御堂レイカ 外伝~地下鉄A筋線近辺では~

あらすじ

御堂レイカは(囮捜査班御堂レイカ 痴漢鉄道の亡霊)で一度は男どもにある普遍的な女性蔑視にあてられ、輪姦・調教され、この職業をやめようと思うが・・・同時にそれに戦う女の子の存在もいる・・・そのことの奇跡、この職業を続ける意味と再び続ける勇気と希望と意味を思い出す。
そんな中で、危険な電車での囮捜査でピンチをむかえるが・・・。
御堂レイカに相棒が出来るかもしれないという話です。


地下鉄A筋線近辺では、痴漢が頻繁におこなわれていた。
というのも、地下鉄A筋近辺を縄張りとしている痴漢の常習犯達がいたのだ。
そのグループのリーダーであるのが田中拓哉であった。
拓哉を筆頭に彼らの毒牙にかかった女性達は数知れず・・・。
被害も広がっていく一方だった。

そんな彼らの犯行に挑もうというのが御堂レイカである。
「ふん・・・あっけないわね。」
地下鉄A筋線に乗り込んだレイカは痴漢達をいとも簡単に一網打尽にしてしまった。
撒き餌にするには十分すぎるレイカの豊満な体に吸い寄せられるように男たちが寄って来た。
これまでの被害者女性と同じように甘く考えていたのだろう。
警戒することもなく、ただただ欲望のままにレイカの体に指や舌を這わせた。
内心「この程度なのね・・・」と思いつつ、艶めかしい演技を見せるレイカ。
馬鹿な男達は余計に興奮し、レイカの体を弄んだ。
とろけるような吐息、甘い嬌声、いやらしくビクビクと痙攣する体・・・それでなくとも魅力的すぎるレイカを感じさせているという男達の自負。
これでもかというほどに男達を興奮させ、油断したところをレイカは一気に畳み込んだ。
百戦錬磨の彼らも、レイカには勝てなかったのだ。
彼女の演技に引っ掛かり、彼女の豊かな肉体に溺れていくのも仕方のないことだろう。
それまで弱気な態度を見せていたレイカは一変し、女性とは思えないほどのものすごい力で彼らを拘束し、痛めつけた。
まさに圧巻であった。
男どもに弄ばれていた彼女が一発逆転と言わんばかりに、その形勢を逆転させたのだ。
演技とは言え体を弄ばれたレイカの艶めかしい吐息、男達の下品な息遣い、雄と雌の混じり合った独特のにおいが満員電車の中には、充満していた。
いよいよ現行犯逮捕という瞬間、偶然にもリーダーである拓哉の指がレイカのアナルをとらえた。
「・・・・・・ッ!」
レイカの背中が弓なりになる。
それと同時に、彼女の拘束が緩んだのを拓哉は見逃さなかった。
「(ひょっとして・・・)」
拓哉は偶然にもレイカの肉体の弱点を見つけてしまったのだ。
千手と幹部に全身を調教されているレイカ。
もともと弱い胸に加えて、尻と膣までこれでもかというほどに調教され、普段のレイカからは考えられないほどに乱されていたのだ。
拓哉の指がアナルをとらえた瞬間、そのときの調教の快感が一気に蘇った。
みっちりと中身のつまっていそうなボリュームたっぷりな尻からの異常な快感。
過去の調教で敏感になった体には十分すぎる刺激になった。
ほんの一瞬だった。
ほんの一瞬の出来事だったのだ。
レイカがアナルから全身に駆け巡る快感に身を委ねてしまったその一瞬の隙を突き、拓哉は彼女に媚薬入りの痺れガスを吸わさせた。
「くっ・・・・・・!」
ガスのせいでバランスを崩してしまうレイカ。
それでもさすがと言ったところか、痺れバランスを崩しながらも彼らを拘束していた。
だが、レイカの形勢が崩されるのと比例するように、彼らへの拘束も緩んでいった。
絶望の淵にあった彼らがその真っ暗闇の中で一筋の光を見つけたのだ。
緩んだ拘束、そして目の前には媚薬入りの痺れガスを吸わされた絶世の美女。
アイコンタクトをするまでもなく、男達の次の一手は決まっていた。
緩んだ拘束を抜け出し、ひとりがレイカのその豊満な巨乳に指を這わす。
「あ・・・・・・っ!」
いきなり弱点である胸を責められ、レイカの力が一気に抜けてしまう。
立場が入れ替わるかのように復活する男達としおらしくなるレイカ。
レイカへの反撃よりもその魅力的な体をどうにかしたいという欲望にかられ、次々と男達の手がレイカの体に伸びていく。
