愛を交わす言葉を口にするだけで、亜希は蕩けそうな笑顔を浮かべ拓哉のちんぽを舐め回し、奉仕する。

「なあ、亜希」

「何?」

「今度の週末、オフだろ」

ちんぽを舐め回す亜希の頭を撫でながら、拓哉は今週の予定のことを話し出す。

「ええ、拓哉さんと一緒に過ごしたいわ…♡」

「なら、またあの旅館にいかないか?今度は二人で」

拓哉が、亜希を温泉旅行へと誘うと亜希は一度嬉しそうな顔を浮かべるも、どこか哀しそうな顔をする。

「気が乗らないか?」

「違うの…あそこは、だって…あの女将さんが…」

亜希は、拓哉へ今まで全く見せなかった嫉妬の感情を顕にする。

拓哉はそんな亜希の表情を見るや、顔をあげた亜希の体を優しく抱きとめた。

「勘違いするな、もうあの女将とは関係ない」

「あっ…ご、ごめんなさい…私、つい」

「いいんだ、勘違いさせて悪かった」

今日は恋人のような気分を過ごせる日、拓哉もいつも以上に優しく反省する亜希を慰めるように抱きしめる。

「でも、どうしてあの温泉へ?」

「知ってるだろ?あそこは子宝に恵まれる温泉だ」

「…それって…♡」

亜希は、拓哉の言葉に先程まで浮かべていた悲しげな表情が嘘だったかのような嬉しそうな笑顔を浮かべる。

「そういうことだ」

「嬉しい…♡孕ませて、拓哉さんと結婚したい…♡」

「もちろんだ、亜希…」

そういう亜希たちは、危険日でもお構いなしに中出しを楽しんでいた。

しかし、亜希はまだまだ現役ゴルファー、実際に妊娠するわけにはいかず、あくまでアフターピルを服用していた。

ただ、本気でいつか子供が出来てもいいと二人とも思っており、セックスは必ず中出し。

二人の、深い愛情が垣間見せる関係性を築いていた。

『えー、ここで速報が入って来ました。先日、ゴルフ会社の社長を狙った襲撃事件ですが、その犯人の裏にあのエルナ・ゴルフマネージメントの取締役がいたことが発覚しました。本日、エルナ・ゴルフマネージメントの五代氏と熊川氏が逮捕されたとのことです』

先日の亜希を襲撃した男の身元から、その裏にいたエルナ・ゴルフマネージメントの関与がとうとう明るみに出てしまった。

幹部たちは全員逮捕される、そんな姿が報道されていた。

更に、その事件を皮切りにエルナ・ゴルフマネージメントがおこなっていた脱税や、女性監禁暴行・海外売春・非合法の賭博など、今までその影響力と権力でもみ消していた犯罪行為が次々と暴かれていった。

連日、エルナ・ゴルフマネージメントの関与した犯罪が世に知らしめられたことで完全に倒

産。

ゴルフ界は、今や亜希の経営する会社が完全一強の状態になっていた。

「何だか、出来すぎね…」

「そういうこともあるさ」

亜希は、そんな報道を拓哉の自宅で一緒にソファに座り拓哉の肩に頭をあずけながら見ていた。

「拓哉さんが何か手を回したの?」

「さあ、どうだろうな?まあいいじゃないか、これでもう完全に危険はない。亜希もすっかり有名人になったしな」

これで、亜希を追い落とそうとする精力は完全に消え去った。

そして、亜希自身も自分の立場を確かなものとすることが出来た上に、ゴルフ界をはからずしも完全に掌握する形となった。

「…全部拓哉さんのおかげね、ありがとう♡」

この二年で、亜希の人生は今まで以上に大きく変わった。

かつては、エルナ・ゴルフマネージメントの謀略によりもう自分の人生も姉の里佳子の人生

も、先を見る事のできない絶望だけの世界だと思っていた。

一度は、そんな状況から救い出してはくれたものの、結局五代や熊川と同じく、自分の体を求めているだけだと思っていた拓哉との関係。

しかし、それは本当は五代や熊川たちとは全く違った。

男として最大級の力と魅力を持つ拓哉が、自分という女を手に入れるためにあらゆる努力を払ってくれた。

そして、今や自分も姉も二度と取り戻す事が出来ないと思っていた、最高に幸福な時間を過ごすことが出来ている。

「それじゃ、そろそろ出発しようか」

「ええ…温泉旅館でも、可愛がってね♡」

「もちろんだ…頭が蕩けるまでヤリまくろう」

「ふふ…あ、でも子供の前で、なんてもうやめてよ♡今度は、ちゃんと二人っきりで…ね?♡」

「わかってるさ」

拓哉と亜希は、家を出て車の中へと乗り込むと約束していた温泉旅館へと向けて出発する。

以前に、里佳子とまじえた3人で向かった時とは違う、今度は二人きりの恋人としての甘い時間を過ごすための温泉旅行。

亜希は、この幸せを噛み締めながら溢れ出そうなほど満たされるような感覚に、笑みをこぼしていた。

「拓哉さん」

「ん?」

車に乗り込み、運転しようとする拓哉を呼び振り向かせると、亜希は自分から拓哉の唇に深い

キスをした。

「ふふ…どうしたんだ?」

「愛してます…♡」

亜希は甘く蕩けた声で、拓哉への愛を告げる。

今この瞬間、最も女として満たされている時間を過ごす事ができている。

そう考えると、熊川たちとの自分の中で消したいはずの憎らしい記憶ですら、拓哉に出会い救われるための踏み台だったと思えば、むしろ良かったとすら思える。

亜希は、拓哉に夢中でいられるそんな時間に感謝していた。

3件のコメント

  1. お久しぶりです。
    以前涼皇のお話で感想を書かせていただきましたダガービーズです。
    美人ゴルファーの艶姿、たっぷりと堪能させていただきました。
    亜希は涼皇に似たしぶとさを持つ(Gカップのバストも)持つ姉思いの素晴らしい美女ですね、面白かったです。

    さて、故・綾守竜樹先生原作の御堂レイカ百姫夜行の二次創作の新作を連載で披露していただけるとのことで嬉しい限りです。
    Circulation(循環)…涼皇・澪・波音…神招姫たちの美身(からだ)特に涼皇の99センチの胸乳にどんな運命が待っているのか、4月7日を心待ちに楽しみにさせていただきます。

    それはそれとしてイフの世界の涼皇を描いたResurrectionですが、涼皇は原作では南方に完全に搾り尽くされ堕とされただろう松坂千鳥(ナイスバディの眼鏡っ娘の学芸員さん)を救えたのでしょうか?
    それと、ナグは命令違反したら涼皇を即凌辱してくるだろう神威とキサラと美冬をどうしたのでしょうか?
    流石に一人だと面倒そうだからイェグと二人でアレしちゃったりしたのでしょうか?
    あと、本編後に原作での妹たちの敗因である澪の欲求不満や波音の初心さを指導したりしたのでしょうか?

    更新が嬉しすぎて書きまくって申し訳ありません。
    何はともあれ、百姫夜行外伝~Circulation編~ 楽しみにしています。

    1. こんばんは、ダガービーズさん。
      ご感想ありがとうございます。
      涼皇のResurrectionですが、本当はナグとイェグを出し、いろいろする予定だったのですが、諸事情で断念しました。
      今回のCirculationはかなり色々なキャラを出すので、楽しみにしてくだされば幸いです。
      特にCirculationの次回の更新は1番お気に入りのシーンが出てきます。
      よろしくお願いします。

      1. お返事ありがとうございます。
        1番のお気に入りのシーン、首を長くして楽しみにさせていただきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です