周りを男達に囲まれ、ただただその体を弄ばれていくレイカ。
「やめて・・・・・・っ!」
しぼり出したかのようなレイカの叫びも男達の荒い息の中にかき消えていく。
何人いるのかもわからない男達の手は、好き放題レイカの体を撫で、まさぐり、いたぶっていく。
ボリュームのある肉感的な尻たぶは揺さぶられ、揉まれ、擦り合わせられる。
「くっ・・・・・・ふぅ・・・・・・っ!」
拓哉の指で敏感になったアナル周辺も遠慮なく揉みこまれ、慈しまれる。
男の指と掌がレイカの肌の上でいやらしく動くたびに、尻たぶと真ん中の穴が疼く。
真ん中の穴からはいやらしい蜜が溢れ、ショーツを濡らしている。
それまでは息を飲むようにレイカの体を堪能していた男達だったがひとりがふと口を開いた。
「濡れすぎだろ・・・」
それまでレイカの体の魅力に飲み込まれていた男達だったが、その言葉でレイカが感じていることに改めて気づかされる。
「とんだ淫乱だな」
「どんだけ濡れるんだよ」
「気持ちいいんだろ?」
次々と男達の言葉がレイカに降り注がれる。
他の性感帯とは違う過去の異常な経験のせいで、尻への愛撫は自分では制御できない快感へと変わる。
「はぁっ・・・・・・だめぇ・・・・・・っ!」
レイカの本意に反して、その敏感すぎる肉体はその責めを憎たらしいほど素直に享受してしまう。
先ほどまで、レイカに捉えられていた弱気で臆病な雰囲気の男どもはそこにはいない。
少しずつ確実に自分たちが優位にあることを理解し、欲望のままに強気になっていく。
最初は探るような動きだった手や指も荒々しく、力強いものへと変わっていく。
グラマーなヒップから火がつき、その炎は次から次へと他の部分へ野火のように燃え広がる。
快感は全身に広がっていく一方だ。
レイカの中でもギリギリ制御できていた他の性感帯までも男達によって犯されていく。
腋、首筋、耳、臍など男達の指が手が舌がいやらしく下品に這い回る。
湿った水音に男達の荒い息が耳元でこだまする。
抑えきれない快感に思考が追い付かない。
気持ちでは拒んでいるのに、体がどこまでも受け入れてしまう快感に頭の中がめちゃくちゃにかき乱されてしまう。
レイカの鋼鉄の意志にも歪が生まれる。
媚薬と彼らのテクニックの化学反応で、肉体が意志を裏切り始めたのだ。
どんどん高ぶっていく肉体。
「(もしこのままいけば・・・)」
その予感がゾクゾクとレイカの背筋を駆け抜ける。
さらに媚薬と愛撫でその豊満な肉体は中から熱くなり、敏感な胸の先端といやらしくうねる膣奥と熱い尻が疼く。
腰回りが気怠くなり、体がずっしりと重く感じる。
痺れ薬が少しずつ肉体に回り、動きも鈍っている。
「(このままじゃまずい・・・・・・っ!)」
拘束を諦め、ひとまず逃げようとするレイカ。
だが、痴漢のひとりが逃がさんとばかりにレイカの腰を掴む。
力を振り絞り、フックで痴漢の顔面をぶっ飛ばすレイカ。
痴漢が顔面をおさえ、うずくまっている内に逃げ出した。
「ふぅ・・・どうにか逃げ出せたわね。」
電車から逃げ、一息入れるレイカ。
「・・・・・・っ!」
さて、これからどうするかと思いを巡らせたその瞬間、レイカは拓哉に拘束されていた。
「逃げ出せたと思ったかい?でも残念でした♪」
「(こいつ、いつの間に・・・・・・っ!)」
油断していたとは言えレイカに気取られることなく、近づいてきた上に拘束してしまう拓哉。
レイカの中でしまったという後悔と同時に、この拓哉という男への興味がほんの少し湧いていた。
ただ、だからといってすんなり懐柔されてやる義理はない。
「さて、絶世の美女を捕まえたわけだが・・・ふむ、どうしてやろうかねぇ・・・」
ニヤニヤと下卑た笑みを浮かべながら、拓哉はレイカを頭の先からつま先まで舐め回すような目で眺めた。
「フンッ、あなたみたいな男に私がどうこうできるのかしらね。」
拘束されながらも、レイカは毅然としている。
はったりでもなんでもない、レイカの本心だった。
いつもと変わらないレイカがそこにいた。
「ほぅ・・・・・・」
拓哉は意外そうに目を見開いて、先ほどとは違った笑みを浮かべた。
今度は体ではなく、レイカの目をしっかりと見据えている。
「(普通なら怖がったり、はったりの虚勢を張るものだが・・・。)」
先ほどまで散々男達の汚い手や指、舌で嬲られていた彼女だが、その眼光は全く鈍っておらず、いつも通り気高いままだった。
「(これはなかなか・・・・・・)」
拓哉はそんな初めての女に、絶対にものにしたいと強い気持ちを抱いた。
このとき、拓哉にはそのまま仲間を集めて力づくでレイカを責める手もあった。
だが、拓哉はあえてその選択はしなかった。
レイカの魅力的でグラマラスなボディと色気、気高さを独り占めしたいと考えたのだ。
高身長に鍛え抜かれた筋肉、整った顔立ち、有名大学を卒業し、金も才能も持ち合わせている。
女に困ったことも当然ない。
世の男達の理想を具現化したような存在の拓哉だが、レイカには他の女とは違った特別なものを感じた。
「(この女をどうしてやろう・・・・・・。)」
拓哉の中である考えが浮かんだ。
「よし、提案だ。」
レイカが顔を上げ、拓哉の次の言葉を待つ。
「俺には、今ここで仲間を呼ぶこともできる。ただ、それはしないでおこう。その代わりに、俺とあんたでホテルでイカせあいをしようぜ。で、負けたほうが相手の言うことを聞くのさ。」
意外な提案にレイカは内心戸惑った。
ただ、すぐに思考を切り替え、状況を冷静に分析していく。
「(今の私は痺れ薬と媚薬で思うように動けない・・・もし、この提案を断ったとして仲間を呼ばれたら・・・)」
拓哉を含め、仲間の男達に力づくで押し倒され、縛られ、尻を揉まれ、挿入され、巨乳を好き勝手揉まれ・・・その後の展開は言うまでもなくわかっていた。
気持ちでは拒んでいても体が勝手に感じて、かつてのように快感地獄に堕ちるだけだ。
過去の凌辱が一瞬でフラッシュバックし、怖さと微かな期待を感じる。
自分でもうまく処理できないこの感情を無理やり飲むこむと、「・・・・・・その提案、乗ったわ。」と拓哉を受け入れた。
正直なところ、千手とその幹部に調教されたこの肉体でどこまで拓哉に勝てるのかまったくわからない。
ただ、だからといってレイカはそんな弱気な姿勢を見せるような女ではない。
虚勢を張るわけでもなく、相変わらず毅然とした彼女の態度に拓哉はますますモノにしたいという気持ちを強めていった。

「はぁっ・・・はぁっ・・・」
「んっ・・・あ・・・っ!」
安物のホテルの一室。
男と女の浅く官能的な息遣いと艶声が充満している。
ホテルの部屋に到着すると、拓哉はレイカをお姫様のように丁重に扱った。
彼なりの気遣い、またこれからこの女をモノにするという興奮を悟られまいという紳士的な態度でもあった。
レイカは顔を背けながらもされるがままにされている。
覚悟は決めていたものの、普段は女王様気質の自分がお姫様のように扱われることが気に入らなかった。
本当なら引っ叩いてやりたいくらいだが、いまだに媚薬と痺れガスで思うように体が動かないのだ。
「(思うように動かせるようになったら一発お見舞いしてやるわ・・・。)」
いろいろなことを頭の中に巡らせながら、拓哉に身を任せるレイカ。
拓哉はいきなり脱がせるようなことはせず、むしろ触れてはいけないものに触れるかのように慎重に手を添えていく。
愛おしそうに口づけし、レイカの曲線を確かめるように撫でていく。
普段のレイカにとっては刺激でもなんでもないものだが、媚薬が効いて敏感になっているレイカの体には十分すぎる快感だった。
確かめるような長くねっとりとしたキスも優しく這わせる手や指も焦らされているようで、ビクビクと体が跳ねてしまう。
敏感な胸も尻も軽く優しく撫でるだけだ。
「(なんなの・・・こいつ・・・っ!)」
じれったい感じに怒りを覚えつつ、やまない快感に耐えるレイカ。
「感じてる?」
ニヤニヤしながら拓哉が問いかける。
「フンッ、全然よ。」
余裕の笑みを浮かべてレイカが答える。
余裕の表情を作ったものの、息も上がり、頬も紅潮している。
汗ばんだ肌に綺麗なブロンドヘアーがはりつく。
「それは残念だ・・・」
明らかに本心ではない言葉を吐きながら、拓哉はレイカの首元に顔をうずめる。
脱がせることなく、露出している綺麗な白肌に優しいキスを落とし、服の上から体を優しく撫でる・・・ただ、それだけなのにレイカの息はどんどん上がっていく。
拓哉が決して触れないショーツの中は、はしたないほどにびしょびしょに濡れていた。
「(もういい加減にして・・・いつまで続ける気なの・・・っ!)」
レイカが拓哉に言葉を投げようとしたその瞬間、拓哉がレイカの乳首を強くひねった。
「ひぃっ!」
予期せぬ快感、それもこれまでのものとは比較にならないほどの大きな快感にレイカは自分でも驚くほど恥ずかしい声を上げてしまう。
上半身は弓なりになり、快感が全身を駆け巡る。
「ふぅん、胸も弱いんだ・・・」
意地悪そうな笑みを見せた拓哉は、服の上からこれまでとはうって変わって激しく胸を責めた。
レイカの乳首をつまみ上げ、その豊満な胸の弾力を楽しむように乳首を引っ張る。
かと思えば、乳首をその豊満な胸の中に埋めてみたり、指先で弾いてみたり。
「あっ!だめ・・・・・・っ!」
これまで散々焦らされたレイカの体はたまったマグマが爆発するように激しく反応する。
上半身だけではなく、足までもガクガクと震わせる。
「気持ちいい?」
耳元でいやらしく拓哉が囁く。
「・・・・・・っ!」
レイカは激しく首を横に振る。
「そうかい・・・」
残念そうに、でも楽しそうに拓哉がレイカを見る。
レイカの反応を見て、ここだと思ったのか拓哉はレイカの服を脱がせ始めた。
慣れた手つきでレイカの服を脱がせていくが、いちいち手つきがいやらしい。
あえて布で乳首をこすったり、乳首を弾いたりするのだ。
その度にレイカもビクビクと反応してしまう。
いよいよショーツ1枚になったが、レイカは拓哉の顔を見ることができなかった。
自分でも恥ずかしいほどに濡れているのがわかっているからだ。
それをわかった上で拓哉はショーツを最後に残したのだ。
「下まで染みてる・・・これ自分でもわかってたでしょ?」
「これだけ濡らして感じてないは通じないんじゃない・・・?」
じわじわと拓哉が言葉で追い詰めていく。
レイカは頬が紅潮するのを感じながらも、拓哉から顔を背ける。
ショーツの意味をなしていない布の上から、割れ目を指でなぞる。
直接なぞったかのように拓哉の指はテラテラと濡れ輝いている。
充血しているであろうクリトリスもショーツの上から主張をしている。
主張しているそれを拓哉は指先とカリカリと責める。
本人の意思に反して、腰がガクガクと浮き出す。
ショーツの上から割れ目やクリトリスを責め、満足したのか拓哉は最後の1枚となったショーツをレイカからはぎ取る。
だらしなく、艶めかしく濡れた秘部に真っ赤に充血し大きくなっているクリトリス。
拓哉はゾクゾクとした興奮を覚えた。
ダラダラと涎を垂らしながらヒクついているそこ中指を入れる。
何の抵抗もなく、するりと中に入るものの中では待ちわびていたかのように肉壁がまとわりついてくる。
顔を背けたレイカを見つめながら、空いている手で乳首をつまむ。
レイカの口元が歪む。
上半身は弓なりになり、膣内は強烈な締め付けで中指を咥え込む。
中指で確かめるように中をかき回し、一度抜こうとすると「行かないで」と縋るように名残惜しそうに肉壁が絡みついてくる。
半分ほど中指を抜いたところで指をもう1本増やし、2本の指でレイカの中を犯していく。
息は上がり、頬も紅潮しているものの、つれない顔をしているレイカ。
つれない表情からは考えられないほどに、ねっとりといやらしく指を2本咥え込んで離さない。
感じているのは明らかなのに強がるレイカを愛おしく感じるようになっていた。
すました表情もいいのだが、快感に歪む顔も見たい。
これまでにも何度か快感で表情が変わっているものの、まだレイカには余裕があるように見える。
拓哉はレイカの中に埋めた指に力を入れた。
これまでとはうって変わって激しくぐちゅぐちゅと音を立てて、2本の指をレイカの中で激しく暴れさせた。
とどめと言わんばかりに親指でクリトリスを押しつぶすようにグリグリと責め、空いた手で乳首を強くつまみ手のひら全体で激しく胸を揉みしだいた。
「あっ!あぁっ!いやぁ・・・・・・っ!」
これまでで一番激しくレイカが反応し、表情を崩した。
指の動きを封じようとしているのではないかというくらいに膣内も激しくうねる。
拓哉の指を飲み込み自分でもわかるくらいに激しく締め付け離そうとしない膣内、拓哉の指によって立てられるねっとりとした湿った音が室内に響き渡る。
恥ずかしさと快感でどうにかなってしまいそうだった。
ホテルに着いてからそれほど時間は経っていないはずなのに、レイカはもう何時間も拓哉に責められているような感覚になっていた。
拓哉もレイカもお互いに余裕がなくなっていた。
特に、拓哉は女性として完璧な顔とスタイルのレイカが乱れるのを目の当たりにして限界に達していた。
張り裂けんばかりのものがそこにあるのだ。
はぁはぁと息も荒く、ぐったりとしているレイカの前で、拓哉が我慢できない様子で服を脱ぎ始める。
「(イカせあいどころじゃねぇな・・・)」
一般の男性の男根よりも一回りも二回りも立派なそれは、一目見ただけで限界が近いのがわかるほどになっていた。
ぐったりとしているレイカの足を広げ、その大きなものを一気に根元まで挿入する。
女性によっては入らないほどの大きさものをレイカはしっかりと奥まで咥え込み、喜ぶようにその男根を肉壁で締め付ける。
「やぁ・・・・・・っ!」
レイカはかたく目を閉じ、足のつま先をぐっと丸めている。
快感に悶えるという表現がぴったりの反応に満足しつつ、拓哉のほうもそう余裕はないようだ。
「くっ・・・・・・!」
普段では声を漏らすことのない拓哉だが、レイカの膣内のあまりの快感に吐息も声も自然に漏れ出てしまう。
数回、レイカに腰を打ち付けると果ててしまった。
自分でも驚くほどに早く果ててしまったが、レイカを目の前にしているからかその男根のかたさも大きさも射精前と変わることはない。
ビクビクとしているレイカにお構いなしにその男根を挿入していく。
「はぁ・・・ん・・・」
相変わらずすごい締め付けにすぐ果てそうになるが、1回出しているためか最初よりは長く持つようになったらしく、レイカの表情を楽しむ余裕もできている。
腰を打ち付けるたびにレイカから漏れる「あっあっ」という声がどんどん甘い響きに変わっていく。
2回目3回目とどんどんレイカの膣内のその快感に耐えるテクニックを身に着けた拓哉は、レイカの反応をねっとりとした目で楽しむ。
一度彼が射精するたびに、5回はイってしまうレイカ。
情けない声を出し、余裕の表情で拓哉から見下ろされる。
かつては童貞ハンターと言われ、攻撃的なフェロモンをまき散らしている自分がここまで追い込まれている・・・しかも追い込まれているのに、それが気持ちいい・・・このことにレイカは気づいてしまった。
恐怖を感じながらも、快感に飲まれていくレイカ。
「ふふふ・・・イかせあいなんて言うから期待してたけど、この程度なのね。」
すでに軽く10回以上イっているレイカだが、表情を作り、拓哉の上に乗った。
「じゃあ、手ほどきをお願いしようかね。」
拓哉もすでに何回か果てているはずだが、まるでまだ1回も射精していないかのようなかたさと大きさのものがそそり立っている。
拓哉の鍛えられた胸筋と腹筋に手をつき、拓哉のものにゆっくりと腰を沈めていく。
ぷちゅっと音を立てながら拓哉の先端がレイカの中を押し広げながら入ってくる。
根元まで飲み込んだ頃には、レイカはすでにイっていた。
膣内が痙攣し、愛おしいものを離したくないと言わんばかりに拓哉の男根に絡みつく。
きゅうきゅうと締め付けると、余計に拓哉の男根の大きさや形が明確になり、圧迫感も大きくなる。
ハリのあるたわわな胸をぶるんぶるんと激しく揺らしながら、騎乗位で拓哉を責めるレイカ。
拓哉は満足げにそれを眺めていた。
モノにしたい女が自分のほうから上にまたがり、腰を振っているのだ。
快感に身悶えながら、耐えながら・・・。
もう何度もイっているはずなのに懸命に腰を振り続けるレイカを愛おしく感じ、その胸に指を這わせる。
優しく揉みしだき、乳首を転がす。
レイカの膣内の締め付けもさらに増していくが、拓哉にとってはそれも愛おしい。
両方の乳首を強くひねる。
「・・・・・・っ!」
声にならない声を上げ、痛いほどに締め付けてくる。
レイカのほうはもう何度絶頂を迎えたかわからない。
「はぁはぁ・・・イってない・・・勝負はまだこれからなんだから・・・」
ビクビクと痙攣をしながらもその痙攣を隠し、必死にイってないっと言うレイカ。
膣内の収縮、足先の痙攣、ドっと吹き出した汗と一瞬の硬直後の痙攣。
当然、拓哉にはレイカが何度も達していることはわかっていた。
アクメに達し、極まった快感のせいでレイカは拓哉の上でぐったりとしていた。
さすがにこれだけイけばもう自分からは腰を振れないだろうレイカを拓哉は優しく抱き締めた。
ハリがありつつ柔らかいレイカの巨乳の感触を頬に感じながら、拓哉は彼女を回転させバックの体勢にした。
拓哉の男根がレイカの膣内でこすれ、「あぁん」と甘い声がレイカから漏れる。
アクメ後で力の入らないレイカは、その大きな尻だけを突き上げ拓哉におねがりでもしているかのような姿勢になった。
恥ずかしくとも、腕に力が入らないのだ。
「いやぁ、絶景!絶景!」
拓哉からは大きな尻から流れるように白い背中が見え、そこから大振りな胸がはみ出している。
汗ばむ背中や首筋にはブロンドヘアーがはり付き、キラキラと輝いている。
気の強そうないい女が快感に悶え、表情を歪めているのだ。
拓哉の男根を咥え込んで離さない、それどころか「もっと」と言わんばかりに絡みつく膣内に拓哉は激しく腰を打ち付ける。
大きな拓哉のものを出し入れするたびに、めぐれ上がる肉は真っ赤に充血している。
シーツを握りしめ、快感に耐えているレイカ。
この姿は拓哉の独占欲、支配欲を満たすのに十分だった。
もちろん、拓哉の責めはこれだけでは終わらない。
レイカの豊かで張りのある尻肉をこれでもかっと広げ、アナル丸出しの状態で、ガンガン突き上げるのだ。
擦られ、リズミカルに打ち付け、かき回し、レイカをめちゃくちゃにする。
「はぁ・・・はぁ・・・ダメぇ・・・・・・っ!」
息も絶え絶えのレイカが消え入りそうな声を出す。
さすがのレイカも一番見られたくない穴を丸見えにされるのは恥ずかしいらしく、手でアナルを隠そうとする。
その手を拓哉に掴まれ、さらに激しくピストンされる。
「いやぁ!あっ・・・あっ・・・!」
拓哉は自身のもう片方の手の指に膣からの愛液を付け、その指をアナルにねじ込んだ。
レイカのアナルは、千手とその一味のせいで開発されきっていた。
拓哉はそのアナルに躊躇なく、指を入れてきたのだ。
普通のセックスや自慰では決してたどり着くことのできない快感。
言葉では表現できないようなすさまじい快感がレイカの体に駆け巡る。
予想することのできない人間の本能を目覚めさせるような野性味のある快感にレイカは、飲み込まれる。
「あぁー!いやぁー!」
喘ぎすぎてかすれてしまった声で絶叫するレイカ。
本能のままに遠吠えのような声を上げ、それまでぐったりとしていた体に力が入る。
「Sに見せかけて、めちゃめちゃエロに弱いんだ?」
「アナルも開発済みだし、これは相当のアナルマニアだろ?あんた・・・」
「アナルが一番いいんだ?変態だな・・・」
レイカの耳元で言葉責めする拓哉。
快感の中に溺れそうでもまだ自我を保っているレイカ。
「(言わせておけば・・・・・・っ!)」
悔しさにせめて何か反論しようとすると、拓哉はレイカのアナルに入れた親指を回転させ、ギュポギュポっと出し入れさせながら、ペニスと交互に突き始める。
アナルのほうまで圧迫するほどの拓哉の男根と拓哉の親指が肉壁一枚を隔てて、こすれ合う。
それだけでもゾクゾクするほどの快感なのに、拓哉のテクニックで休む間もなく快感を与え続けられるレイカ。
「ふぅん・・・・・・っ!」
悔しい感情は一気に吹き飛び、その代わりに言葉にならないほどの強烈な快感が襲ってくる。
どこか懐かしさを感じさせる快感に恥も外聞もなく、艶声を上げるレイカ。
一瞬でも思考を巡らそうとしても、それをかき消してしまうほどの快感を与えられてしまう。
悔しさ、快感、期待・・・いろいろなものが入り交じり、ただただ拓哉に身を任せるしかないレイカ。
レイカの体と反応を楽しみながら、今度はレイカの胸に手を伸ばす拓哉。
そのまま大きめの手にも余るほどの女のシンボルを揉みしだき、揺さぶりながらバックで激しく責める。
先ほどとはまた違う快感を受け入れるレイカの体は小刻みにビクビクと震えている。
乳首をつねられると、体が大きくビクンと跳ねてしまう。
「ふぅ・・・もぉ・・・だめぇ・・・・・・っ!」
強い快感に声を出すまいと耐えようとするも、少しずつ甘い声が漏れてしまう。
普段の彼女を構成している強い自我が拓哉という男に抱かれ、好き勝手に揉まれ、抓まれ、擦られ、蕩けていく。
真っ白い快感の中でただそれを受け入れるだけの女になってしまう。
このままではいけないと思いつつも、このままもっと先にいってみたいという気持ちのせめぎ合い。
それも大きな快感に流されていき、ただただ矯正を上げるのみになってしまう。
バックでガクガクになり、ベッドの上に倒れ込むレイカ。
消耗はしているものの、まだまだ余裕の拓哉は倒れ込んだレイカを仰向けにし、また正常位ではめ込む。
そのままレイカのぐったりとした上半身を持ち上げ、対面座位に持ち込んだ。
持ち上げられた瞬間に拓哉のものがズブリと根元まで入ってきて、レイカは「アーッ!」と叫び声を上げる。
その叫び声も拓哉のキスに吸い込まれ、お互いに貪るように絡みつく。
母親に泣きつく子どものようにレイカは拓哉の体に抱き付き、拓哉はお構いなしにレイカの尻を掴み動かしていく。
対面座位のまま、レイカの向きを変え、そのまま今度は背面座位に持っていく。
いいところに当たるのか、レイカは無意識のうちに自分のほうから腰を振っていた。
後ろからレイカの両胸を揉みしだく。
大きな胸を持ち上げ、乳輪を焦らすように撫で、乳首をひねったり、先端を指先でカリカリと引っかいてみたりと好き放題にレイカの胸をいじる拓哉。
止まらない快感に逃げようとじたばたするレイカだが、その動きで余計に拓哉の男根がいいところに当たってしまい快感の波にのまれていく。
首筋や耳をねっとりと舐め上げ、じゅるじゅると音を立てて吸い上げる。
両の胸をいじっていた手を片方、下の方に持っていく。
ぷっくりと主張しているクリトリスを優しく擦り上げると、先ほどとは違う反応が見られる。
「そこはダメ・・・・・・っ!」
レイカの悲痛な叫びも虚しく、充血したクリトリスを指先で挟みクリクリと転がしていく。
とてつもない快感に「あっ」「ひぃっ」と声にならない声を上げるレイカ。
耳、首筋、胸、クリトリス、膣内にはまだまだかたくて大きい拓哉の男根。
3点責めどころではない、すさまじい快感に何も考えられなくなる。
大きくなったクリトリスをしごくように責めると、膣内は拓哉の男根をこれでもかというほどに締め付ける。
その後は、後側位に後背位、足腰が立たなくなるほどガクガクなレイカを無理矢理立たせての後背立位に対面立位とさまざまな体位でレイカを犯した。
窓際に立たせての立位は、ガラス越しのレイカの蕩けきった表情がこれ以上ないほどに拓哉の心を満たした。
拓哉も相当な回数果てているはずだが、レイカはその比ではない。
それこそ数えるのも馬鹿らしいほどのアクメ数になっているだろう。
抵抗する力もなく、ただ快感を受け入れるだけのレイカ。
その朦朧とする意識の中で拓哉はいつの間にかコンドームを外していた。
何回中に出されたのかもわからない。
ただ、コンドームを外すと拓哉のものがより大きくかたく感じ、中に出された温かさにもレイカは興奮していた。
「中に出されるほうが感じる?これはとんだ変態だ。」
拓哉は余裕な言葉と態度を見せながらも、腰が止まらないといった様子で蕩けきったレイカを夢中で責める。
何度レイカの中にその精を吐き出しても、男根は硬くなる一方だった。
何度も中に出しているせいか、レイカの中からは拓哉の吐き出した精がトロリと垂れてくる。
中が自分の精とレイカの愛液でぐちゃぐちゃになっていると思うと、拓哉は余計に興奮し、その中をかき混ぜるように激しく突き上げた。
段差のある拓哉の男根と反り長い陰茎が膣壁を擦り、レイカの奥をノックし、リズミカルに掻き出される。
激しく突かれ、掻き出され、何も考えられないほどの快感がレイカの全身を走り抜ける。
彼女の興奮を証明するかのように、小陰唇は厚くなり、膣壁は収縮し、柔らかく拓哉の男根を包み、激しく締め付ける。
千手やその幹部のときも確かに感じていたし、快感に飲まれていた。
しかし、それはとはまた違う快感だった。
拓哉のどこか愛情のある手つきとこちらを求めてくる激しすぎる雰囲気・・・これらがレイカにより深い快感を与えてくるのだ。
尻と膣を交互に、同時に犯され、その魅惑的な膨らみを乳首ごと揉まれ、吸われ、伸ばされ・・・すべての快感を味わい尽くすくらいに拓哉はレイカの体を求めた。
レイカのほうも負けじと、拓哉をパイズリや騎乗位、ディープスロート、手コキで責めた。
ハリのある柔らかな胸でのパイズリ、絶世の美女が自ら腰を振る激しい騎乗位、何本もの男根を咥えてきたのであろうねっとりとしたディープスロート、指先まで性をまとった手での手コキ・・・女性経験の豊富な拓哉でさえ、これほどまでの経験はないというくらいのものだった。
中でもディープスロートと手コキは搾り取られるのではないかと、一瞬でも拓哉が不安になるほどであった。
大きな拓哉のものを咥え込み、舌を這わせ、じっくりねっとりと責めた。
アクメ後のガクガクになっているレイカがしていると思うと、余計に拓哉は興奮した。
しっかりと玉のほうまで手で転がし、丁寧に舌で舐め上げ、優しいキスを落としていく。
拓哉がその精をレイカの口内に吐き出した後には、綺麗に飲み干し、「もっともっと」と言わんばかりに先端を吸い上げた。
興奮した拓哉がレイカの頭を押さえ込み、激しく喉の奥に出し入れしてもえづくことなく、喉の奥まで使ってしごき上げた。
手ではここまでの快感はあるまいと思っていたものの、指1本1本がまるで別の生き物のように男根を這い回り、レーダーがついているかのように正確にいいところを見つけてくる。
玉から先端までもれなく指と手を這わせ、まさに手で搾り取られるように精を吐き出した。
レイカのほうが確実に多くイっているものの、お互いに一晩中のイカせあいをしたのだ。
いや、もはやイカせないなどという甘いものではなかった。
本能のままにお互いに性を貪り合ったのだ。
男と女の肉体が絡まり、喘ぎ、その情事後の独特なにおいはホテルの部屋に充満していた。

数日後、地下鉄A筋線の痴漢は激減していた。
というのも、そのほとんどが鉄道警察隊に捕まっていたのだ。

「いい感じに捕まえられただろ?」
男はニタニタと笑いながら、無遠慮に女の腰を掴んだ。
女は仕方ないわねといった表情を浮かべながら、男を見上げる。
「まぁまぁね。もちろん、他の鉄道の情報もあるんでしょうね?」
キスできる距離で女は男の瞳を見ながらそう問いかける。
その問いかけに、ふふんと顔に書いてあるかのような表情を見せる男。
「もちろん。今日教えるから・・・いいだろ?」
厚みある唇にキスしながら女の象徴に相応しい大きさの胸を揉み揺さぶり、その張りと柔らかさを堪能する。
「んっ」
セクシーな艶声を出し、自ら舌を出し拓哉を誘うレイカ。
くちゅくちゅっと艶めかしい音が響き、貪り合うようにキスをするふたり。
「今夜22時にいつものホテルでね」
妖艶に濡れた瞳で余裕たっぷりな笑みを浮かべ、拓哉の耳元でそう囁くレイカ。

拓哉は直近の仲間もすべて売り、ネットワークを使い他の鉄道を縄張りにしている奴らも売り始めたのだ。
拓哉自らも痴漢はしないとレイカに約束させられたが、その代わり得たものに満足している。
(痴漢なんてしなくてもあいつがいればな・・・)

「使えるものは使わないとね」
そうつぶやきながら、どこか22時を期待している自分もいることにレイカは気づいているのか。

                                        終


これはbc8c3zがあらすじ・設定を作り、それを元に中田ゲーナ先生に書いてもらった綾守竜樹先生の御堂レイカの2次創作です。
綾守竜樹先生のファンの方に読んでいただければ、それに勝る喜びはありません。
一瞬でも先生がいなくなったことの皆さんの孔を埋めれれば幸いです。
感想があれば励みになりますのでお書きください。
またアンケートだけでもいただけたら今後の参考になりますので入れてください。
よろしくお願いします。

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